ジャンル | シューティング | #ref(): File not found: "Boxyaris.jpg" at page "Yaris" |
配信元 | Backbone Entertainment | |
開発元 | Castaway Entertainment | |
配信日 | 2007年10月10日 | |
定価 | 無料 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
配信終了日 | 2008年11月 | |
判定 | クソゲー | |
怪作 | ||
ポイント | 北米XBLAクソゲーランキング1位 コンセプトが狂いすぎ プロモーションとして成り立っていない 色々とYarisぎ |
概要
トヨタの新車"Yaris"のプロモーション用ゲーム。XBLAにて無料で配布された。オンライン及びオフラインの2人プレイにも対応。
"Yaris"は日本で言うところの「ヴィッツ(Vitz)」。名称の変更については、ヴィッツが英語ではヤバい意味*1に聞こえる為*2。
問題点
- このゲームは、無料であることを差し引いても「問題点しかない」と言えるほどのクソゲーである。
- 操作性がカスというアクション重視のSTGのクソゲーの第一条件をまずクリアしている。
- グラフィックも360の性能相応とは言いがたく、妙にてかてかしている。一部敵やYaris自体もかどばった部分があり、実車の再現度は御世辞にも高いとは言えない。
- ゲーム自体はレースゲーとSTGを融合させたような内容なのだが、動作はもっさりしていてスピード感に欠けるためレースゲーとしての長所はほぼ死んでいる。カメラワークも悪くしょっちゅう自機が見切れる上に、敵を倒してボーナスを取得したりコースを周回するたびにでかでかと画面全体に文字が出てくるため画面は非常に見づらい。
- そのうえ敵のチープな爆発エフェクトが視界を大きく遮り、自機のショットはエフェクトが地味でわかりにくい。一応ショットに関しては画面に表示されている照準を見れば弾道を見失うことはない。
- それらを差し引いても、周回するたびに敵が追加されたりコースが変化したりということがないためゲーム自体が凡長で、飽き易い。
- また、ゲーム自体もそもそも「Yarisを主役に据える必要がない」としか思えない内容である。
- ヴィッツのフロント部分に謎の触手が生えて、そこから弾を発射して敵を攻撃する。なんですかその車。
- しかも横に平行移動する。タイヤが傾くこともない。
- 一応日本にも「人型にトランスフォームする車」(参考)があったが、さすがに「車から触手」は理解不能である。
- 登場する敵は、車ではなく「巨大なビリヤードの球」「SUMOUレスラーを想起させるデブ」「火を吹きながら走る車輪」「前述のレスラーが張り付いたゴミ回収車」「レイバー」もどきの多脚ロボット」など、理解不能なチョイス。
- コースは『F-ZERO』や『ワイプアウト』のような立体構造のアクロバティックなコース。ヴィッツはそのコースを何の問題もなく走り抜ける。
- というか、そもそもなぜYarisでシューティングをやる必要があったのだろうか。コンセプトから発想が狂っている。
評価点
- クソゲー最後の砦であるBGMは聴けないことはない。
- が、ショット発射中常に鳴り続けるショットの効果音も相まって耳に残りにくいチープ感漂う内容。しかもループの継ぎ目でブツ切れる。
総評
あまりのひどさ故、「無料でも絶対やりたくない」「これをやったら,"リアルでアホ”の実績をアンロックできる」「腐敗したクソの塊」と酷評され、北米のXBLAクソゲーランキング1位に輝いた。
その後
- 現在は配布を終了している。
- トヨタもこれはYarisぎだったと言わざるを得ない。