西岡市民館前駅

Last-modified: 2022-02-17 (木) 23:52:08

西岡市民館前駅(にしおかしみんかんまええき)は、秋田県西岡市ひらぎの台七丁目にある、JR東北秋崎線の駅である。駅番号はIW01。

概要

駅名の由来は、当駅から徒歩10分ほどのところにある「西岡運動公園」から。なお、同公園は同市が設置した市営施設である。
かつては普通列車のみ停車していたが、2007年3月18日のダイヤ改定で快速列車が新設され、停車するようになった。しかし、この駅の立地上、列車自身のみの力で停車することは難しく、当駅に停車する列車のほとんどは駅に滞在する職員、また周辺地域に住む筋肉自慢の住民によって無理やり停車させられているというのが実情である。

西岡市民館の存在

西岡市にはそもそも市民館は存在しておらず、その最寄駅として設定された当駅も、市民館とは全く無関係な場所である。これは当時の自治体であった西岡町が、市民の利便性よりも施設の充実を優先したからであると言われている。ちなみに、その当時は町内に公民館もなかったという[要出典]
しかし、住民の要望により西岡町民会館が建設されたことにより、西岡町の財政状況は改善され、さらにその後に建設された運動公園にも巨額の予算を注ぎ込むことができた。そして現在では、市役所のある駅前通りを中心に繁華街が形成され、西岡市は県下でも有数の都市へと発展した。

駅構造

1面1線のホームを持つ地上駅。無人駅である。かつては簡易委託駅でPOS端末が設置されていたが、2007年3月31日をもって廃止となった。
橋上駅舎を有する。改札口は町民会館の5階にあり、ホームへ向かうには会館内のフィットネスジムを経由する必要がある。
発車メロディは2006年4月1日より「桜舞うこの街へ」(福嶋尚哉作曲・編曲)が使用されている。

利用状況

2012年度の1日平均乗車人員は58人。近年の一日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。なお、2000年度~2010年度は、統計値が非公表となっているため参考値を表記している。

年度1日平均乗車人員
2000年 3052人
2001年 2914人
2002年 2833人
2003年 2782人
2004年 2657人
2005年 2572人
2006年 2461人
2007年 2485人
2008年 2345人
2009年 2099人
2010年 1999人
2011年 1986人

バス路線

2012年6月現在、バス・タクシー乗り場は駅前ではなく、国道394号線を挟んだ向かい側にあり、県道211号線沿いに設置されている。
このほか、駅から南方向に約700m離れた国道398号上に「西岡運動公園入口」停留所があり、北上線和賀仙人駅方面に向かう路線バスが発着する。

その他

西岡市にはマッスル北村こと小森雅仁の実家があることでも知られており、彼の自伝的作品である『筋肉マン』(集英社ジャンプコミックス)では実家の最寄り駅とされているほか、「筋肉マン」作中で主人公の通う道場の所在地も、当駅であるという設定になっている。ただし作中では、作中人物たちが電車に乗っているシーンはない。

関連項目

日本の鉄道路線一覧
日本の鉄道駅一覧
新津運輸区