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Last-modified: 2012-08-21 (火) 20:04:42

エフラム「闇魔道か……俺に向いているとは思えないが、別の道を知ることで何か得るものがあるかもしれないな……よし」

リオン「闇魔道について知りたいのかい?」
エフラム「ああ、向いているかはわからないが、魔道を知ることで魔道対策にならないかと思ってな。頼めるか?」
リオン「もちろんだよ。エフラムが闇魔道に興味を持ってくれて僕は嬉しいよ!」
エフラム「悪いな……それで、まず何をすればいいんだ?」
リオン「そうだね……一から始めるんだから……まず魔道を学ぶための基本の勉強を50時間。次に闇魔道についての講座を40時間。
     次に実際に闇魔道を使うために必要な……」
エフラム「……悪い、聞いてるだけで頭が痛くなってきた」

サラ「闇魔道?私は教えられないよ?」
エフラム「ああ、それはわかってる。お前の教団は闇魔道を使うやつが大勢いるんだろ?
      闇魔道を教えるのが上手い奴はいないか?」
サラ「んー……うちの教団でやってる闇魔道講座があるんだけど、それを受ければ初歩の闇魔道なら割と早く習得できるらしいよ」
エフラム「本当か?」
サラ「でも結構お金かかるよ?」
エフラム「う……それは厳しいな」
サラ「まあ……今度一つだけ何でも言うことを聞くっていう条件を飲んでくれるなら、私がなんとかしてあげてもいいけど……」
エフラム「……遠慮しておく」

ミカヤ「え?闇魔道?」
エフラム「姉上は魔道が得意ですし、この前自分の属性は闇だと……なんとかなりませんか?」
ミカヤ「と言われてもね……私の得意分野は光だし……」
ユンヌ「そーゆーことなら私に任せなさい!」
ミカヤ「ユンヌ?」
ユンヌ「この私にかかれば、魔道の適性を与える奇跡なんて朝飯前よ!」
エフラム「本当か?」
ユンヌ「ただし、それには私をアイクの嫁として正式に認めることが条件、いやメダリオンは勘弁して下さい」

エフラム「……やっぱり俺は槍一本で行くのが性に合っているのか」