白闇大山脈―しらやみだいさんみゃく―

Last-modified: 2012-04-30 (月) 16:46:10
白闇大山脈―しらやみだいさんみゃく―

暗黒の国の南方から東方にかけて連なる全てが塩・塩・塩に覆われた純白の大山脈、
どの山の中を掘り進んでも全て塩で、岩盤等は一切存在しないと言う色々と自然の法則に反した構造となっている
伝説では太古にこの地を支配していた邪悪な巨人族の軍勢が行軍中に
巨人達の悪業非道を見かねた光の女神が天より降臨し、
その神体を直視した巨人達は恐怖から残らず塩柱と化し現在の山脈となったと言われている。
暗黒の国の主力輸出品といえば必ず最初に塩が上げられる程にその埋蔵量は膨大で、
世界の塩の総合流通量を見ても実に30%強が暗黒の国産で占められている。
また、年に一度ダークソルトフェスタと言う祭りが山脈の一部の裾野に広がる塩の大平原で開催され、
塩像や塩合戦、国家元首を探せ!など塩に関する各種催しが行われている。
開催中は近隣のニ国は勿論、ディオール等の他国からも毎年家族連れを中心とした多くの観光客が訪れている。
ちなみに。この山脈を創り出した張本人である暗黒の国最古の図書館の司書長はこの祭りの最中、
名産品の塩饅頭を喉に詰まらせ病院に運ばれている。
08/05/23(金)19:39:36 No.12080968

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