違法賭博
2024年3月20日、開幕戦の直後にドジャースを解雇された。複数のアメリカメディアは違法賭博(スポーツ賭博)に関与したと報道した。
また、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金され、大谷の弁護士が水原を「ブックメーカーでの賭博目的で大谷の資金を大量に盗んだ」として告発したとの報道もある。
水原は19日のESPNのインタビューに「違法の認識がなかった」「翔平は賭博には全く関与していない」、当初はギャンブルによる借金の肩代わりを大谷に求めた際に、
「明らかに大谷は本件に満足しておらず、二度とこのようなことをしないように私を助けると言った」と話した。
水原は、多額の負債により「生活費をやりくりするのも大変で、その日暮らしの毎日。
彼(大谷)のライフスタイルに合わせなければならなかったから」と述べ、2023年に借金が400万ドル(約6億400万円)を超えた時点で初めて大谷に助けを求めたという。
違法賭博を始めたとされている2021年時点の水原の年俸は約8万5000ドル(約1300万円)で、翌年末には100万ドル(約1億5100万円)の損失が生じていたと報じられている。
銀行詐欺
同年4月12日、連邦検察は銀行詐欺容疑で水原を刑事訴追したと発表した。
大谷選手が不正に関与していたことを示す証拠はなく、記者会見した検事は「大谷選手は被害者と強調したい」と述べた。
検察によると、水原は大谷の銀行口座の設定を変更し自身の携帯電話などとつながるよう細工し、口座から不正送金した。
送金承認のため、大谷を装って銀行に電話したことも録音から確認された。
同日、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷。拘束された後、保釈保証金2万5000ドルで保釈が認められた。
保釈の条件には他に、ギャンブル依存症の治療を受けること、ギャンブラーやブックメーカー、さらに被害者である大谷に接触しないことも含まれている。
5月8日、司法取引に応じ、銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めた。
また、被害額全額を返済することや、追徴課税約114万ドルを支払うことも求められた。
5月9日、映画スタジオのライオンズゲートは本事件をテーマとしたテレビドラマシリーズを制作することを発表した。
ドラマ制作チームのアルバート・チェンは「これはピート・ローズ以来、メジャーリーグベースボール最大のスポーツ賭博スキャンダルであり、その中心にいるのはMLBがワゴン車に乗せた最大のスター選手だ。
私たちは信頼、裏切り、富と名声の罠の物語の核心に迫る」とコメントしている。
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Tag: 違法賭博 銀行詐欺 大谷翔平選手の元通訳 水原一平被告
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