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■学園マギア■ 狩谷響姫(かりや・ひびき) 特務学術機関『Magina-Academia』所属のマギナ使い。17歳。 セミロングの黒髪と憂いを秘めた赤い瞳が特徴の古風な雰囲気を纏った女性。 江戸時代の剣豪であり、現代では魔人として恐れられる狩澤十郎太の子孫に当る存在 で、争いを好まない心優しい性格の持ち主だが、その血には先祖譲りの修羅の資質が 潜んでおり、それがいつ発現するか分からない危険性も併せ持っている。 剣士であり刀匠でもあった祖父が孫娘の為に最後に打った居合刀を基にして作られた マギナ『雪月華』を所持している。 『瞬撃』と『一閃』の魔力処理が施されたその刀には「斬る」と言う過程は存在せず、 ただ「斬った」と言う事実のみが存在する。 この能力を駆使してあらゆる存在を一刀の下に両断する事ができるが、その代償として 大量の魔力と生命力を必要としており、多様する事はできないと言う弱点がある。