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Last-modified: 2024-02-27 (火) 10:33:56

※コミカライズにて素のハイアシンス王が描写された記念。
※文中の怪しいおっさんのビジュアルは某携帯魔物
緋色/菫色に出て来るカチコミの時に出てくるあの人をイメージしてください。

 

《焼肉屋いるしおん》
パネトネ「………………………(汗)」
客席のサングラスにリーゼントのガリガリな怪しいおっさん「……………………」
パネトネ「ああああの、アイビー様!?」
アイビー「あらパネトネ、どうしたの?」
パネトネ「あの4番テーブルに座ってる方……その、何というか、ゴテゴテに変装しているですけど、多分ハイアシンス王ですますよね!?」
客席のサングラスにリーゼントのガリガリな怪しいおっさん「…………(メニュー見てる)」
アイビー「ああそうね、貴女がシフトに入っている時に来るのは初めてだったわね。そうよ、あのアホみたいな変装してる客は私たちのお父様であるハイアシンスよ」
パネトネ「一応言葉ぼかしたのに、言い切ってしまうんですますね……わざわざ素性を隠してるのは、区長として視察に来ているからとかですますか?」
アイビー「そんなお堅い話じゃないわ、単に私達が心配なだけよ。ただ堂々と娘の店に顔を出すのも恥ずかしいから変装しているんだと思うわ」
パネトネ「余計恥ずかしいことになっているんですますけどそれは……」
オルテンシア「ご注文お決まりでしょうか?」
客席のサングラスにリーゼントのガリガリな怪しいおっさん「…あ、じゃあレディースセットで」
パネトネ「オルテンシア王女もよく顔に出さずに接客できるですますね……というかレディースセットて」
アイビー「歳なのよ、来た日の夕飯は雑炊やうどんとかの胃に優しいメニューにしてるらしいわ」
パネトネ「おっさん無理すんなですます……(呆れ)」
アイビー「とはいえなんだかんだ大好きなお父様だから、私たちの事を気にかけてくれるのは嬉しいものなのよ。二十歳超えてる癖に恥ずかしいとは思うけれど」
パネトネ「そんな事ないですます、今のお父様のお話をされてる時のアイビー様、すっごく素敵な笑顔をしてましたよ!!」
アイビー「なあっ!?か、揶揄わないでちょうだい!?//」
客席のサングラスにリーゼントのガリガリな怪しいおっさん(この歳になるとおつまみきゅうり漬けが一番美味しくかんじるなぁ……)

 

パネトネ「いえいえからかってなんかないですます……ホント、羨ましいな(ボソッ」
アイビー「…パネトネ?」
パネトネ「あっ、なっ、なんでもないですます!?」
アイビー「………パネトネ」抱きっ
パネトネ「ふぁっ!!??あ、アイビーさま!?///」
アイビー「貴女には既にパンドロやミスティラやメリンがいるから、彼等に比べたら私なんて見劣りも甚だしいかもしれないけど……」
アイビー「友達として、私も貴女の側にいる。辛い事があったら、貴女の為に力になるわ」なでなで
パネトネ「あ、ありがとう、嬉しい………ですます///」
ゴルドマリー「………あの~、お客様から見える位置でイチャつくのはどうかと思うんですけど」
アイパネ「「あ、ご、ごめんなさい(ですます)!!??///」」
客席のサングラスにリーゼントのガリガリな怪しいおっさん「…………ふふっ」
リンデン「どうぞ、セットのご飯とたまごスープになります…………これは独り言ですが、アイビー様にも上に立つ物の風格というものがどんどん備わっていっていますな」
客席のサングラスにリーゼントのガリガリな怪しいおっさん「…………そうだな」

 

エフラム(肉焼きながらイチャイチャを見ない振り)
ヘクトル(肉食う事に熱中してまったく気がついてない)
リュール(温かい視線で優しく見守り箸を持つ手が止まる)
リーフ(出禁なので呼ばれてない)