リレー企画・作品

Last-modified: 2021-01-03 (日) 01:36:39

概要

リレー企画、リレー作品とは、うごくメモ帳の作品ジャンルのひとつである。
うごくメモ帳は自分が作った作品は「原作」扱いとなり、作者は原作者となる。
そしてその原作者のメモを保存し、鍵がつけられていなければ編集することができ、それをシアターにアップロードすると、作品のサムネイルの左下に紫色の樹形図のようなマークがつき、通称「子作品」となる。

子作品になると、大元の原作者のメモが、削除されていなければ閲覧できるようになり、メモ上にリンクが表示される。
子作品の繋ぎ方・数に限りはなく、何人でも何回でも何作品でも子作品を作成することができる。

うごくメモ帳のシアター・ギャラリー時代には、この子作品機能を利用した企画が流行し、その中でも次の人になにかしらをかいてもらい、それをまた次の人が繋げるリレーのような作品、リレー作品・企画がひとつのジャンルを確立した。

また、この手の企画では、その都合上作品をロック(鍵をかけること)は望ましくない。
それは途中でリレーを自分勝手に止めることにもなり、参加者のみならず多くの人間に迷惑をかける。
人に見られたくないメモはそもそも投稿しないように心がけよう。

種類

非常に多くのジャンルが誕生した。
メモとしての機能を活用したいわゆる「交換日記」のようなものや、全てを書くのではなく部分部分を空白にして、好きな箇所を埋めるよう相手に委ねる「Mv・PVリレー」や、1ページに自身の情報をまとめて、それを繋げていく「自己紹介リレー」、さらに舞台の設定をあらかじめかいておき、そこへ作者のキャラクターを登場させて人間関係を発展させていく「同居リレー」など多数ある。

しかし、これらの中には当然ながら違反行為をやらかす輩もいた。
ワールドうごメモギャラリー時代に、運営者が、リレー作品の中に違反行為(フレンドコードや電話番号などの個人情報を書き込む行為)があると発覚した場合、例え個人情報をかいた本人でなくとも処罰の対象になるかもしれないという啓発メモを出すほどだった。

スドメモにて

元々日本人ユーザーが作っていたジャンルだったが、スドメモ内でも海外ユーザーによるリレー企画、「Chain Flipnote」や、キャラクター設定をもとに、身内ユーザー同士で作品を仕上げていく「Role Play」(日本でいう、同居リレーにかなり近い)など多数存在し、ひとつのジャンルとして確立されている。
これらの中には日本人ユーザーが影響を与えたと思われる部分も多い。

日本人は何の偶然かこのリレー企画のうち、自己紹介系のリレーをやたらと主催し、1日も待てずに「続いていないから参加します」と、なんと作者自身が何度も何度も参加
似たようなメモが非常に多く、受け入れられていない時点で辞めればいいものを何度も何度も形を変えて投稿し、挙句自身が参加して持ち上げる行為をするというユーザーからみれば鬱陶しいことこの上ないことをしている。

リレーというものは気づいた人が、興味関心があればやる、程度のものであり、それを待てずに急かすのは到底マトモな神経をしているとは思えない。
こういった主催者に限って一般的な倫理観が欠乏していたり、問題を起こしかねないユーザーである場合が非常に多い。