はじめに
分身して,先輩同士がセックスする話
本編
分身したらあたしが目の前にいる。
あたしには分身を作る能力がある。
別の日。
分身する前に会社の片思いしている愛華先輩の紹介をしよう。
愛華先輩はあたしの4倍くらい働いている凄腕先輩だ。
あたしは9時前に帰ろうとしていた愛華先輩を呼び止めた。
「先輩!」
「何? 光」
光はあたしの名前だ。
「あのね、ちょっと話したいの」
「えっ、今から何よ。明日でもいいでしょ?」
「今から、今からがいいの」
「そんなに言うなら」
そういって、会議室まで愛華を連れてきた。
「こんなところでいったい何を話すっていうの?」
愛華はそう言った。
あたしは、精神を集中させ、愛華に意識を向ける。すると、愛華は体を左右に揺らしはじめ立っていられないほどになっていく。
倒れそうになった愛華を支えると、愛華の雰囲気がさっきとは違っていた。
「よし、成功。あたしが愛華を乗っ取った」
愛華がしゃべっているのに、愛華ではない別の人間が話しているようだった。
「うまくいったんだ、よかった」
あたしも、愛華のその言葉に不安を感じるわけでもなく、落ち着いた様子で返した。
あたしが意識を集中させると、相手を乗っ取ることができる。
つまり、愛華のなかにあたしの意識を上書きすることができるってことだ。
しかも、愛華の中にいる間でも、あたしは”分身”ができる。つまり、愛華を二人に増やすことも可能ってことだ。
早速、”分身”をしてみた。
瞬きの間に愛華と向かい合うように別の愛華が現れた。
「すごっ、愛華先輩が二人いる!?」
「あたしも、びっくりだよ。目の前に愛華先輩がいるのに、あたしも愛華先輩の体なんだって」
「さっきまで、そっちの愛華だったのに、今はこっちに場所が移動したわね。大好きな愛華先輩が目の前にいるなんて、しかも触り放題!!」
「ねぇ、二人の愛華先輩とあたし。三人でエッチしようっ」
「「いいわね。賛成よ!!」」
二人の愛華先輩は服を脱ぎ、裸体を露にする。あたしも見たことなかったが、スタイル抜群だ。
「光も早く脱いで!! 光に体をこすりつけたくて体がうずうずしちゃうの!!」
「あっ、うん!!」
あたしも急いで服を脱いだ。あたしの体もスタイルはいいほうだが、愛華先輩には敵わない。
三人が裸体を晒す。
まずは、愛華たち同士でお互いを視姦していく。
右の愛華は相手の愛華のおっぱいやおまんこをじろじろと見ていく。
左の愛華も負けじと相手の愛華のおっぱいやおまんこをじろじろと見ていく。
「さすが、愛華先輩ケアも欠かしてないようね」
「腋毛も剃って残ってないみたいだし、やっぱりできる人は違うわね」
そのできる愛華先輩が二人いて、お互いにいやらしいことをするなんて、愛華先輩本人は想像すらできないだろう。
「じゃあ、行くわよあたし!」
「来なさい! あたし!」
愛華先輩と愛華先輩は唇を近づけその距離をゼロに縮めキスを始めた。
愛華先輩が愛華先輩の口内を舐めまわしている。あたしも普段からキスなんてしたことないからこれがファーストキスだ。
ファーストキスの相手が愛華先輩だなんて。
あたしは、あそこを濡らしてしまっていた。二人の愛華先輩も愛華先輩とキスをしているので、股間を濡らしているようだった。
「あたし、愛華先輩の体であそこ濡らしちゃって恥ずかしくないの??」
左の愛華先輩が愛華先輩の声と言い方でもう一方に向けて注意した。
「そっちこそ、あそこ濡らしてて説得力ないじゃない。一回下働きから出直して来たら!!」
右の愛華先輩も負けじと左の愛華先輩に向けて注意をした。だが、お互い中身はあたしなので、その注意の言葉が耳から入ってくるとその声に反応して股間を濡らしてしまうようだった。
「「さっきよりも濡れてるじゃない。会社でトップの成績の愛華だってぇ聞いてあきれるわ!!」」
お互いがお互いへ罵声を浴びせると、股間に快感の反応として現れてしまう。
ご褒美となっている罵声が耳から子宮に伝わり、膣口からはしたない愛液をだらだらと垂れ流してしまっていた。
そろそろ頃合いかと、一方の愛華がもう一方の愛華のクリトリスへと人差し指を触れる。
「あんっ、何するのよ!!」
「あなたが、はしたなくあそこを濡らしてるからじゃない。一回気持ちよくなってこんな気持ち悪いことやめなさい!!」
「あんたこそ、はしたなくあそこぬらしてるじゃない!!」
もう一方の愛華も負けじと相手のクリトリスを人差し指で刺激する。
「ああああっ、それだめぇぇえええっ!!」
「あんだだって、触られただけで、はしたない喘ぎ声あげてるじゃない。いい加減にしてよ!!」
お互いがお互いのクリトリスを刺激し始めると、もうそこからは泥沼の争いだった。
人差し指で刺激していたのが、相手の股間に自分の股間を押さえつけるように貝合わせと呼ばれる体勢で体を絡ませる愛華先輩たち。
平均以上の大きさのお尻を震わせて、相手のクリトリスに自分のクリトリスを擦り付けていく彼女ら。
「「あんっ、いやぁ、あっ、あっあっ、ああああああ…………っ」」
クリトリスを擦り合わせて軽く絶頂したのか、お互いに絡み合った体勢で硬直する彼女ら。
「「あーん、もう!! こうなったら分身して屈服させてやるんだから!!」」
そういうと、愛華先輩はさらに分身を出して、相手の愛華先輩を囲んだ。一人に対して四人の新しい愛華先輩。合計十人の愛華先輩があたしの前にいる計算だった。
一人の愛華先輩が中央にいる敵の愛華先輩の股間に手を触れさせて、高速手マンを始める。ほかの愛華先輩は後ろから敵の愛華先輩の胸を揉んだり、正面から敵の愛華先輩にキスしたり、後ろから敵の愛華先輩のアナルに舌を挿入したりして、攻撃を始めた。
右を見ると同じように右の愛華先輩も口をキスされ、後ろから胸を揉まれ、左から高速で手マンをされ、アナルには舌を差し込まれていた。
「「あっ、ああああっ、こんな変態に負けるもんですか!!」」
お互いの愛華先輩がもはやあたしだったことも忘れて、お互いを先にイカせようと必死になって分身を使って攻撃している。
だが、四人掛かりの攻撃に耐えられるわけもなく、あっというまに絶頂を迎える中央の愛華先輩
「「あっ、ああああっ、ああああ、だめぇーー、だめだめーー、いくいくっ、んんんんんっ、あああっ、あっあっあああああ、いくいくいくっ、いくっいくっ、んんんっ、ああああああああああああああああああっっっっっっっっっっっっ………………………………」」
同時に絶頂する。だが、分身は消えなかった。
「「「「これから、まだまだ楽しみましょう”あたし”が調教してあげるから!!」」」」
夜はまだ終わらない。