罰鉾のマッシュポテト

罰鉾のマッシュポテト（ばちぼこのまっしゅぽてと）とは、尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE』の登場人物。

概要

ドレスローザ編で新登場した海賊団「百柔海賊団」の船長。顔の造形が非常にドン・クリークに似ているが、性格は正反対で礼儀正しく繊細な男。

容姿

上下ともに白いスーツに赤ネクタイという格好をしている。
また、その服装に似合わず背中には大剣を背負っている。
髪型はアフロヘアー。戦闘で激しく動くと自然と髪がそそり立つ。

プロフィール

戦闘能力

身体能力

武装色の覇気をそそり立った髪に纏わせ、振り回しながら自切して放つことができる。*1
また、この技を使う時はなぜか体中から蒸気が立ち上る。
さらに、この技を放つ時には必ず「うぉおおお！ マッシュポテトだぁあああ！」と言いながら攻撃する癖がある。

悪魔の実

高圧の電流を放出することで、あらゆるものを焼き切る。体の一部であればどこからでも電気出すことが可能で、自切した腕や髪からも放出できる。ただし、一度に放出できるのは最大で10億ボルトまで。限界量を超えて発電すると筋肉痛になる。

技

雷光鞭

電熱を帯びた髪を鞭のようにしならせ、敵を斬り裂く。

雷撃

全方位への放電によって敵を攻撃する。最大電圧は1億ボルト。

天罰鉾

髪に電撃を凝縮させ巨大な槍を作り出して発射する。

活躍

ルフィの義兄ポートガス・D・エースの能力であったメラメラの実を狙って闘技大会に参加する選手として初登場。優勝候補の一人として予選Cブロックに出場。
序盤は持ち前のスピードを活かした戦い方で雑兵を薙ぎ倒し勝利を重ねていたが、乱入してきたミホークに両腕を落とされてしまう。それでも最後まで諦めず、ミホークを相手に粘り強く戦った末、敗北した。*2
その後、王下七武海に加入することになる。

余談

人気投票では常に最下位を冠しており、登場シーンも他のキャラと比べると極端に少ない。
しかし、作者にとっては思い入れのあるキャラクターなので、再登場の機会があれば必ず活躍させるつもりであることがインタビューにて語られている。