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Last-modified: 2023-02-27 (月) 17:54:10

カムイ「お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
アリヤ「カムイ」
リュール「どうかしましたか?」
カムイ「折角会ったから甘えたくなって、んふふ~」
リュール「あらあら、随分甘えん坊ですね、カムイは」
カムイ「だって嬉しいんだもん、血が繋がってても竜の力を持ってるのは兄弟であたしだけだったから」
アリヤ「成程」
カムイ「ね、お兄ちゃん達も仕事探してるんでしょ、あたしもできる限り協力するから、何でも言ってね」
アリヤ「そういえば、カムイは会社を経営してるって言ってましたね」
リュール「それも大企業を」
カムイ「まぁね!」
リュール「しばらく寝ている間に、立派になりましたね」ナデナデ
カムイ「エヘヘ~、きょうだいだけあってお姉ちゃんのナデナデも気持ちいいけど、今度はあたしも撫でたいな
    ああそうだ、お姉ちゃん達と話したい子達、他にもいたんだった」
リュール「そうなんですか?」

 
 

チキ「初めまして、アリヤお義兄ちゃん、リュールお義姉ちゃん、神竜族のチキです」
アリヤ「は、はじめまして、これはご丁寧に」
リュール「お姉ちゃん? この子も、いつの間に出来た妹なのですか? それも神竜の」
カムイ「義理の、ね、チキちゃんはエフラムお兄ちゃんのお嫁さんだから」
アリヤ「お嫁さん!?」
リュール「え、失礼ですがこんな小さいのに? 色々な変化があると聞いていましたが、いきなり凄い事になってません?」
カムイ「まぁねぇ、でもそれだけじゃないんだ」

 

ミルラ「はじめまして、神竜族のミルラです、エフラムお兄ちゃんのお嫁さんの一人です……今回は出遅れませんでした」
ファ「はじめまして!! しんりゅうのファだよ!! お兄ちゃんのおよめさんなの!!」
ノノ「やっほー!! お嫁さんの一人で神竜族のノノだよ!!」
ンン「お母さん、挨拶くらいちゃんとするですよ……あ、始めまして、ノノお母さんの娘でンンと言います」
イドゥン「はじめまして……エフラムさんのお嫁さんの一人で魔竜族のイドゥンです」
ソフィーヤ「くぉ……ソフィーヤです、竜族のハーフ……です」
大人チキ「はじめまして、チキよ、詳しい話は飛ばすけど、先程のチキとは歳違いの同一人物なの」
エンブラ「ぅ~……めんどくせー、エンブラ、エフラムの嫁、憑竜とか言われてる、まーよろしく」

 

アリヤ「え?え?え?」
リュール「ど、どういう事ですか? エフラムに一体何が……」
ナーガ「まぁ二人とも、落ち着きなさいな」
アリヤ「あ、あなたは?」
ナーガ「私はナーガ、神竜族でエフラムの嫁の一人、チキ達の母親でもあるわ、あなた達はルミエルの義息子達だったわね」
リュール「母さんを知ってるんですか?」
ナーガ「これでも神の一柱ですから、彼女から色々聞いてるわ」
    (と言うより会合の連絡のためにチャットグループに入れたら凄い勢いで息子娘自慢されたのよね)
アリヤ「そ、その、ご挨拶が遅れました、神竜族のアリヤです」
リュール「同じくリュールです」
ナーガ「ええ、ご丁寧にありがとう」
アリヤ「それで、その、ナーガ様や皆さんはエフラムとどのように……」
ナーガ「そうね、きっかけは色々ね、チキ達みたいに以前からの関わりで最終的に愛を育んだ子達もいるし、私の様に小さなきっかけから結ばれたものもいるわ。
    それでも共通して言えるのは、私も含めて、エフラムを心から愛していることよ」
リュール「そうなんですね」
ナーガ「いきなりで戸惑っているのは確かだけど、まず言えることは私達はあなた達と義姉妹の関係にあるわ、今後とも、よろしくね」
リュール「は、はい、そうですね、よろしくお願いします、ナーガ様、皆さん」
ナーガ「気持ちはわかるけど流石に義兄弟から様付けは堅いわね、とはいえエフラムも似たものだったし、ゆっくり気軽に話して貰えると嬉しいわ」
アリヤ「は、はい、申し訳ありません」

 

その後

 

ナギ「始めまして……ナーガの娘でチキ達の姉のナギです、アイクのお嫁さんの一人……」
リュール「アイクもお嫁さんが多いようですが竜族の方もいたんですね」
アリヤ「血の繋がりも驚いたのですがなんとなく仲良くなれそうな……」

 

レア「始めまして、ベレトの嫁で竜族の一人、レアと申します、ガルグ=マク学園の学園長を努めております。お母様共々よろしくお願いいたします」
ソティス「肩書きが色々あるやつじゃが畏まらなくても良いぞ、わしはソティス、ベレトの嫁じゃ、よろしくの、義兄達よ」
アリヤ「ま、また凄い方々が来ましたね」
リュール「とは言え先程のナーガ様の用に家族ですから仲良くしたいですね。」

 

ニニアン「始めましてお義兄様、お義姉様、エリウッド様の嫁で氷竜族のニニアンと申します」
アリヤ「エリウッドにも可愛いお嫁さんが出来てたんですね、そしてこちらも竜とは」
リュール「体の弱い子ですから支えてもらえるとありがたいですね」

 

ユリア「始めまして、セリス様の嫁で神竜族の血を引くもの、ユリアと申します」
リュール「あれ、セリスの……お嫁さん? 同性の?」
アリヤ「……あ、今思い出したけどセリス……男の子でした」
リュール「長年会わずにいて、すっかり勘違いしてました」

 

ルフレ「ユリアさんと似た立場だと私もそうですね、始めまして、ルフレと申します。 クロムさんの妻で、邪竜の血をひいてます、こちらは私達の子でルキナとマークです」
子ルキナ「よろしくおねがいします」
子マーク「お、おねがい……します」
リュール「まさかお嫁さんどころか子供迄いたとは……」
アリヤ「私達もいつの間にか伯父さん伯母さんとは、驚きより感慨深いですね」

 
 

カムイ「お兄ちゃん、お姉ちゃん、お疲れ様、どうだった?」
アリヤ「どうと言っても只々圧倒されましたね」
リュール「弟妹達の結婚もそうですが我が家にこんなに竜が集まってたとは」
カムイ「流石に驚くよねぇ、元々お兄ちゃん達竜王家と関わり深かったから、でも会った感じどうだったかな?」
アリヤ「感じは良かったですよ、みんな良い人でしたし仲良くできそうです」
リュール「今後もお話できたら良いですね」
カムイ「なら良かった、色々困ったら言ってね、仕事でも生活でも、私もお兄ちゃん達も協力するから」
リュール「ありがとうございます」
アリヤ「その時は、お願いしますね」