朝。いつものように目が覚めるが、可可は違和感がある。何かに押し付けられるような感覚が身体中にあり、何かうめき声も聞こえる。
ゆっくり目を開けると、そこには可可がいる。しかも、1人じゃない。家の中に大量の自分がいる。リビングにも。キッチンにも。廊下にも。
「「「「「「「「「「えぇええええ!?」」」」」」」」」」
土曜日の学校。今日は午前中にLiella!の練習があり、屋上にみんなが揃うが…
かのん「これは…」
千砂都「一体…」
恋「どういう事でしょうか?」
1年生組「あわわわわ…」
そこには100人の唐可可が綺麗に整列して並んでいた。
「「「「「おはようございますデス」」」」」
「「「「「今日も練習ガンバリマス」」」」」
メイ「いやいやいやいや!待て!待て!」
きな子「どうして可可先輩がいっぱいいるのですか⁉」
動揺を隠せないメンバー。そこに1人の可可が質問に答えた。
この大量の可可は全員本者。中国の15歳~30歳の女性のみに発症される奇病。『増殖病』と言われ、その名の通り、罹ったひとは増殖してしまう。しかし、人数だけなら良いが人間の3大欲求の『食欲』『睡眠欲』『性欲』のどれかも増大する。睡眠欲はただみんなが寝てしまうだけで良いが、食欲は大勢で大量の食事を繰り返す。性欲は色んな女性に手を出してしまうという。
夏美「そんな病気があるですの?」
すみれ「今はただ人数が増えた…だけなの?」
可可「そうデス」
可可「人数が多いけど、1日したら元に戻りますし」
可可「中国では割りとメジャーデスよ」
かのん「いや、それでも人数多いよ」
千砂都「でも、人数が多いから溜まっている衣装製作は大人数で取り込んで作業が捗る」
メイ「適応力すごいな…」
四季「これは研究の価値あるね」
メイ「お前は余計な考えするな‼」
とはいえど、可可自身も異変はないと言っており、1泊だけなら大丈夫ということで練習はスタート。
ダンス練習組。ボイストレーニング組。衣装製作組。トレーニング組と別れてローテーションで練習に取り組む。まるで強豪校の野球部みたいだ。
可可「「「「「ワン!ツー!スリー!フォー!」」」」」
可可「こっちのデザインどうですか?」
可可「いいデス!さすが可可です!」
可可「「「「「La La La♫」」」」」
千砂都「いやぁ~。可可ちゃんだらけだけど人数多いと活気が違うねー」
かのん「よくこの光景に慣れるねちぃちゃん…」
すみれ「….」
かのん「すみれちゃん?」
さっきから妙にソワソワしているすみれ。
夏美「ははーんwさては、大好きな可可先輩がいっぱいいるから嬉しいですのーww」
すみれ「ち、違うわよっ!」
夏美「可可先輩ハーレムデスわねwwwww」
すみれ「なぁ~つぅ~みぃ~💢」
ただ、正直ちょっとだけ嬉しいのはある。大好きな可可がいっぱいいるなんて…
すみれ(…は、ハーレムとか…ちょっと嬉しいなぁ)
土曜日なので練習は午前中で終了。昼からは休日なのでゆっくり休みたいが、問題は大量の可可たち。何せ100人もいるから病気が治るまでどう過ごすかが重要。部屋はぎゅうぎゅう詰め状態だし、学校に来るまでも何組かに別けて通学した。
すみれ「仕方ないったら仕方ないわねー♫私の家に大人数が入れる休憩室があるから、今日はそこに泊まりなさい」
可可「すみれの家ですか」
可可「仕方ないデスヨ。可可の家だと、この人数は入れません」
可可「では、お泊りさせてもらいますデス」
神社から少し離れた休憩室。町内会でもたまに貸し出ししたり、習字や花道などの教室でも使われるくらい広い。可可達は畳の香りを楽しみつつ、部屋でゆっくりすることにした。
すみれは神社の手伝いがあるから午後は可可達と一緒に過ごせないが、可可達もこの病気は空気感染が原因かもしれないので、なるべくすみれには関わらないようにしている。
晩ごはんはオードブルで済まして、早めに就寝することにした。
すみれ「はぁ~。ちょっと位遊びたかったけど…あの人数を捌ける自信はないったらないわねー」
一方の可可達に異変が起きていた。
可可*1
可可*6
可可*11
「ちゅぱっ♡んん…」「可可…好きデス♡」「ぁああっ!いやんっ!」「じゅるじゅる♡」「れろぉ~♡レロレロレロ♡♡♡」「おっぱいもっと触ってぇ♡」「顔舐め舐めデス♡」「可可♡かわいいデス♡」「あっ!そこはダメデス!ダメ!」「もっと♡もっと気持ちよくしてあげます♡」「あひゃっ♡ペロペロ気持ちいいっ♡」「乳首♡擦れて♡んんっ♡」「おしりぃっ♡」「んふぅっ♡んんっ♡」
どうやら3大欲求の『性欲』が増大して可可たちによる大乱交が始まった。キスする可可たち。胸同士を擦り合わせる可可たち。1人の可可の顔を何人で舐める可可たち。秘部に指入れたり、舐める可可たち。色んなプレイをして乱交すると…
「「「「「「「「「「あっ♡また可可が増えました♡♡♡」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「みんなで気持ちよくなるデス♡♡♡」」」」」」」」」」
更に可可が増えて200人の乱交が行われていた。
すみれ「何か、変な声が聞こえるけど大丈夫かしら?」
すみれは可可たちの部屋を見てゾッとした。大量の可可たちが自分同士で乱交セックスをしていた。たくさんの喘ぎ声に汗と秘部から出た香りが部屋中に閉じ込められていた。
「しゅみれ発見♡みんなぁ♡しゅみれデスよ~♡」
「ちょっ!?バカッ‼離しなさいよ!!」
振り払うが数の暴力には勝てる訳もなく、あっという間にすみれは裸にされた。何度か可可とすみれはセックスをした関係だが、もはやレイプされる位の勢いで可可達はすみれに手を出した。
「「すみれの大きいおっぱいいただきます♡」」
「ひゃあっ!お、おっぱいちゅぱちゅぱやめなさいっ!」
「「両耳舐めてあげます♡れろ♡れろ♡」」
「んんっ!」
身体がビクビクしてても、可可達は止まらない。すみれの脚を広げて秘部に指入れをしてくる。少なくとも3本の指が腟内を掻き回す。
「やぁんっ!!やめっ!!んんっ!!」
「「「「「すみれぇ♡すみれぇ♡」」」」」
周囲の可可達はすみれをオカズに自慰を始める。
(やだ…可可達にこんな…こと…されるなんて…でも…普段の何倍の快楽が…気持ち良すぎるわ♡)
やがてイッてしまう。しかし、交代でまた別の可可がすみれを襲う。
すみれを押し倒して顔に秘部を当てる可可。その可可とキスする別の可可。すみれの巨乳を赤ちゃんのように吸う2人の可可。その可可達の蒸れたアナルを舐める可可たち。すみれの秘部をクンニする可可を背中から胸を揉む可可。すみれの脚を舐めたり、跨って秘部に当てる可可。様々な可可たちがすみれに群がる。
すると…
「「「「「あれ?私も…増えてる⁉」」」」」
感染した。すみれもあれとあれよと増殖していく。
可可200人。すみれ200人。合計400人の少女達の乱交セックスは更に激しさを増す。
自分同士でキス。自分同士で貝合わせ。自分同士で69すれば…
数人の可可がすみれを襲ったり、数人のすみれが可可を襲う。すみれの巨乳を舐める2人の可可がいれば、可可の胸を揉む数人のすみれがいる。
「「「「「「「「「「「いやぁあああああぁぁぁぁぁ……」」」」」」」」」」」
イッてもイッても終わりが見えない乱交だが、朝になるとお互い1人に戻った。
可可「す、すごかったデス…」
すみれ「えぇ…激しかったわ…」
なお、2人は日曜日にも関わらず朝から晩まで休憩室の掃除に追われたのは言うまでもない。
おわり