未来のサクラマスたち!【かっち著】
夜明け
出発は深夜2:30頃。目的地はN川河口付近。今度こそ朝マズメ狙いで向かったが、結局日の出から1時間後くらいに目的地に到着。
すでに人が入っていた。
早速テトラの張り出しまで移動してみたが・・・
ガクガク((n;‘Д‘))ηナンダカコワイワァ
超すべる。不意の波攻撃食らう。当然寒い。で、目の前数メートルまで海草地帯。底を狙えばいそうなのはわかるが、根がかり必至の難易度。しばらく投げていた時、たけしが!
「いま目の前まで来た。背中緑っぽかった!」
「あー、それカエル。」
目的のアイツはすぐそこに居るらしい。気合を入れなおして振り続けるが以後沈黙。で、その場所では埒があかないと移動を試みる。滑る ⊂(´∀`⊂⌒`つ≡≡ツルッ♪。前回の流木に続いてカエルにからかわれるとは・・・
浜から投げても反応なしで、通りがかったおじちゃんに聞いてみると。
「向こうのテトラで昨日3匹あがってたぞ」(日本語訳)
「もっと早い時間でなきゃダメだ」(日本語訳)
と、浜言葉丸出しで貴重な情報を教えてくださった。
もうすこし粘ればよかったのかもしれないが、昼ごはんを食べに移動。
なんとそこには、信じられない写真が!!!!!!!!!!
こりんが、お店の人とにこやかに写るサイン付写真があるではないか!
あいつめ、一人でこんなところまで来ていたのか。
そして、Y川付近を通りかかったとき。
「いくか」
「いくべ」
と、数秒の首脳会談の後、突撃敢行。ちょろっと様子見のつもりで軽装のまま入ると、すぐに地元の車が! おじさんが出てくる! コレは禁猟区域か? とドキドキしていると・・・
「そこ取水口あるから、引っかかっちゃうよ、あっち行って釣りなー」
と、ありがたいお言葉。移動してみると居るわ居るわの釣り人の群れ。ひとまず橋の下に陣取って・・・。
枝に引っかかった。
ラインブレイク。
オーマイガッ!(#゚Д゚)
素足になって突撃するか、ウェーダー履いてとった後本気釣りに移行するか悩んだが、ウェーダーを選択。
とったどー! と、ルアー回収後、人のいないところまでズカズカ移動。
結局反応もなく、人のいたところに戻ってみると、雨が降ってきた。釣り人撤収。
チャ━━━━━━ヽ(´∀`ヽ)━━━━━━ンス !!!!!
そのまま人のいたところで数投すると、反応あり。追ってくる。
こうなったら俄然やる気になってくる。たけしがフィッシュ!するもばらしてしまう。
どう見てもサクラマスの子供です。本当にありがとうございました。
禁猟だろうがツーショット写真くらい撮らせろと、さらに必至になる二人。
そして、ついに自分が先に釣り上げ成功!
その後まもなく、たけしもフィッシュ!
そして「ここの魚スレた」と、たけしが吐き捨てるまで投げ続けた。
満足したような消化不良のようなまま、次の目的地S湖に向かう。が、
「地すべりのため通行止め」
思った以上に雨が激しいらしい。こうなったら別のところでチャレンジ!と、某滝付近へ。その頃は雨も本降りでヒッチャカメッチャカの状態。わけもわからず隊長は根がかり回収を素足で敢行するなど、同でも良くなってきて撤収を決意。
結局サクラマスベイビーとだけ対面して終了。今度は、3度目の正直でツーショットを撮ってみせる!