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Last-modified: 2023-04-30 (日) 23:51:20

サラ「第33回サランン・レイディオー」
ンン「やたらシンプルな始まり方なのです」
サラ「毎回凝ったことできるわけないでしょ!」
ンン「開き直るなですよ!」
サラ「てことで、さくっと1通目のお便り、ラジオネーム『盗賊頭 (検閲済)』さーん」

 
 

『へーい、楽しみ少ねぇ檻ん中でもたまにラジオ聞かせてくれるんだなぁ。
 俺様とか斧マニアとか、ディール要塞の勇者とスナイパーとか、メイドとか。
 あとはガルグ・マクの門番。モブキャラでキャラ立てる連中についてコメントくれ』

 
 

サラ「また濃い面子を並べてきたわね」
ンン「村には入れなさそうなのです」
サラ「過去ネタで、村に目立つモブが侵入して悲鳴を上げていた気がするわ」
ンン「いつの話ですか」
サラ「少なくとも3年以上前ね。興味のあるリスナーは保管庫さんを探してみて」
ンン「とうとう検索すらぶん投げたですね」
サラ「それはそうと、キャラ立てているモブについて、ねえ……。
   何かある?」
ンン「メイドさん達にはいつもお世話になっているのです」
サラ「白暗夜、ロプト、竜王家派遣に野良メイド、そして最近コウモリメイドまで加わったものね」
ンン「何人いるのか、もう分からないのです」
サラ「覇王家敷地内のメイド用宿舎も、日に日に建て増しされているわ」
ンン「メイドさん以外だと、斧マニアさんは前にお便りくれたですね」
サラ「兄様の槍使いコミュニティみたいに、斧好きが集まる会もあるのかしら」
ンン「横綱さんも斧の集まりに参加していそうなのです」
サラ「こういう区を跨いだ繋がりって、今まで絡みがなかった人同士も絡ませやすいわよね」
ンン「エレオスの人達と他区が関わるネタ増えろ、ですか」
サラ「以心伝心!」
ンン「そんな素直に嬉しそうな顔されても困るのです!」

 

サラ「2通目は、ラジオネーム『星君主』さんからー」

 
 

『いつも楽しい放送をありがとう、今回は良く話題になる彼の相談なんだけど、何とか近しい彼女達と結ばせる事はできないかな?
 一応だけど本人も一時的には反省はしているし何とかしたいとは思っているみたいなんだけど溜まりすぎている衝動に悩んでいるみたいなんだ。
 やはり一番良いのが彼女達と結ばせて落ち着かせる方法何だけどどうすれば良いか、次案として悪人クラスの巨乳女性と結ばせるのも考えたんだけど流石に相手が可哀想だからね』

 
 

サラ「おっぱい星君主謹製の豊胸マニュアルでも三人娘にあげれば?」
ンン「そんなマニュアルあるですか!?!?」
サラ「逆に聞くけど、作っていないと思うかしら?」
ンン「…………ノーコメントなのです」
サラ「そうね。言葉にするまでもないわね」
ンン「ノーコメント! なの! です!!」
サラ「ちなみに、ンンが育った理由ってある?」
ンン「良く食べるイメージのせいで、4年後に育っていそうと言われて、気がついたらなっていたのです」
サラ「つまり秘訣は、良く食べることと、兄様の愛ってことね」
ンン「余計なこと言うなですよ!?」
サラ「胸以外の脂肪を訓練で燃焼しているのもあるかも」
ンン「私だけじゃなくて、他の人にも聞いたらどうなのです」
サラ「エリーゼは、遺伝子的に大きくなる(確信)、って紋章の意思という名の願望でしょうね。
   ミルラは、控えめロリ巨乳最高! という願望」
ンン「願望というか欲望なのですが」
サラ「それ以外のみんなは、原作の時点で大きいから、大きくする方法の参考にはなりにくいわ」
ンン「ひたすらメタに走るですね」
サラ「まあでも、そもそもの問題があるのよ」
ンン「問題?」
サラ「三人娘が巨乳になっても、『三人には僕なんかより相応しい相手がいる』って認識を変えないとダメね」
ンン「その認識なのに、どうして他の相手にはナンパしているのです??」
サラ「本人にしか分からないけれど、無意識に、上手くいかないことを予想しているのかもしれないわ」
ンン「だったらセクハラやめろですよ」
サラ「その理性があったら、犯罪者になんて堕ちていないでしょ」
ンン「……めんどくさ」
サラ「ちょっと、一部の層が悦ぶ台詞をそんなゾクゾクする言い方したら、罵ってくださいとかリクエストきちゃうわよ」
ンン「リクエストされても困るのです」
サラ「『汚らわしいケダモノの分際で台詞の要求とか、身の程を弁えるのです、クズが』」
ンン「人の声真似で何を言っているのです!?」
サラ「ニーズに応えようかと」
ンン「そんなニーズ焼き払えですよ!!」

 

サラ「3通目、ラジオネーム『門番』さーん」

 
 

『お二人共、お疲れ様です、本日は異常なしであります。相談なのですが基本平和なガルグ=マク学園ではありますが相変わらず葉っぱと大賢者が侵入しようとするのは続いております、先生や学生のみなさんも対策しようとはしてくれていますがこちらでできることはありませんでしょうか?』

 
 

サラ「防犯設備を増やしても強化しても、更に魔物化して適応してくるイタチごっこね」
ンン「ずっと牢に入れるべきでは?」
サラ「どうせすぐ抜け出すわ」
ンン「果てしなく厄介なのです」
サラ「どっちも臭いがひどいから、臭いを感知するセンサーを周囲に配置して、近付いた時点で警報が鳴るようにすれば、少しは対処しやすくなるかも?」
ンン「はあ、それで、次のお便りも葉っぱさんについてですね。
   ラジオネーム『仮面の暗殺者』さんからなのです」

 
 

『……何度でもひたすら叩き切ればいいだけなのに皆、何を悩む?
 ………再生して大変なのを悩むのはまだわかるが』

 
 

サラ「叩き切る時、私達には分からない痛みを男の人は感じるらしいわ」
ンン「何を言っているのです?」
サラ「あとは、それに耐えて切り落としたところで、どうせ切られた直後に再生するよう進化したり、切られた方が自立して暴走するのが予想できちゃうからかしらね」
ンン「嫌な信用ですね」
サラ「生物として見るなら、焼き切れば再生しないはずだけど、理論が通じる相手じゃないでしょ」
ンン「もはや、魔物ですらないのです」
サラ「日光が届かない暗闇で冷凍して結界に封じてリザイアで生命を吸い続ければ、しばらくは保つかもしれないわ」
ンン「そこまでやって『しばらく』なのですか……」

 

サラ「今回はここまで。これからもよろしくね、ばいばーい」
ンン「ばいばいなのです」