ココアの世界

Last-modified: 2023-11-03 (金) 21:23:45

はじめに

#嫁分身 #R-18 #ご注文はうさぎですか?

本編

ある噂があった。額に∞のアザを付けたウサギに触ると,とんでもないことが起きるという噂だ。初めのうちは,誰もがそのウサギを見つけようと面白半分で探した。しかし,いくら捜しても見つからず次第にその噂は人々の記憶の中から消えていった。
それから数年が経ったある日のこと。ウサギが沢山いることで有名な公園に一匹変わったウサギがいた。見た目は他のウサギと変わらないのだが,そのウサギの額には∞のあざがあった。
そしてそのウサギを・・

「わぁ!・・この子、変わったあざしてる」

一人の少女が触った。
そして,ウサギの身体が何十にブレ始めると少女の身体もブレ始める。そして,ウサギと少女を中心に世界が光で覆われていく。
この日,世界は改変された。

「う~ん・・」

いつもの朝。喫茶店ラビットハウスに下宿する高校生,ココアは目覚ましの鳴る音に夢の世界から帰還してきた。身体を動かしながら,手を伸ばし目覚ましのスイッチを押す。

バシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッ!!

スイッチを押した彼女の手の上にさらに大量の手が重なって置かれる。それによって意識が覚醒したココアは身体を起こし,目を擦りながら周りを見て笑顔で挨拶する。

「おはよう♪」

彼女の挨拶に返事を返すように周りから声が聞こえ始める。

「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」「おはよう♪」…

静かな部屋の中はすぐに騒がしくなった。さらに驚くことに,周りから聞こえる声はココアと同じ声だった。それもそのはず、ココアの周りにいるのは姿も顔も声も可愛らしい笑顔も全てが同一である大量のココアたちなのだから。

彼女が噂のウサギを触った時、世界はココアだけが存在する世界に改変されていた。しかも、いなくなった人々の代わりにいたのは、大量の自分自身だったのだ。世界中にいるココアたちはパニックになった。それは当然だろう。ウサギを触った途端、気づけば自分だらけの世界に飛ばされていたのだパニくらない方がおかしいものだ。
どうしてこうなったのか、話し合っても同じ自分であるため解決策など出るはずもなく、原因と思われるウサギを捜そうにもウサギの姿は影も形もなくなっておりいなくなってしまっていた。
絶望するココアたち。中には泣き始めているココアもいる。だが、泣こうが叫ぼうが元の世界に戻れることでもなく結果、ココアは無限に自分が存在する世界で過ごす羽目になった。

しかし人間とはどんな嫌な状況でも時間が経てば慣れてくるものだ。そして慣れとは恐ろしいものだ。あれだけ絶望してた彼女たちは自分だらけの生活にすっかり順応してしまっており、毎日を楽しそうに過ごしていた。
時が経ってから、彼女たちは元の世界に戻れないと悟り開き直った。どうせ戻れないなら、この世界で一生過ごしてやろうと決めたのだ。幸いにも、この世界には同じ自分だが、一人ではないので心細くない。それに自分同士のため、会話も弾み本心を包み隠さず口に出せるため気が楽だった。

次第に彼女たちは,自分だらけの生活が大好きになっていた。

「いただきます!」「いただきまーす!」「いただきまーす!」「いただきまーす!」「いただきまーす!」「いただきまーす!」「いただきまーす!」「いただきまーす!」「いただきまーす!」「いただきまーす!」

朝食を用意し一斉に食べ始めるココアたち。
世界が改変されたときに建物の構造も改変されたようで、数千人の彼女たちが寝ていた部屋が何億部屋も存在しており、その全ての部屋から自分が出てきて廊下を埋め尽くしながら居間に向かう。当然、居間も改変されており彼女が無限に入るぐらい広大な空間に変化していた。
そんな建物が世界中に数えきれない程存在していた。

「はい、わたし・・あーん♪」「あーん♪・・うん!美味しい」「わたし、口移しで食べよ?」「うんいいよ♪」「「んっ・・ちゅ・・」」「わたし、ほっぺにパンくずついてるよ」「あん♪・・ありがとわたし♪」

食事の時も、ココアたちは自分同士で楽しく時間を過ごす。食べさせ合うココアたちがいれば、口移しで食べさせ合うココアたちもいる。

「じゃあ・・そろそろ」「うん・・早くやろうよ!」「わたし・・我慢出来なくてもう濡れてきちゃったよ~」

朝食を終えた彼女たちは身体を疼かせながら着ている衣類を全て脱ぐ。綺麗な裸体が彼女の視界を埋め尽くす。見惚れるも彼女は理性を押さえ外に飛び出す。
外に飛び出した彼女の視界に映ったのは、同じように周りの建物から濁流の如く飛び出してくる裸の自分だった。一瞬で道という道が同じ姿をした少女の裸体で埋め尽くされる。
徐々に隙間がなくなっていきぎゅうぎゅう詰めな状況になる。密集する事でお互いの肌や胸がぶつかり擦れたりして、頬が朱くなる。
近くの自分と見つめ合いながら彼女たちは合図の言葉を同時に発する。

「「「「「「じゃあ・・・・」」」」」」」
「「「「「「「はじめよっか♪」」」」」」」」

合図をきっかけにココアたちは近くの自分に抱きつく。
彼女たちは裸で運動をするようになったのは、この世界での生活に慣れたときのことだった。自分しかいない世界では学校もなく,バイトもないためやることがなかった。しかしある日、風呂で自分の裸を見た瞬間心臓が激しく鼓動するのを感じた。鏡の前で見慣れているはずなのに、ドキドキが止まらなかった。そして勢いに任せた彼女たちは大人の階段を昇ってしまった。それからはハマったのか、毎日一日中やるようになった。

「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」「「んっ!」」

抱き合いながら唇を合わせるココアたち。二人一組でキスをするココア同士のペアが無限に広がっている。

「「「「「「「んっ・・んん、ちゅ・・はっ・・ちゅぱ・・くちゅ・・」」」」」」」」
「「「「「「「んちゅ・・・ちゅ・・・くちゅ、ちゅぱ・・んん・・・んっ・・・」」」」」」」」

柔らかい唇の感触と唾液の味を堪能してから、ゆっくりと舌を伸ばして唇をこじ開け相手の口内に侵入する。
舌を動かすたびに、顔と同時に身体が動き胸が擦れ身体が熱くなり火照ってくる。

「んっ・・むねがぁ・・、からだが・・あついよぉ・・!!」「ちくびぃ・・こすれてるよぉ。ビクビク・・震えちゃうぅ!!」

胸がぶつかると身体の熱が上がっていき、乳首が当たると電撃が流れたように身体が痙攣する。だが、何度も犯しあっているココアたちにとってそれは快感以外のなにものでもなかった。
感覚が敏感になっていることで、身体も改造されており乳相撲しただけで股の間が濡れ始めている。

「んじゅううううううう!!」
「ああっ・・つよく、吸ったって・・母乳でないからぁ~」

赤ん坊のように相手の乳首に吸い付き、吸い始めるココアもいる。吸われている方のココアは、ビクンッと反応しながらも恍惚な顔をして喜んでいる。

「「「「あっ・・むね、みんなのむねが一斉にぶつかって・・気持ち良すぎるよ~・・!!」」」」

二人以上・・三人、十人、それ以上の人数で一か所に集まり胸を突き出しながら密着し合っているココアたち。身体を前に押し出すたびに胸が中心に集まり全体に他のココアの胸がぶつかり何倍もの柔らかい感触と刺激が与えられる。

「「「「「あん・・ひぎぃ・・んっ、くはぁ・・んん・・・んぁ・・!!」」」」」

喘ぎ声を発すると、もっと聞きたくて身体を激しく動かす。最終的には、我慢できず秘所から愛液を噴射するまで続いた。

「「「「「「「「んはっ・・ぁん、くぅ・・あああああああ!!!」」」」」」」

キスするココアたち、胸で相手を喜ばせ合うココアたち。そして、秘所同士をくっつけて快楽を味わうココアたちもいた。
地面に座り、足を交差させながら身体を近づかせ無理やり秘所同士を重ね合わせる。
重ねた瞬間、身体が激しく跳ねあがり震えが止まらなくなる。腰を動かすと、気持ち良すぎて止まらなくなる。興奮していき愛液が漏れてくる。強く穴を塞いでいるおかげで、大切な液は零れることなく相手の中に入っていく。結果、秘所内が相手と自分の愛液で満たされる。

(((((((ああっ・・・わたしとわたしの液が混ざって一つになっていくのを感じる)))))))

と想像しながらさらに興奮し愛液を出す。

「「「「「「んじゅうううううううううううううぅぅ!!!」」」」」」
「「「「ちゅ・・ぴちゅ・・ちゅぱ、ぴちゃ・・ん・・ちゅる・・ちゃぷ・・!」」」」

貝合わせをしているところもあれば、69の態勢になって相手の秘所に顔を押し付けているところもある。二人一組でやっているのがほとんどだが、中には数百人で一列に並び前の自分の秘所に顔を押し付け後ろの自分の顔を秘所に押し付けれる態勢で大勢で同時にヤっているところもある。
濡れている秘所を舌で優しく舐めるココアもいれば、強く顔を押し付け吸い始めているココアもいる。口内に広がる苦く癖になるような味。そして鼻孔にはいってくる淫乱な香りが彼女たちを興奮させ愛液を出させる。

「「「「あああああああああああああああん!!!!!?」」」」

舐められ、吸い続けられているため、常に秘所がピクピクと震えているココアたち。自分に対して身体が敏感になってしまっている彼女たちはそれだけで、勢いよく潮吹いてしまっていた。
顔がびしょびしょに濡れるも、指でかかった愛液を舐め微笑む。

「「「うふふ・・お・い・し・い❤❤」」」

もっと欲しくて、彼女たちは再び濡れている秘所に顔を近づけた。

世界中で響き続ける喘ぎ声は一生止まることはない。ココアたちはこの日々が永遠に続くと確信していた。なぜなら、自分がこの世界に飛ばされてから数百年は経過しているのに自分たちの姿が一向変化しないからだ。さらにどれだけイっても彼女たちは疲れることなく無限に動くことが可能になっていた。

「「「「「「イ、イクぅぅうううううううううううううううううううう!!!?」」」」」」
「「「「「「「あああああああああああああああああああああああん!!!!!!」」」」」」」」」」

一斉に絶頂を迎え、世界中でイくココアたち。何重にも重なる喘ぎ声はコーラスのように美しく聞こえた。
そして彼女たちは休むことなく続きを始める。
だからこそ気づかない。イくたびに自分たちの人数が倍に増えていることに・・・。

おわりに

最初の「バシッ」って小咲の小説でもあったよな