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Last-modified: 2021-12-31 (金) 23:45:16

サンタマヌエラ「はぁ〜〜〜、つっかれたわ〜…」
サンタリシテア「んじゃ、お先に失礼しますね」
マヌエラ「はーいお疲れ〜……ねぇ、やっぱりこの後はエーデルガルトの所でみんなでしっぽりやるの?」
リシテア「しっぽりって……まあそうですね、ベレス先生とコンスタンツェも呼んでるそうなんで」
マヌエラ「そんで上手く行けば本当にしっぽり?」
リシテア「流石に下世話過ぎませんかねぇ!?まあサザエさん時空とはいえ流石にそろそろなんか進展があってほしいとは思いますがねぇ」
マヌエラ「あはは……まあ頑張りなさいな」
リシテア「はーい、じゃあお疲れ様でした」
マヌエラ(………そう言えばベレス先生なんか度数強いお酒を今晩用って言って用意してたけど、まさかねぇ…)
マヌエラ「………さぁて、あたくしも独りの寂しい宿舎に帰り」
????????「あ、あの!!??」

 
 

[黒鷲の宿舎]
マヌエラ「いただきます!………ふぅ、あったまるわあ」
フェルディナント「よ、よかったです!?」
マヌエラ「ふふ、帰り道にいきなり声かけられた時は驚いたけど、こんないい物を用意してくれているなんてね」
フェルディナント「ええ、自分のお気に入りの茶葉なのです。今回のイベントで身体が冷えていると思ったので」
マヌエラ「ありがとう、まあ熱燗だったら1番良かったけど!」
フェルディナント「それも考えたのですが、やはり学生の身分では用意するのが難しくて……」
マヌエラ「やーね冗談よ、本気で生徒に酒持ってこいなんて言わないわよ」
フェルディナント「あ、あはは…」←※本気だと思った
マヌエラ「………にしても、どう言う風の吹き回しかしら。急にこんな事を」
フェルディナント「で、ですから、今回のイベントでそのような格好で寒空の下で働いていらしたので、身体が冷えているのではないかと…」
マヌエラ「……まあ、貴方なら本当にそうなんでしょうね。でも、クリスマスの夜に男と女が一つ屋根の下で、何もないってのもどうなのかしら?」
フェルディナント「ええ!?わ、私達は教師と生徒ですよ!?///」
マヌエラ「あ〜ら、こんな色恋沙汰に関しては無法地帯な町でそんな無粋な事言ってもしょうがないじゃない」←(フェルディナントの隣に移動)
フェルディナント「周りが乱れているからといって、自分まで乱れていいという訳では無いのでは!?///」
マヌエラ「んもぅ、本当にマジメ君ねぇ、まあそこもいい所だけれど……でも、この格好のあたくしを好きにできるのは、今夜だけなのよ?」
フェルディナント「な、な、あ、え!!!???//////」
マヌエラ「あたくしはウェルカムよ?一夜のア…ヤ…マ…チ(はぁと)」←(耳元で囁き)
フェルディナント「 」
\パンッ!!!/
マヌエラ「え」
フェルディナント「…………………キュウ/////////」
マヌエラ「あちゃあ、キャパオーバーしちゃったのね、残念」
マヌエラ「ま、この様子だと焦る必要は無さそうだし、卒業まで着実にいきましょうか」
フェルディナント「う〜ん………………/////////」
マヌエラ「ふふ、今晩はこれで我慢しておくわ(おでこにCHU!)。メリークリスマス、フェルディナント」

 

その後、疲れからかマヌエラはそのままフェルディナントの部屋で熟睡してしまい、珍しく寝坊したフェルディナントを起こしに来たエーデルガルトにその様を発見され一悶着。
マヌエラはセテスに指導室へ引きずられて行き、フェルディナントは顛末を(無理矢理)聞いた悪友ども(主にヒューベルトとベルクト)にヘタレだなんだとからかわれたのでした。