この時期の魚たちは食いが渋い!?

Last-modified: 2007-09-16 (日) 00:10:25

KMB上流域編

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 朝一番で挑戦したのは、ここKMB。
 マジ魚影コォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
 10匹以上の10数センチクラスの魚たちがウジャウジャ居た。
 最高すぎてコメントしようが無い。
 

SR上中流ポイント編

 とても良い渓相だが、ルアーを数個捧げて終了。
 チップのリップが粉砕されて、カナリへこんだ。
 

SR上流編

 最後の望みをかけて、前回いい思い(骨折・水没含む)をさせてもらった所にやってきた。
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 前回釣れたポイントの流れ込みや落ち込みではチェイスがあったもののバイトせず。ライントラブルはひどくなるばかりでイライラが募っていた。
 今日はモウダメだと二人とも思っていたときに、突然かっちのロッドが震えだす!
 
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 ヤマメゲット!
 この時期らしく、しっかりさびてきていました。犠牲魚一覧で見てもらうとわかりやすいのですが。
 で、水中撮影を早速敢行。水温が低く(10~12℃)手が痛いし、カメラは曇るしでうまく撮影できなかったけど、今回はこの写真で我慢してください。
 
 隊長は2回ばらしていたようだけど、公式記録に残る釣果なし。
 
 その後、フライマン2名と出会い、SRのポイントについて色々教えていただく。
 これがまた不思議なことに、自分たちの連れていたところは、ここでは一番つれないところだよ。もっと上流に行ってみなとのこと。
 これは新情報。釣れていた所が一番釣れない。イコール上流に行けば天国が待っている!と、テンションは上がったが、ライントラブル・ルアーのフックにラインが絡む等のムカつく事件が頻発。
 
 いい所に投げた!
 ルアーが変な動きでクルクルしてる・・・
 フックにラインが絡まっている。
 
 よし、あそこにいそうだ!
 ヤブのなかに飛んでいく、枝に引っかかる・・・
 
 そして怒りが爆発した。
 
 このド畜生がぁぁぁぁぁっ!
 
 ルアーを激しく水面に叩きつけ、阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられた。
 

番外編 大滝村の超激釣

 もう精神的に限界を向かえ、飯を食って撤収をすることに。
 札幌まで戻って食事を取ろうかとも話したが、せっかくだし大滝村まで行ってご飯を食べようということになった。時間は16時前・・・
 
 ナビ「そろそろつくでぇ~」
 
 隊長「ここか」
 
 かっち「準備中だな」
 
 二人「この時間に準備してんじゃねぇ( ゚Д゚)ゴルァ!!」
 
 ここに来る道中にあったキノコ汁の看板を思い出して、そこまで移動。とりあえずキノコ汁だけでも食べておこうと思ったが、入り口のメニューに「しいたけ定食」等のご飯ものもあると書いてある。
 で、入って早速注文。
 
 「なぁ、ニジマスの塩焼きってきにならねぇ?」
 「ウン」
 「ニジマス塩焼きください」
 「2こ」
 
 ということで、つれなかった腹いせに腹に収めてしまうことにした。
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 外の炭火台で焼いているので、ご主人にお話を聞きに行ってみると・・・
 釣り好きでこのあたりもつれるし、趣味で釣堀も作った。このニジマスはその釣堀から移した生け簀に入れていたものと、とてもアツイお人だとわかった。もと旅館経営に携わっていたようだが、釣り好きが講じて今の仕事をしているという。
 
 そして、キノコ汁は最高においしいし、ニジマスも相当うまかった。
 で、食後ご主人と話をしていると、
 
 「これから本格的にニジマスを売り出したいから、生け簀に移すの面倒だし、釣っていって生け簀に移していってよ」
 
 !!
 
 ただでつり放題か!
 
 「ウイッス、よろこんで!」
 
 で、釣堀に行ってみると、よってくるよってくる。でも、なかなか食わなくて最初は全然あげられなかった。
 
 「留萌から来たっていうルアーマンも全然釣れなかったからなぁ」
 
 とご主人。
 ここで釣れなければ、本当にヘタレ認定されてしまう。気合を入れて・・・
 
 隊長ヒット! ばれた!
 
 あーあ、と思っていると、こっちもヒット! ばれた!
 
 むずい! でも面白い!
 投げれば確実に魚は反応するし、追ってくるのが見える。
 
 はしゃぎまくっていると、ついに念願の一匹目!
 で、その後は釣れる釣れるの大漁劇。30センチ近いのがボンボン上がる。
 
 バケツに入れまくっていたが、酸欠になったのかプカプカしてきたので、生け簀に入れる。空のバケツにまた魚が補充を繰り返す。

 そして、いきなり水面がドバッとはじけた。
 隊長愕然。オイラは何が起きたか理解不能。
 普通の魚(30センチ位)は、バシャバシャ暴れたり飛んだりするけど、今のは明らかに異質の超重量級の音。
 
 「ルアーごと持っていかれた・・・」
 
 どうやら60~70クラスのライトタックルでは到底あげられないボスが混じっているらしい。
 ご主人も「あれは無理だ」と手を出すな宣言。
 
 真っ暗になるまで釣りまくって、こっちは楽しんでいるのにお礼を言われて変な気分。ただで釣堀しまくれるなんて早々出来る経験ではない。
 
 また来ることを約束して電話番号まで教えてもらい、次回もお昼ご飯を食べに来ます!ということでお別れ。
 これは本当に楽しかった。
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