低速病チェック

Last-modified: 2010-12-12 (日) 01:46:31

CD起動のLive Linuxを使ったドライブ全体の転送速度の測り方 (低速病判定法) version 10.10.01

  • ubuntuを使ってチェックし、Windows OSによる影響を排除した結果を求めます
    ubuntu1004_harddrive_slowchecker.jpg
  1. ubuntuの10.10日本語版をCDに焼いて起動する
    • CDイメージはここから http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/download
    • CDで起動中にようこそ画面でインストールするかと訊ねられるが「ubuntuを試す」を選ぶ
    • 右上の時計をクリックして時間を合わせる。場所に「東京」と打って候補をどちらか選んでセット
    • Firefox を起動して「hdd wikiwiki.jp」を検索し、このページを出して見ながら作業する
    • (端末に入力するコマンドはややこしければコピペしてもいいがsdXを間違えないように)
  2. システム→システム管理→Synapticパッケージ・マネージャを起動、[設定]→[リポジトリ]で
    • ソフトウェアソースで左端のtabの、上から2番目の選択肢「コミュニティによって…」にチェック入れる
  3. アプリケーション→アクセサリ→端末ウィンドウを出して sudo fdisk -l して対象ドライブを確認
    • fdisk で見て自信が持てなければシステム→システム管理→ディスク・ユーティリティで「デバイス」を見る
    • (以下対象HDDを /dev/sdX と仮定)
  4. その端末で sudo apt-get update し、続いて sudo apt-get install dstat して sudo swapoff -a する
    • さらに別の端末を出して2枚の端末が同時に見えるように並べる
  5. 片方の端末で30秒毎に転送量を出してログにも書く
    • sudo dstat -D total,sdX 30 | tee -a sdX_dstat.txt
  6. もう片方の端末で sudo cat /dev/sdX >/dev/null
  7. 10分も見ていればわかるがHDD全体を見たければじっと8時間か9時間放置、もし読み取りエラーがあったら止まる
    • 途中で止める時は各端末で ctrl+c (コントロールを押しながら「c」)で止めることができる
  8. 7. の端末でプロンプトが戻ってきたら完了。6.の端末は ctrl+c で止める。
  9. 場所→ホームフォルダでファイルマネージャを出してそこにある sdX_dstat.txt を開く
  10. 結果は眺めて終わってもよし、晒してもよし 実物はもっと行数が多い → http://pastie.org/1291987
    ubuntu1004_harddrive_slowchecker_result.jpg
    • ↑はおおよそ80MB/Sの速度。Linuxのディスクアクセス速度はWindowsより遅いけど60~70MB/S以上出ていれば低速病ではないし、PIO病でもない。