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Last-modified: 2023-04-02 (日) 23:52:13

サラ「第ニク回! サランン・レイディオー!」
ンン「神将のお義兄さんが『肉!?』って反応してそうなのです」
サラ「さっきまで誕生日で1日兄様を独占していたンンも、お風呂上がりで来てくれたわ!」
ンン「来たんじゃなくて、ワープの杖で拐われたのです」
サラ「湯上がりロリ巨乳を横目に、早速、1通目のお便り行ってみましょう!
   ラジオネーム『暗夜のモブメイド可愛いよね』さんからのお便りー」

 
 

『サラ様ンン様!いつでもお使いいただけるようお掃除はいつもばっちりです!何年だってご心配なく』
『褒めてくださいご主人様になでなでほしいです!あの、えーと、恐れ多いですけどおでこにキスなんてご褒美は許されるでしょうか。できればご奉……』
『お前ら自重しろ大馬鹿!お気になさらないでください。こいつらの戯言は。一号二号三号でした』

 
 

サラ「なんだかんだで、この娘たちも覇王家に仕えてそれなりに経つから、家事スキルはかなり上がっているのよね」
ンン「エフラムさんに拾われたメイドさんの中では、古株になるですし」
サラ「ご奉仕に関しては、前々から言っている通りよ。兄様から求められて、応じたければ応じなさい」
ンン「それが一向に求められないから、こうしてお便り送っていると思うのですが」
サラ「どうしてもっていうなら、そうね、ご褒美の全身マッサージの順番が回ってきた時に、直接兄様にお願いする手があるわよ」
ンン「順番待ちが長そうなのです」
サラ「人数が多い上、それぞれが積極的に働いて順番争いしているものね」
ンン「食べたいと思った物を頼む前に準備してくれるのは助かるのです」
サラ「とうとう未来予知まで至った結果、エンブラに派遣されたコウモリさんたちが暇そうにしてる件。
   せっかくだし、夜間専門のお世話係兼警備でも頼もうかしら」
ンン「うちの警備部隊、まだ増強されるのですか」
サラ「維持管理できる範囲なら、備えておくに越したことはないわ。
   ところで……」
ンン「なんです?」
サラ「寵愛希望者への後押しに対して、ツッコミが来るかと思ったら、あっさり流されてちょっと寂しい」
ンン「別に、合意の上でなら、いまさらとやかく言わないですよ」
サラ「確かに、ンンのキレるポイントって、兄様の意思を無視した夜這いとかだったわね。
   キレたらマリアるけど」
ンン「その話題、擦りすぎなのです」
サラ「お尻を執拗に……」
ンン「ストップ!」
サラ「寸止めされちゃったわ。焦らしプレイかしら」
ンン「はいはい! もう次のお便りに行くですよ!」

 

サラ「続いて2通目のお便りは、ラジオネーム『筋肉の求道乙女(ガチ)』さんからー」

 
 

「ご機嫌よう、早速ですが相談させて下さいませ、私は理想とするたくましい体を手に入れるため鍛え続けているのですわ。
 出来れば同様にこの筋肉を鍛え、語れる同士の方、鍛えられる場所をご存知でしたらお教え頂きたいのです。
 一応ですが悪い意味で有名なKINNIKU淑女のような方だけは勘弁してくださいませ、よろしくお願いしますわ」

 
 

サラ「細身ロリ巨乳に見えて、日々のガチ訓練で研ぎ澄まされたンンのKINNIKUについて語ってあげましょうか」
ンン「ネフェニーお姉さんはもちろん、アメリアさんやカザハナさんにも、まだまだ敵わないのです。修行不足なのです」
サラ「松の木を振り回せるアクア姉様はどうなの?」
ンン「アクアお姉さんの場合、多分、KINNIKUの質が私たちとは違って、瞬発力に特化していると思うのです。
   かといって、持久戦に持ち込もうにも、耐えきれずに攻め潰されるのですが」
サラ「ちなみにミルラは?」
ンン「うーん……あまりKINNIKUが付きにくい体質なのか、単純な瞬発力や持久力では、他のメンバーに譲るですね。
   でも、基本に忠実で丁寧な型は、すごく参考になるのですよ」
サラ「ということで、『筋肉の求道乙女(ガチ)』さんも、覇王家の訓練にゲスト参加してみたら?」
ンン「KINNIKUを鍛えるよりは武術を磨く方が主なのですが、それで良ければ歓迎するのです」
サラ「魔法職には違いが分からないわ……。
   他の候補としては、教師義兄様義姉様の教え子の筋トレマニアとか、神将義兄様のところとか?」
ンン「……もしも、うちだけでなく神将家の訓練にも参加するつもりなら、覚悟をもって臨んでほしいのです」
サラ「訓練ガチ勢がそこまで言うほどヤバいの?」
ンン「ネフェニーお姉さんと同格か、それ以上な達人の巣窟なのです。
   そこまで鍛えているイメージのないミストお義姉さんも、長時間ネフェニーお姉さんと打ち合えるくらい強いのです」
サラ「なにそれこわい」
ンン「語り合いに関してはアメリアさんと存分にどうぞです」
サラ「あの娘の場合、自分のKINNIKUよりも兄様のKINNIKUについて語り尽くしそうだけどね」

 

サラ「3通目のお便りは、ラジオネーム『山吹色の波紋疾走』さんから」

 
 

「俺の恋人のことだが、FEHに出て以降健康体な色気が出てるせいで
時折ドキってしてしまうことがあるが、こんなときどうすればいい?」

 
 

サラ「紋章町って、その血の運命(さだめ)だらけよね」
ンン「いきなり何を言っているのです」
サラ「メメタァなことよ」
ンン「はいはい。良いからお便りにお返事するですよ」
サラ「押し倒せば?」
ンン「こら」
サラ「だって別に、手を出せない理由もないし、迷う必要ある?」
ンン「雰囲気とかその辺りじゃないのです?」
サラ「じゃあ、ムード作って押し倒せば?」
ンン「天丼やめるのです」
サラ「Eドリンクが御入り用なら、是非ご注文くださーい」
ンン「ちゃっかり宣伝までしているのです」
サラ「ムード作りと言えば、昨日の兄様との誕生日デートでンンは……」
ンン「串刺しにするですよ」
サラ「導入部分までしか喋らないから許してよ」
ンン「許すわけがないのです」

 
 

サラ「これ以上続けると、うっかりデートの様子を話してンンが暴れるから、今回はここまで!」
ンン「あんまり人のプライベートを覗き見するなですよ!」
サラ「護衛のロプトメイドから報告を受ける以上、仕方のないことなのよ」
ンン「趣味と実益の比率を言ってみろです」
サラ「100対100」
ンン「限界突破するんじゃないのです!」
サラ「趣味にも実益にも全力全開!
   てことで、次回いよいよ第30回! 特に何にも考えていないけど!」
ンン「次回予定を考える日は来るですかね」
サラ「カザハナとンンの誕生日で2日お預けされた色欲組の勢いは、まだまだ衰えないけど、そろそろ私も参加してくるわ!
   それじゃ! またのお便り待ってるわ! ばいばーい!」
ンン「……まったくもう……ばいばいなのです」