Last-modified: 2007-04-26 (木) 11:42:38

高い攻撃力を持つが両手持ちのものが多い。

斧(おの)は、道具または武器のひとつ。 木を伐採し成型するほか、武器および儀式もしくは紋章のシンボルとして、何千年間にわたり使用されている、世界中に遍在する古い道具である。 和語では「よき」とも呼んだ。

斧は多くの特化された使用方法に応じて多くの形式があるが、通常は、木製の柄と、それに直角に固定された金属製の刃からなる。 道具としての斧の一般的な用途は、木を割ったり、枝を切り払うためである。こうした斧は手斧(ハンドアックス)とも呼ばれる。 武器として特化した斧には、柄を長くして破壊力を増した戦斧(バトルアックス)や、目標に向かって投擲する投斧(トマホーク)などがある。

また石器時代に使用された道具・武器として、石斧(せきふ)がある。 石斧はその製法により打製石斧と磨製石斧に分けられる。 技術の発達に連れ、銅、青銅、鉄および鋼で作られた斧が現われた。

最新の斧は、鋼の刃に木製(ヒッコリーを使うのが典型的)の柄でできているが、プラスチックやファイバーグラスの柄も珍しくない。 現代の斧は使用目的、サイズおよび様式ごとに特化している。片手で使用するために設計された短い柄を持つ斧は、しばしば手斧と呼ばれる。しかし、手斧という語は、同時に柄のない斧をも意味する。ハチェットは、しばしば刃の背にハンマーを備えていることが多い。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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