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Last-modified: 2023-04-09 (日) 22:39:24

フラン「あ、リュール様、こちらです~!」
リュール「フラン、待たせてしまいましたか?」
フラン「いいえ、全然、むしろリュール様をお待ちしてる事自体光栄ですから」
リュール「そんな」
フラン「それに、こちらの方も」
アイビー「こんにちは、神竜様」
リュール「アイビー、あなたもいたんですね」
フラン「と言いますか今回のお出かけはアイビー様のご提案なんですよ」
アイビー「ええ、体のリハビリをしながら経営の勉強をしつつ、ソラネルを経営して頑張ってる神竜様を労いたくて」
リュール「そんな、頑張っているのはアイビーも同じじゃないですか、焼肉屋を経営しながらアリヤ達とTVに出てソラネルまで手伝ってくれて」
フラン「私からすればどちらも同じですよ、だから今回は三人で、思いっきり羽を伸ばしましょう」
リュール「フラン、ありがとうございます、なら今日は、お出かけ楽しみましょうね」
アイビー「ええ、よろしくね神竜様」
リュール「うーん……」
アイビー「どうしたの?」
リュール「折角のお出かけなのに神竜呼びは少し固くて、出来ればアイビーにも名前で読んで欲しいです」
アイビー「えぇ!?」
リュール「……迷惑でしたか?」
アイビー「い、いえ、そんなことないわ……その、リュール……様……?」
リュール「はい♪ ありがとうございます」

 

フラン(よかったですね、アイビー様)
アイビー(その、相談したのは私だけど、いいの? あなたは私と一緒で……)
フラン(いいんですよ、私もアイビー様は大好きですし、リュール様を想う仲間は何人いてもいいと思うんです)
アイビー(その……ありがとう)
フラン(どういたしまして♪)

 

リュール「アイビー、フラン、どうしました?」
アイビー「いえ、何でもないわ」
フラン「今日のお出かけプランを確認してたんですよ」
リュール「そうでしたか、そういえば同じように働いているのはアリヤも同じですが……」
フラン「そちらも問題ないですよ、同じように計画を立てて、向こうはルミエル様とヴェイル様と一緒に出かけてます」
リュール「そうだったんですね、それなら今日は、よろしくお願いしますね」

 

 そして三人で買い物や食事などを行い、デートを楽しんだ、今後も続けてあえて急がず関係を進むために、彼女達は進めていった。
 因みにアリヤの方も、お互い少し強引に行きかけることもあったが、アリヤの目の前で争わない自制心が働き、こちらもゆっくりと関係を進めるために動いていた。

 

イルシオン

 

オルテンシア「ぬぐぐ~~」
リンデン「複雑そうですな、オルテンシア様」
オルテンシア「複雑にもなるわよ、お姉様の想いもあるし神竜様なら安心なのもわかるけど、大好きなお姉様がデートなんて……
       でもそうしないとあの変態葉っぱに狙われるなんてなれば余計にそうならないと、でも~」
リンデン「まぁ、私に多くの言葉はありませんが、ゆっくりと心の整理を行うことでしょうな」
オルテンシア「わかってるわよ……所でリンデン、なにか用があったんじゃないの?」
リンデン「ああ、それは……」
セリーヌ「こんにちは、オルテンシアさん♪」
リンデン「セリーヌ様がお見えになられたのでお呼びに」
オルテンシア「な! それ早くに言いなさいよ!!」
セリーヌ「さ、オルテンシアさん、この間の約束通り、お肌のぷにぷに対決しましょうね♪」
オルテンシア「ちょ、あれは私の負けだって言ったじゃない!!」
セリーヌ「でも私はあまりオルテンシアさんをぷにぷに出来てませんから」
オルテンシア「そっちが目的なの!?」
セリーヌ「それだけじゃないです、先日町のスキンシップのスペシャリストと言われるカムイさんの指導を頂いて、ナデテクを教わりましたので、披露したいと」
オルテンシア「なんだか色々ヤバそうなやつ!」
リンデン「それではあとは若い方々で、お茶でも入れてきましょう、セリーヌ様よりフィレネ産の良い茶葉をいただきましたので」
オルテンシア「ちょ、待ってーー!!」

 

 その後、直伝のナデテクで解かされ、ぷにぷにされつつ自分もぷにぷにしてもらいご満悦のセリーヌがいた、その後は彼女持ちのお茶とお菓子を楽しみ穏やかなお茶会となった。