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Last-modified: 2022-04-27 (水) 23:12:54

古本屋

 

ローレンツ「古書というものはアンティークの風格を感じるものだな。ふふふ」
?????「~~~~っ!!!!!」
ローレンツ「む……なんなのだ。店の中で大きな声を出して……非常識な」
エポニーヌ「見つけた…見つけたぁぁぁぁぁっっっ!何十件も古書店回って…ネットでも探しまくって……
        ついに…ついに……伝説の貴腐人…ヒルダ様のBL同人見っけたぁぁぁぁぁぁ!!!
        プレミアついて十万G出しても買えないお宝が、ふひ、ふひ、眼の前にふひひひひひひひっ
        うはすごっ、表紙からも濃い薔薇の香りが…れ、レジ持ってかなくっちゃ…」
ローレンツ「な……なん……と…ヒルダ君がそのような物を書いていた…と…は…」

 
 

ガルグ・マク

 

ローレンツ「………」
ヒルダ「おはよーローレンツ君」
ローレンツ「………はっ!?あ、あ、ああ!おはようヒルダ君!?」
ヒルダ「めっちゃ噛んでますし…どしたんですかローレンツ君?」
ローレンツ「い、いや、なんでもないのだよ!はっははははははは…」
ヒルダ「?」
ローレンツ(横からチラ見したら…毛むくじゃらでガチムチのヒゲ男二人が全裸で絡み合ってる本であった…
       このヒルダ君がああいう物を書いていたとは…人の好みはわからないものだな…)

 
 

ヒルダ「くしっ……ん、花粉かねぇ……」
ティニー「消しゴムのカスがお鼻に入ったのでは。アナログ原稿らしいと思うですよ」
ヒルダ「うっさいね。腐は魂をペンに込めて原稿にぶつけるんだよ。今時のデジタルでどうして妄想に情熱ぶつけられるってんだい!」

 

リーフ「ヒルダ様やコルネリアさんやヌイババさんやソーニャ様とフラグ立たないかなあ」