半信半疑
イワナやオショロコマの聖地。トラウトばかりの天国のような川。
しかし、そこのシーズンは短い。北海道の盛夏に釣果が出てお盆を過ぎて少したった頃にパッタリ釣れなくなる。前回の釣行で魚に飢えている隊長は、今年は暖かいから大丈夫なはず、とMKR出撃を決意した。
最近仕入れたメッツのFSや5cmにローチの実践投入が出来るという意味では、自分もワクワクしていた。
実際、自分が普段通う夏場の釣り場を視察しに行った時には、増水気味か濁りがあるかであまり期待できない状況だったが、そこから2週間が過ぎようとしていた。例年にないフライングスタートとなった今回の釣行は、全部でせいぜい2~3匹、二人とも1匹出せば大勝利くらいに考えていた。
ところが・・・
大誤算
※隊長は自分のカメラに写真を収めたため、自分のカメラのイメージだけで作成しています。
また、100枚を超える画像を全て掲載できませんので、カナリ端折っております。
考えが甘かった。この川はとてつもないパワーを秘めていた。
釣り始めて30分くらい無反応。チェイスらしきものが見られたりし始めたのがその後。イケイケムードになってきた矢先、ついに隊長が念願の1匹を出す!!
マジキタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
続けて自分にも!!
。・:*:・゚☆ ネ兄 月劵 禾り ,。・:*:・゚☆
完全に勝った。二人ともこの時期にこの川でしっかり釣果が出せたのは非常に大きい。
この川はパール系のルアーに異常に反応がいいので、ローチから実績ルアーにチェンジしたとたんのヒットだった。調子が出てきて先に進もうかどうかと話をしていて、最後の一回、これで釣れなければ次に行こうと投げたルアーに・・・
イワナくんが飛びついてきてくれた!!
もう思い残すことはないと、考えていたが、隊長が最初に釣り、次に自分がつれ始める時間が来る・・・これは大漁パターンだ。まだまだイケルぜぇ! と一気に押せ押せムードになった。
必殺パターンの釣り方が分かると、次々出るわ出るわのマスパーティ。
流れ込みで必殺AR-Spinnerが炸裂し、
新作のメッツFSにもイワナくんが出てきてくれた。
隊長も次々と釣果を重ね、もはや誰も止められない状態。
いいサイズのオショロコマが飛び出してきて、久しぶりのオレンジの綺麗な模様を見ることが出来た。15~20センチのかわいいオショロコマも果敢にルアーに食いつき、隊長は同じ場所から2投連続で違う魚を出す荒業を披露し、隊長が釣った場所から更に2匹自分が魚を釣り、隊長が立っていた場所に移動直後に投げて即ヒットするルール無用の残虐ファイトが続く。
バシャバシャ飛び回って大暴れするニジマスも姿を見せて早くも、この川の魚種を制覇。
フローティングで表層でも食いつくことにきがつくと、チップミノーが火を噴いた。ローチも巻かずに流れに乗せただけで魚を釣ってきた。
そして、メッツ5cmにも元気なニジマスがバックリ食いついた。
新作たちが全員釣果を出し、釣れすぎて集中力が切れるという前代未聞の状態に陥ったが、適当に投げて適当に巻いて、瀬でオショロコマが食いつくスーパーバーストタイムが続いたため、まだ日も高いうちに切り上げたにもかかわらず、自分だけで21匹。隊長も合わせると軽く30匹オーバーの数釣りレコードを大幅更新。
明るいうちに札幌に戻って、2年ぶりのマスパーティを開催し、明日はコリンやくまたんも入れてフィニメン全員でここに来るということでお開きになりましたとさ。