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Last-modified: 2023-04-30 (日) 23:25:10

ギィン!!

 

エーティエ「でやぁ!!」斧振り下ろし
アイク「ぬぅ、重いな……かなり、やる!」
エーティエ「まだ、こんなものじゃありませんわよ!!」
アイク「そして速い、鍛えられてるから軸が安定しているのか……強いな」
エーティエ「お褒めに預り光栄ですが、手加減はしませんわ!!」
アイク「元よりその気はないが……フッ、やはり強い相手は心が踊る……全力でいくぞ……」
エーティエ「望むところ!!」

 

ワユ「わぁ、凄いねあのお姉さん」
ミスト「義妹ちゃんのラジオ聞いてここに来たって言ってたけど、ここのほうがキツイって言ってたのにね。
    まさか私までそんな評価だったんだって驚いたけど」
セルジュ「それでもアイクにあそこまで食らいつけるなんて、もとからかなり鍛えてた証拠ね、あ、お茶のお替りはどうかしら?」
ゴルドマリー「あぅ……いただきますぅ……」
      (エーティエさんが男の人のところに行くなんて心配だからついて来ましたけど……一緒にいる女の人達も、私ほどでなくても綺麗で豊満で、凄い人たちです。
       いえ、これはチャンス……この人たちから話を聞ければ、魅力的な私が最も魅力が増して……)
ゴルドマリー「その、私も皆さんのお話が聞きたいですぅ」
シグルーン「それならいくらでもお話しますわ、早速アイク様との……」
サナキ「客人に濃い話をするな馬鹿者!」

 

 その後、エーティエはアイクたち鍛錬組との訓練やトレーニング談義を、ゴルドマリーは他の女性陣との乙女トークに花を咲かせ、充実した交流を結ぶこととなった。

 

メリン「うわ~、凄い! こんなに竜が、それに狐や狼まで!!」
ミルラ「あぅ……お兄ちゃん以外にそんなにみられるの、恥ずかしいです」
キヌ「あぅ~、撫でてくれるのはいいけど少しくすぐったい」
ベロア「こっちにも狼はいますけど」伏せているメリンの騎狼を撫でている

 

ンン「えーと……あの人は?」
アメリア「確かエレオス区の人だよね、最近時々TVでも見る」
チキ「うん、たまたま共演したことがあってね、なんでも竜や動物が大好きみたいで、私も神竜だからすっごい構われてね。
   話してるうちにウチに興味持ったみたいで……まぁそういうところである意味純粋だから、悪い人じゃないとは言っておくけど……」

 

エフラム「少しいいか?」
メリン「あ、はい、何でしょう……えーと……」
エフラム「ああ、自己紹介が遅れたな、俺は彼女達の夫のエフラムという」
メリン「あ、始めまして、僕はメリンです、挨拶が遅れて、ごめんなさい」
エフラム「いや、それは構わない、だが彼女達への対応なんだが」
メリン「はい」
エフラム「俺もチキ達からの話は聞いてお前がそれだけ好きだと言うのは解る、だが彼女達は俺の大切な嫁なんだ、動物扱いはしないでほしい」
メリン「あ……ごめんなさい、僕、興味を惹かれるとつい抑えきれなくなって」
エフラム「まぁそういう人間が多々いるのは知っている、こうして忠告を素直に聞いてくれるなら構わないさ」
メリン「優しいんですね、僕自身悪いことはわかってくれるから、怒られても仕方ないと思ってたのに」
エフラム「ちゃんと自分の問題に向き合って素直に受け入れたのなら、過度には言わないさ」
メリン「ありがとうございます、その、これからも来ていいですか、動物とかを差し引いても、彼女達と交流したいですし、勿論、あなたとも」
エフラム「構わない、こちらもエレオスの話を聞きたいからな」

 

 その後お茶会になり、穏やかな交流会となった。