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Last-modified: 2023-03-05 (日) 23:06:22

リーフ「アガがが……」

 

クロム「な……なんて恐ろしい」
エリウッド「今回に関してはエイリークたちも容赦しなかったみたいだね」
ベレス「ドロテア達も随分お冠だったからね」
セリカ「フン! 自業自得よ!」
リュール「流石にこれは擁護出来ませんね」
ヘクトル「でもよ、これでリーフが懲りると思うか?」
エフラム「確かに、あいつの無限の生命力と再生力を考えるといずれは元に戻りそうだな」
マルス「ある意味逆の意味で信頼感がついていますからね、でも流石に今回は腐り落ちたモノからの再生はかなり時間がかかるだろうし。
    再生してもそこから不能が治るまでかかるでしょうから、多少は大人しくできるでしょう」
アリヤ「今回オルテンシア達から直接の悪評が広まるでしょうし、可哀想ですがエレオス区出禁も、時間の問題かもしれませんね」
シグルド「本当に……本当になんとかならないものかなぁ」

 

腐り落ちたポークビッツはクロードの研究室で冷凍保存され、研究の対象となっていた。
そんなキチャないものをと思うかも知れないがリーフの身体の一部、奴の生体を研究するにはうってつけの素材だったわけだ。
これでリーフの謎の解明が一気に進むかと思われたのだが……とある日。

 

クロード「……な、無くなってやがる……!?だ、誰があんなもんを盗み出したんだ……?」
レギン「…でもおかしいの。セキュリティは完璧なのにいったいどうやったの…」
ルーテ「まってください。この冷凍庫の壊し方は……内側からこじ開けたように思えるのですが」
レギン「……は?」
ルーテ「まさかとは思うのですが…葉っぱさんの腐ったポークビッツが別個体の生体として活動を開始したのでは」
クロード「ぷ、プラナリアみてえに……か?いやまさか……でも、ありそうなのが…」
レギン「やばいの!今は野放し状態なの!?早く探すの!!!」

 

ポークビッツ「まったく酷いや!僕を腐らせたあげくに実験材料にするなんて!」
ポークビッツ「でもまあ、離れちゃったのは仕方ないし…誰か別の人とドッキングしてその一部になろうかなあ。ほんとの僕の一部でも童貞卒業できそうにないし」
ディミトリ「クロードの奴が騒いでいたが…何かあったのだろうか。まったく人騒がせな…」
ポークビッツ「あっ、ディミトリさんだ。あの人の一部になればマリアンヌさんと…むっひょー!さっそく融合を!」ぴょーい
スッ
ポークビッツ「あれ……なんか……違う……」
ノスフェラトゥ「………」
ポークビッツ「え、なんで僕…ノスフェラトゥにくっついてるの?なんで?」

 

ディミトリ「…いや、突然後ろを通られると驚くのだが」
ベルカ「悪い悪い。葉っぱお仕置き用のBウイルスタイプノスフェラトゥを分けてほしいってクロードから頼まれてたから連れてきた」
ディミトリ「……こんなのに掘られても懲りない葉っぱもある意味強メンタルだが…少しはおとなしくなるだろうが…」

 

ベルカ「と、いうわけで連れてきた」
クロード「す、すまねえ。いま取り込んでて……ん?」
レギン「なんか…部分的に小さくないの?というかあれ…」
ルーテ「葉っぱさんの…ですね。サイズ的に……外観も記憶済みですが間違いなく」
ベルカ「む?それはおかしい。お仕置き用ハードの人外サイズ…でもほんとに小さくなってる」
クロード「…自力で脱出した上に別の生物と融合したの…か?あ、ありえねえ…」
レギン「でも、身体を操ったりはできてないっぽいの。ベルカの言うこと聞いてるの」
ベルカ「よくわからないが……とにかくこいつは置いていく。葉っぱのお仕置きに使うといい、前にやったがかなり効いた。いい気味」
クロード(葉っぱのやつ…自分のポークビッツに掘られる事になるの…か?)