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Last-modified: 2013-11-06 (水) 20:11:03

私はヒーニアス、人呼んで策謀の王子。
これまで私は幾多のエイリークフィギュアを自作してきた。
スク水…巫女…ナース…メイド…数えればキリが無い。
だがこれまで一つだけ挑戦してこなかったジャンルがある…そう…バニースーツ!
どうしてもスタイルが際立つそれはエイリークのフラットなスタイルには似合わないのだ!!!

フィギュアだから作り手の好きなスタイルにすればいい?
そういう意見もあるだろう…だが私の意思でフィギュアエイリークを巨乳化してそれがなんになる?
むしろあのフラットでスレンダーな体型こそ彼女の魅力だろう。
うちの妹みたいにまだ若いくせに無駄に胸に肉をつけてどうなる。巨乳なんぞそのうち垂れる。
誤解の無いように言っておくが私は別につるぺたマンセーではないぞ。
幼女など興味ない。あのロリラムと一緒にしてもらっては困る。
むしろエイリークのようにある程度身体の成長期を終えた年齢にも関わらず
まるで育たずにそれをコンプレックスにしているのが萌えなのだ。
この感情を言葉で言い表すのは難しいがワビサビとでも言おうか…
自らの胸に手を当てて溜息を付くエイリークを見ていると胸のうちから愛しさがこみ上げてくるのだ。

おっと少々話が剃れた。
つまりはツルペタ体型のままバニーのフィギュアを作るわけだがこれが存外難しい…
フラットな体型にあの衣装だと引っかかる所がないからめくれてしまいそうだ。
無論フュギュアだからその心配は無用なのだが私はリアル思考なのだ。
フィギュアは現実のエイリークを模したものだからな…だが肩紐をつけるなど邪道!
ノースリーブに肩を出したあのうなじがいいのだ。
たまらん。わかってくれる同志は多いだろう。
いやいやしかし衣装が捲れたらエイリークが可哀想だ…くぅ…なんと難しい問題だ…

ヒーニアス「エイリークの貧乳は素晴らしいが…くっなんてことだ…これではバニーのフィギュアが作れん…」

ガラッ

エイリーク「……」

アッー!タスケテエイリーク!

エイリーク「…ただいまターナ、ラーチェル。さあUNOの続きをしましょうか?」
ターナ(急にお兄様の部屋に駆け込んでいったと思えば…)
ラーチェル(血濡れのジークリンデを拭いながら戻ってきましたわ。
       どうせヒーニアスがわたくしの愛するエイリークにろくでもない事をしたんでしょう。いい気味ですわ)

くだらんもん書いてすまん