「むせる次回予告っぽい短文を書いてみた」

Last-modified: 2014-03-14 (金) 23:36:07
ネタスク「むせる次回予告っぽい短文を書いてみた」

アーベント・オスクリタとは悠久の黄昏のこと。
西へ勢力を拡大するアルジャラジ帝国の思惑とは?
両国は国境を挟んで睨み合う。
熱い怒りは夜風に紛れ、冷たい殺気は夕日に消えた。
次回「夕闇と熱砂のはざま」
暗闇に光るのは銃火か? 単眼(モノアイ)か?
14/01/20(月)23:35:52 No.10158066
関連設定 ⇒アーベント・オスクリタ帝国 ⇒アルジャラジ帝国 ⇒アルジャラジ帝国西方進出

ネタスク「むせる次回予告っぽい短文を書いてみた」その2
三本の矢は放たれた。
アーベント・オスクリタに雪崩こむアルジャラジの大群。
しかしそれが墓所への行軍だと誰が気づこうか?
敵は空で待っていた。
空飛ぶ軍艦が戦慄をまき散らす。
次回「頭上の悪夢」
“最悪”と言葉にできるうちは幸いである。
14/01/25(土)16:31:41 No.10166513

ネタスク「むせる次回予告っぽい短文を書いてみた」その3
カマルⅣ世最大の誤算。
それはブランジュワールの領主を敵に回したこと。
生贄の羊、それはアルジャラジの兵士のこと。
空飛ぶ戦艦から黒い獅子が舞い降りる。
燃える剣を携えて。
捕食者の牙から逃げ切るなど不可能。
次回「剣豪伯爵
アーベント・オスクリタから見る夕日は血のように赤い。
14/02/02(日)01:56:55 No.10186176

ネタスク「むせる次回予告っぽい短文を書いてみた」その4
鋼鉄の巨人が隊列をなして進み行く。
兵士たちは口ずさむ「祖父も父も」と。
神の御名の元に聖戦の執行者たちが参集する。
信仰と忠誠で恐怖心を塗り固め、西へ西へと歩み行く。
次回「盲目の信徒」
軍楽の音色が物悲しい。
14/02/10(月)23:17:07 No.10206276

ネタスク「むせる次回予告っぽい短文を書いてみた」その5
人を殺すのが人ならば、獅子を殺すのもまた獅子である。
東の赤い獅子が西の黒い獅子に牙をむく。
同胞(はらから)の無念を晴らせと吠えたてる。
夕闇の国に咆哮が響きわたる。“神は偉大なり”と。
次回「荒ぶる獅子」
勝利は翼を広げてやってくる。
14/03/08(土)21:55:11 No.10265449