アマルティア・デンドロン

Last-modified: 2011-07-20 (水) 21:45:15

大樹のような姿をした凶悪な上級魔物
地中に生まれた異界の門より出現し、数百メートル級の大きさを持つ
出現すると空は真紅に染まり、枝には無数の赤い結実が起こり、
実からは赤い影の姿をし、狂った笑い声をあげる魔物が次々と生まれる
その恐ろしさはその凄まじい物量だけでなく、正体不明の心理掌握能力にもあり、
樹木の傷から垣間見える無数の瞳を直視したものは、その魔物の本質が
人類が文明と共に蹂躙してきたものの集合体であると無意識に感じさせ
罪の意識が膨れ上がり攻撃を続けることができなくなってしまう
討伐せずとも一晩ほどの時間で自然消滅するが、
一つの都市を滅ぼすのにはその時間は十分すぎるほどで
嘗て優秀なマギナ使いを有した都市の多くが、この大樹の魔物一体に壊滅させられている