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Last-modified: 2013-11-06 (水) 20:36:52

716 :『健全』な少女と『不健全』な少女:2010/10/26(火) 14:17:30 ID:htJ0nt95

連投&流れ切ってすまんが>>625で予告したネタが書きあがったので投下。

リリーナ視点から見たアイミスネタを書いていたつもりだができたのはこれ。
どうしてこうなった。
それぞれのマッスルポーズについてはググッてくれ。

717 :『健全』な少女と『不健全』な少女:2010/10/26(火) 14:18:23 ID:htJ0nt95

~ オスティア家の館 ~

リリーナ「はい!そこでサイドチェスト!」
ゴンザレス「うがっ!」
リリーナ「す…素晴らしい大胸筋だわハァハァ…つ…次は背筋が見たいわ…バース!」
バース「わかりました…ふん!」
リリーナ「見事なダブルバイセップス…は…鼻血でちゃった…それじゃ最後はZEINIKUでしめましょ。ボールス!アドミナブル・アンド・サイ!」
ボールス「むんっ!」

プルンッ

リリーナ「ZEINIKUが!お腹のZEINIKUがプルプル揺れてブバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
アストール「姫様輸血パックと止血剤っす」
リリーナ「あ…ありがと…三途の川が見えたわ…ふぅ」
アストール「葉っぱじゃないんですから気をつけてくださいよ」
リリーナ「無理、あの美しいKINNIKUやZEINIKUが私の婿と思うと…あ…また鼻血がたれて…」
アストール「ティッシュを鼻に詰めときなせぇ」
リリーナ「はーい」
アストール「まったく…困ったもんで」
リリーナ「ねーねーところでさ」
アストール「なんです?」
リリーナ「アイクさんってフラクラでしょ?」
アストール「はぁ…それがどうかしたんすか?」
リリーナ「私さーエリンシアお姉さまに遠慮してアイクさんには手を出さないつもりだったんだけど…
     あれだけ盛大にフラグ折られてるんなら私も狙ってみてもいいかなーなんて…
     そしてガチムチに育てたロイとヘクトル兄様とアイクさんでマッスルブラザーズを組んで兄弟丼で…ハァハァ…」
アストール「…倍率高い上にフラグ折られるっすよ…こんだけガチムチの婿候補がいるんだからいいじゃないすか…」
リリーナ「いーや!人間上を見なくなったら終わりよ!満足したらそこで成長は止まるのよ!
     つーわけでさっそくストー…もといアイクさんを調査するわ!」

718 :『健全』な少女と『不健全』な少女:2010/10/26(火) 14:19:04 ID:htJ0nt95

~ グレイル工務店の側の茂み ~

アストール「これで最大望遠っす」
リリーナ「ありがと…あっアイクさんが出てきたわ!材木をラグネルで切り揃えてる…ハァハァ…相変わらず素晴らしいKINNIKUね…」

アイク「ぬんっぬんっ!」
ミスト「お兄ちゃんお疲れさまー」
アイク「おうミストか」
ミスト「やかんにお茶入れてきたよ」
アイク「いつもすまんな」
ミスト「どういたしまして!それとタオル。汗かいてそのままにしてると風邪…ひくわけないか。お兄ちゃん頑丈だものねっ」
アイク「うむ、生まれてこの方風邪など引いた事無いぞ」
ミスト「だからってほっといたら駄目だよ、お兄ちゃんはガサツなんだから…汗かいたらふかなきゃ」
アイク「そういうものか?」
ミスト「そういうものだよ」

リリーナ「だ…誰アレ!? 私のアイクさんに馴れ馴れしいんじゃない!?
     ぬぬ…ロイといいどーして私の狙った人にはライバルが多いのよ!」
アストール「私のって…さっき狙おうと思いたったばっかでしょうに…」
リリーナ「それにしても…」
アストール「それにしても?」
リリーナ「あ…あの汗ふいたタオルほしぃ…ハァハァ…よしあの娘を脅し…もといお願いしてタオルをゲットするわよ!」
アストール(…小さいころは純真で可愛らしい姫様だったのになぁ…どこで間違ったやら…あ…涙が…)

719 :『健全』な少女と『不健全』な少女:2010/10/26(火) 14:20:14 ID:htJ0nt95

~ 工務店の裏 ~

ミスト「も~洗濯物が溜まっちゃってる~男ズはだらしないんだからー」
リリーナ「ねーねーそこのあなた~」
ミスト「え、私?」
リリーナ「そ、あなた。ストレートに言うわ。そのタオルちょうだい」
アストール(拒否されたらあの娘を燃やしかねねぇ…そん時は止めなきゃな)
ミスト「これ?…いいけど何にするの?」
リリーナ「もちろんアイクさんのKINNIKUの汗を堪能するのよ。さ、わかったらちょうだい」
ミスト「汗…うーんよくわからないけど…お兄ちゃんの使った物が欲しいんだね。
    もしかしなくてもお兄ちゃんが好きなのかな?」
リリーナ「そうよ?文句ある?」
    (フンどーせこの娘もシャニーだのララムだのみたいに敵対するつもりでしょ。まずは最初が肝心よね。
     舐められないようにしないと…タオルくれないなら適当に脅かして…)
ミスト「はいっあげるねっ」
リリーナ「へっ!? あ…ありがと…」
ミスト「ホントお互い大変だよね~…あ、私ミストってゆーの。あなたのお名前教えてくれる?」
リリーナ「リリーナだけど…」
ミスト「リリーナだねっじゃあこれから同じ人を好きな者どうし友達だよ!」
リリーナ「ちょっとっ!?なんでそーなるのよ!? そこは敵になるとこでしょうが!」
ミスト「え、なんで? 同じ人を好きならそれはもー親友だよっ宿敵と書いて友と読むのだっ」
アストール(うわぁ…爽やかな笑顔のお嬢ちゃんだな…ロイを巡って喧嘩ばっかしてたうちの姫様にも見習ってほしいくらいだ)
ミスト「ねね、リリーナはお兄ちゃんのどんなトコが好きになったの?」
リリーナ「え…えーと…それはガチムチなKINNIKUがハァハァ…」
ミスト「つまり逞しくてカッコいいとこだねっうんうんわかるよー」
リリーナ「いや…その…ちょっとニュアンスが違うとゆーか…」
ミスト「そーなの? どう違うの?」
リリーナ「つ…つまりこれはKINNIKUフェチとゆーか…あのマッチョを見るとハァハァとゆーか…
     ああ…あああ…いやああああああああああああ!!!!!!
     そんなに純真な瞳で見ないでっ穢れた私を見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
ミスト「あっリリーナぁーどうして走っていっちゃうのっ!?」
アストール「お嬢ちゃんの健全さにいたたまれなくなったみたいだな…少しは自分の不健全を見直して改めてくれるといいんだが…」
ミスト「ほえ?」
アストール「ああいやなんでもないんだ。うちの姫様と仲良くしてやってくれよ?」
ミスト「うんっ!もー親友だもんねっ」

~ リリーナの私室 ~

リリーナ「穢れちまった…わたしゃもー穢れちまったよ…この世にあんな純真な娘がいるなんて…」
ウェンディ「姫様…何かあったんですか?」
リリーナ「私は自分で思ってたよりずっとHENTAIだったのかもしれない…もーだめ…」
ウェンディ「はぁ…」
リリーナ「終わった…あの娘に見られるともー…自分が終わってる感じがして…ああ…」
ウェンディ(何かあったのかなー…まぁ一晩立てばまたKINNIKUZEINIKU言ってると思うけど…)
リリーナ「はっ…そういやタオルもらったんだった…とりあえず匂いかご…ふふ…HENTAIの私にはこんな真似がふさわしーのよ…
     純粋にお茶やタオルをもっていって世話を焼くなんて似合わないんだわ、あはははは…」
ウェンディ(フォローのしようもない…)
リリーナ「くんかくんか…ハァハァ…ブバアアアアアアアアアア!!!!!
     KINNIKU分補充!なんだか元気が出てきたわ!ちょっとエリンシア姉さまのとこ言ってKINNIKUについて語り合ってくる!」
ウェンディ「行ってらっしゃーい…一晩どころか5秒で元気でましたね…」

終わり

最初はもっと純粋な恋愛ネタを書いてたはずなのにどうしてこうなった