コノ川のアベレージ 並じゃない!

Last-modified: 2008-06-17 (火) 23:44:18

道中

前日も午前3時出発をして、10時間以上も川を上り続け、疲れきっているはずなのに…
この日も午前3時には集合して出発してました。
 
久々にたけしのオデッセイ移動ということで、運転しない分ラクチンだったけど、正直釣れなかったらマジでやってらんねぇぞ!
 
ガンガン飛ばして目的地にまっしぐら。

第一ポイント

たけしが以前に来て実績のあるポイントってことで、気合入れまくりで入渓。というか本流すぎて岸からのキャスト。
これがまた、周りの木々が邪魔でイライラさせる。
川の水は、アイスがとけ切ったクリームソーダみたいな色で、全然水の中の様子がわからない。ところどころ水面近くまで大岩が出てきているのが見える程度で、至近距離までチェイスもなにもわかったものじゃなかった。
 
20080615-01.jpg
 
しばらく川底の様子をミノーで探っていたけど、岩が点在していてポイントはいっぱいあるようだ。しかし、逆に言うと根がかりをおこしたら終了コース。
 
恐る恐る沈め気味にしてみると、トントンという感じで岩に当たるのとは違う感触があった。
ルアーをピックアップする直前くらいにドルルッと来たけど、あえなくバレてしまう…。
 
今日も昨日に引き続き、バラシまくり大会の予感が…。
 
たけしも何回かバラシていて、長期戦の予感がしたとき、流芯付近でガツンと根がかり。多分岩に挟まったか何かしたのだろう。なんとかはずして数回巻くと、モゾッと何かがきた。合わせてみるとドドドッと暴れだす。
 
ようやくキタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! ! !
 
20080615-02.jpg
 
ニジマス狙いだったけど、大きいイワナ君ゲット。ホントに尾鰭の大きさ、並じゃないぜ!
リップレス系のミノーを控えめのトゥィッチでダートさせていたよと、たけしに伝えてヒットした場所に投げていると、たけしもヒット! したけどバラシ。
この日のバラシの悪魔はたけしに取り付いていたのは、このときからかもしれない。
 
その数分後、同じミノーで同じくスローなダートを繰り返していると、またまたモソモソッとした感触。
グイッと派手にあわせを入れると、ドルルルルッ!
 
またまたキタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
 
バレる前に引っこ抜いてやるとばかりに、半ば強引にランディング。
 
「おい、それ何よ! ・・・サクラマスか?!」
 
たけしに言われて良く見てみると…
 
20080615-03.jpg
 
予想外です!
 
ガクガク手が震えてきたッス。
なんとか撮影して、ツーショットにも成功して、
念願のサクラマスとの記念撮影に成功したぞ!!
 
20080615-04.jpg
 
その後、完全に気合が抜けちゃって、たけしにお任せモード。
たけしは、バラシまくりで焦ってきて、なかなか釣果に結びつかない。
 

第二ポイント

いったん道まで上がって次なるポイントへ徒歩で移動。
 
20080615-05.jpg
 
こっちはやる気なしモード、たけしは必死モードで対照的。
普段ならこんなところでのんびりカメラで撮影なんてしてないよね。
 
で、日も昇ってきて、反応が全くなく、気分転換にミノーのサイズを下げてみたところ、たけしに会心のヒットが!!
 
※写真がないのは、この先を読んでお察しください。
 
大物らしく、なかなか寄せることが出来ない。ひとまずたけしの背中にあるネットをひったくってランディング準備をする。目の前を走る魚は、余裕で40オーバーのイワナ。浅瀬まで持ってきたところでネットイン!
 
カナリ重たい。あとはたけしにお任せ。ネットごとパスする。
採寸。
47センチ。
マジででかい。並じゃないってレベルじゃねーぞ!
 
さっきサクラマスとツーショットしたときみたいに、撮ってくれと言うのでカメラを受け取って撮影しようとしたその瞬間!!!
 
バシャ。
 
「!!!」「!!!」
 
たけしの手からイワナが逃げだした!!
 
あわてて追いかけるたけし。
 
しかし、回り込むことは出来なかった!!
 
「・・・」「・・・」
 
(・ー・)オワッタナ・・・
 

第三ポイント

マジで巨大イワナを逃がしたことがショックで変なテンションになってるたけし。
 
ガンガン川を上ってポイント移動。
 
オイラは未だにやる気なし。既に満ち満ちている。
 
日差しが強くて日陰で浅瀬に座り込んでたけしを観察。
あたりも何もないようだ、
 
ふと、上流の急流に投げてみると、沈み岩を回り込むルアーを追撃してくる何者かが!!
 
ドルッと一瞬掛かったけど、岩に当たってバレてしまった。
それを見てたけしの活性急上昇!
 
したけど、ここでは釣り上げることは出来なかった。
 

第四ポイント

車で移動。
 
次なるポイントに行くと、既にフライマン、餌釣り師が入っていた。
 
あたりもなく、しばらく釣っていると、餌釣りの人が魚をかけたようで、こっちまで格闘しながらやってきた。
近くの瀬に引き上げて見ると、52センチの顔のとんがったニジマス。
 
オジサンも大興奮。色が鮮やかで、背中は緑、側線付近は真っ赤っか。粒粒の黒がはっきりしているかっこいいヤツだった。
 
リリースまで見届けて、しばし話し込む。
付近のポイントの情報を教えてもらって、分かれた後少し投げてみたけど反応なし。
思いっきり遡上することにした。
 
途中オイラがバラシて一瞬活性が上がったけど、ハチと戯れたりして結局スーパーのんびりモードに。
 

第五ポイント

更に上流部へ車で移動。
 
途中気分転換にご飯休憩を挟む。
 
だんだん釣りモードにしていかないとイカン。
 
気合入れてボトムをとりまくっていたら、ルアー達が名誉の戦死を繰り返す。
すぐにテンション急降下。
 
と、その矢先。
 
バシャバシャ。
 
水音が。
って、たけし渾身のスレがかりフィ~~~~ッシュ!!
 
[添付]
 
この尾鰭の大きさ! 並じゃない!!
 
いや、並だな。
 
そこから釣りモードになってドンドン川を上っていく。
川幅が狭くなって流れが強く、カーブでえぐれたところにきた。
どう見ても一級ポイントです。
 
某渓流釣り師を真似てスピナーを深場に落とし込んで、グイグイ縦にジャークしていると、ゴッという感じでヒット!!
 
20080615-06.jpg
 
イワナ君でーす。って、ここの魚のサイズ、みんなデカイ!
たけしに、どのあたりを、どうやって狙ったか伝えると、速攻フィッシュ!
 
※写真がないのは・・・お察しください。
 
デカイ。カナリでかい。たけしの背中のネットをふんだくると
「いや、いい。このまま電車バックでランディングする」
見たいなことを言って、ネットインを拒む。
 
そういうなら仕方ないと、素直にネットを収めたその瞬間!!!
 
「ばれたぁぁぁぁっ!!!!」
 
サヨウナラたけしの青春。
 

第一ポイント再び

たけしのあせりは最高潮に達し、実績のある最初のポイントに急いで戻ることにした。
日も沈みかかって、夕マズメにちょうどいいだろう。
 
※写真がないということは・・・察しろ。