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Last-modified: 2013-11-06 (水) 20:08:29

サラ「……で、こうすると解けるでしょ?」
エフラム「ああ、よく分かった。しかし、お前に教わることになるとは……」
サラ「今度の試験で赤点とったらまずいんでしょ?よかったじゃない、私がいて」
エフラム「できれば、お前の手は借りたくなかったんだが」
サラ「どうして?」
エフラム「……高くつきそうだからな」
サラ「大丈夫、兄様の人生にマイナスになるようなことは頼まないから」
エフラム「それが怖いんだ……何をさせるつもりだ?」
サラ「嫌ならいいけど…一人で大丈夫?まあでも、成績悪くても気にすることないわ。
   いざとなったら私が兄様を養ってあげるから」
エフラム「……勉強するか、それを笑い飛ばせるくらいの成績は確保しないとまずいと感じたぞ」
サラ「そう?やる気が出たならいいけど、じゃあ終わったら何してもらおうかな……」
エフラム「お前……八方塞がりとはこのことか」