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Last-modified: 2022-02-27 (日) 23:49:18

リーフ「君に頼みがあるんだ」
ベルカ「断る」
リーフ「まだ内容も言ってないのに!?」
ベルカ「どうせロクな事じゃない」
リーフ「せめて聞いて!?」
ベルカ「ちっ……言ってみろ」
リーフ「僕は昨年のバレンタイン…0個だった…義理すらない」
ベルカ「当然だな」
リーフ「でも今年は…欲しいんだ…ちょうだいよ…君のチョコを…!」
ベルカ「…………は?」
リーフ「頼むよ。この通り。土下座でもなんでもするから」
ベルカ「ち、ちょっと待て…お前……ちょっと待て!?」
リーフ「君のチョコが貰えたらもう死んでもいい!」
ベルカ「お前貧乳に興味無いって言ってたはずだろ!?」
リーフ「うん、だから。君、カミラさんから貰えるでしょ。それを少しでいいから恵んでほしいんだ」
ベルカ「…………そんなこったろうと思った。死ね!」
リーフ「え、ちょっとなんで怒るの!?まって!斧で僕のマグナムを…コノヒトデナシー!」

 

リーフ「……これでよし……はっ!?」
オーシン「おおい、下駄箱んとこで何やってんだ?」
リーフ「ななななななな、なんでもないさ!さあ放課後だ帰ろう帰ろう!!!」
ロナン「…眼に見えて挙動不審なんだけど…」
セティ「あ、思いついた。今から自分の下駄箱にチョコ仕込んで、バレンタインの日に…いやぁ誰かから貰っちゃったよーって自作自演かましたとか」
マリータ「にはは、まさか無いやろ。いくら葉っぱやって」
カリン「今年もどうせ0個だって、そこまでして見栄張らないでしょー?」
ハルヴァン「だよな。いくらなんでもな。はっはっはっは!」
リーフ「そそそそ、そうだよ。僕だってそんなことしないよ……は…は…は…」
ミランダ(やったわね。どうやら…せめてもの情けでこの場は突っこまないであげましょう…)