★3 ソルジャーギア カルホーン
「うふ」 おっとり型に見えてカルホーンの剣は鋭い。 |
カルホーンの剣技は、10歳の頃すでに達人の域であっ た。 「おなかすいた」 それ以外は普通の10代に見える。 |
「ケーキ屋さんとかがいいな」 彼女自身は戦争に向いていないと感じている。 |
★4 ソルジャーギア カルホーン
カルホーンは幼い頃から戦闘要員として育成されてき た。 彼女の笑顔はある意味屈託がなく、 光もない。 |
人は似てきたもので人格が形成される。 綺麗な花だったり夕日だったり。 彼女は人より多く血を見てきただけ。 |
彼女なりに人を理解しようとしている。 優しさを持っているのに見せられない自分に ジレンマを感じているのが伝わってくる。 |
★5 ソルジャーギア カルホーン
「遊びってなに?」 幼い頃から戦闘要員として育成されたカルホーンは 当たり前のことを知らなかったりする。 心の底からの笑い方も知らない。 |
「なにこれたのしー!」 今日はトランプを教えた。楽しんでくれている。 笑っている彼女の瞳の奥には光が無い。 |
もう強さは十分だ。 これからは戦い方ではなく、 楽しい生き方というものを教えていこうと思う。 |
イラストレーター:対馬習字 |
★6 ソルジャーギア カルホーン
昨日は人に道を譲れた。 今日は人を許すことができた。 明日は何ができるのか楽しみだ |
カルホーンは今日仲間を庇った。 本人は意識していないようだが、確実に成長している。 |
イラストレーター:対馬習字 |