僕はお姉様に何度も恋をした、そしてこれからも恋をする。
それは必然であり当然の事だろうと思う。
お姉様は世界で一番美しい、至高の存在なのだから。
Silvalof / One's love
「シルヴァロフ、きょうはあかいおようふくがきたいわ」
その愛らしいお声で名前を呼ばれる度、僕の胸は高鳴り、恋に落ちているのです。
お姉様のご希望に添え、今日は此方の深紅のドレスに致しましょう。
お姉様の美しい白い肌が、より一層映える事と思います。
「きょうははなかざりもつけたいわ」
その愛らしい瞳で見上げられる度、僕の鼓動は早まり、恋に落ちているのです。
お姉様のご希望に添え、真紅のドレスに似合う薔薇のコサージュをお付け致しましょう。
お姉様の可愛らしさが、より一層華やかになる事と思います。
そう、この世にある全てのものは、お姉様を引き立てる為だけにあるのです。
勿論、双子の弟であるこの僕でさえ、お姉様の為だけに存在しているのです。
お姉様に一番近い存在である喜び、それを感じるだけで、僕の恋心は汚れた白濁のように溢れてくる。
しかし、この気持ちをお姉様に伝えるなど、烏滸がましく罪深く、万死に値する。
その美しさは決して汚させない、何者からもお守り致します。
この僕からも、この恋心からも。
