Last-modified: 2021-02-14 (日) 16:16:56

position number 1. from Great Britain. Henry John Temple, 3rd Viscount Palmerston.

position number 2. from Qing. Kangxi Emperor.

position number 3. from French Empire. Napoleon Bonaparte.

position number 4. from Roman Empire. Hadrian.

position number 5. from Han. Liu Bang.

position number 1. from Russian Empire. Catherine the second.

position number 2. from Republic of Turkey. Mustafa Kemal Ataturk.

position number 3. from Great Britain. Margaret Thatcher.

position number 4. from Japan. Tokugawa Iemitsu.

position number 5. from Qin. Shi Huang.

position number 1. from the Republic of Rome. Gaius Julius Caesar.

position number 2. from Ayyubid dynasty. Salah ad-Din Yusuf.

position number 3. from the Kingdom of Macedonia. Phillip the second.

position number 4. from Soviet Union. Mikhail Gorbachev.

position number 5. from Japan. Ashikaga Yoshimitsu.

position number 1. from Abbasid Caliphate. Harun al-Rashid.

position number 2. from Russian Empire. Peter the Great.

position number 3. from Soviet Union. Joseph Stalin.

position number 4. from Germany. Adolf Hitler.

position number 5. from Japan. Takahashi Korekiyo.

position number 1. from Japan. Tokugawa Yoshimu-ne.

position number 2. from Tang. Li Shimin.

position number 3. from France. Charles-Maurice de Talleyrand-Périgord.

position number 4. from United States. Franklin Delano Roosevelt.

position number 5. from Roman Empire. Trajan.

position number 1. from Roman Empire. Augustus.

position number 2. from Soviet Union. Nikita Khrushchev.

position number 3. from Japan. Ikeda Hayato.

position number 4. from Mongol Empire. Genghis Khan

position number 5. from Qing. Yongzheng Emperor.

position number 1. from Frankish Kingdom. Charles the Great.

position number 2. from United States. Abraham Lincoln.

position number 3. from Han. Cao.Cao.

position number 4. from Caliphate. Muhammad.

position number 5. from Japan. Prince Umayado.

position number 1. from Achaemenid Empire. Darius the First.

position number 2. from Sui. Yang. Jian.

position number 3. from Japan. Ieyasu Tokugawa.

position number 4. from Mongol Empire. Kublai Khan.

position number 5. from England. Elizabeth the First.

position number 1. from Indian Empire. Mahatma Gandhi.

position number 2. from Ming. Zhu. Yuanzhang.

position number 3. from Qi. Guan.Zhong.

position number 4. from Qing. Qianlong Emperor.

position number 5. from Athens. Pericles.

position number 1. from Great Britain. Winston Churchill.

position number 2. from Japan. Toshimichi Okubo.

position number 3. from Han. Emperor. Wu.

position number 4. from Qin. Shang. Yang.

position number 5. from United States. John Fitzgerald Kennedy.

position number 1. from Han. Emperor Guangwu.

position number 2. from Yugoslavia. Josip Broz Tito.

position number 3. from Japan. Hideyoshi Toyotomi.

position number 4. from Austria. Maria Theresa.

position number 1. from Empire of Japan. Hirobumi Ito.

position number 2. from Austrian Empire. Klemens von Metternich.

position number 3. from German Empire. Otto von Bismarck.

position number 4. from Great Britain. Benjamin Disraeli.

position number 1. from German Empire. Otto von Bismarck.

position number 2. from Great Britain. Winston Churchill.

position number 3. from Indian Empire. Mahatma Gandhi.

position number 4. from United States. Franklin Delano Roosevelt.

position number 5. from Empire of Japan. Ito Hirobumi

position number 1. from Qing. Kangxi Emperor.

position number 2. from Frankish Kingdom. Charles the Great.

position number 3. from Roman Empire. Trajan.

position number 4. from Mongol Empire. Genghis Khan.

position number 5. from Empire of Japan. Okubo Toshimichi.

position number 1. from Roman Empire. Augustus.

position number 2. from Republic of Turkey. Mustafa Kemal Ataturk.

position number 3. from Russian Empire. Catherine the second.

position number 4. from Athens. Pericles.

position number 5. from Japan. Ikeda Hayato.

position number 1. from the Republic of Rome. Gaius Julius Caesar.

position number 2. from Yugoslavia. Josip Broz Tito.

position number 3. from England. Elizabeth the First.

position number 4. from Japan. Prince Umayado.

position number 5. from Austria. Maria Theresa.

position number 1. from Germany. Adolf Hitler.

position number 2. from Japan. Ieyasu Tokugawa.

position number 3. from French Empire. Napoleon Bonaparte.

position number 4. from Russian Empire. Peter the Great.

position number 5. from Soviet Union. Mikhail Gorbachev.

position number 1. from Germany. Adolf Hitler.

position number 2. from the Republic of Rome. Gaius Julius Caesar.

position number 3. from Yugoslavia. Josip Broz Tito.

position number 4. from Mongol Empire. Genghis Khan.

position number 5. from Empire of Japan. Ito Hirobumi.

position number 1. from German Empire. Otto von Bismarck.

position number 2. from Republic of Turkey. Mustafa Kemal Ataturk.

position number 3. from Qing. Kangxi Emperor.

position number 4. from Roman Empire. Augustus.

position number 5. from French Empire. Napoleon Bonaparte.

position number 1. from the Republic of Rome. Gaius Julius Caesar.

position number 2. from Qing. Kangxi Emperor.

position number 3. from Mongol Empire. Genghis Khan.

position number 4. from Roman Empire. Augustus.

position number 1. from German Empire. Otto von Bismarck.

position number 2. from Germany. Adolf Hitler.

position number 3. from Yugoslavia. Josip Broz Tito.

position number 4. from Republic of Turkey. Mustafa Kemal Ataturk.

さあ生中継でお送りしておます、第1094回ワールドヒストリーカップ。いよいよ後半が始まりました!
引き続き実況はクッキー、解説はセカイスポーツのラバーさんです。よろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします。

さて、現在世界ランク圧倒的1位に君臨するのはモンゴル帝国です。
まさにタタールの平和。人々が活発に往来している。

はい、モンゴル人の国は4チームに分かれてますが、大ハーンのクビライを中心に緩やかに提携しています。
たまに決裂することもありますが基本的には平和なので、経済は大きく発展していますよ。
遠くヨーロッパからも商人や宣教師が訪れているようですよ。

マルコポーロ、黄金の国ジパングを語り継ぐ!
さあ一方、トルコ系の奴隷兵士マムルーク、エジプトを拠点にイスラム世界最強に成り上がっている。
先ほどはバイバルスがフランスのルイ9世、さらには最強モンゴル軍を見事に撃退だ!
さらにキリスト教勢力をアジアから一掃!十字軍の夢はついえた。

奴隷出身といえどこの強力な軍事力、もう誰も侮る人はいないでしょう。
聖地メッカ・メディナも保護しましたし、商人たちを保護して経済も発展しています。
また、インドでも先程までマムルークたちが奴隷王朝を作っていました。
イスラム教の勢力が北インドまで広がってきましたねー。

ここで、フランス王フィリップ4世、聖職者への課税をめざし、ローマ教皇とし烈なしのぎ合いを見せる。
三部会で国民の支持を得て、ついに教皇を捕えた、ボニファティウス8世無念の憤死!
さらには教皇バビロン捕囚!教皇はフランスへと移されてしまいました。
かつては太陽にもたとえられた教皇権。今や失墜するばかりですね。

いやー、ほんの100年ちょっと前にはカノッサの屈辱、それから
最強の教皇インノケンティウス3世の活躍も記憶に新しいんですが
やはり十字軍の失敗は権威に大きな傷をつけたようですね。

さて、モンゴル帝国は徐々に分裂の気配。
南ロシアのジョチウルス、イラン高原のイルハン国、いずれもイスラム化の構えだ。

ここで、フランス王家断絶、ボニファティウスの呪いが炸裂か!
王位についたフィリップ6世、だがイングランド王エドワード3世異議を唱えている!
レフェリー不在で乱闘開始、百年戦争だ!

これはいけませんね。本来はローマ教皇が審判としてなだめないといけないんですが
今やフランス王の傀儡なので、仲介する力がないんですよね。
この戦争はいったいいつまで続くことになるんでしょうか。

序盤はイングランドが優勢だ、
躍動するエドワード・ブラック・プリンス、ロングボウを自在に操っている。
しかし緊急事態!ペストの大流行だ!急速な社会不安。
一方神聖ローマ皇帝カール4世は内政に尽力、プラハ大学を創設。
ボヘミアの全盛期を演出だ。ラバーさんいかがでしょう。

はい、ペストのパンデミックですね。恐るべき伝染力です。
大げさでなく、ヨーロッパの人口の1/3が失われているというリポートもありますね。
ただその分生き残った農民たちの待遇は上がって自立傾向にはあるようですね。
それからボヘミアはペストの影響が比較的少ないようです、カール4世の善政も見事にかみ合っていますね。

おっと東にご注目ください、元が危ない!
財政悪化と紙幣の濫発が衰退を招いた。おしよせる紅の頭巾をまとった白蓮教徒たち。
ここで無名選手朱元璋!驚異の下剋上で国家権力を握る。
朱子学を軸に新たな国づくり。漢民族の、明るい時代を築くのか?

いやー、身分も底辺、財力もゼロ、ルックスも最悪、そんな男が皇帝に登り詰める。
こんなシンデレラストーリーあるんですね。ただ権力を握るとコンプレックスを
抑えきれていません。恐怖政治もいいとこです。残念ながらファンからは嫌われていますね。

さあここで、ローマについに教皇が帰還、だが今度はローマとアヴィニョンに、
並び立つ複数の教皇、これは教会大分裂、名付けて大シスマ!
そんな中、キリスト教世界の東方に脅威が現れた、
トルコ人のオスマン帝国!さらにはモンゴル帝国のコピーバンドことティムールだ!
いやーこの2つは楽しみなんじゃないですか?

はい、特にオスマン帝国はバルカン半島に踏み入っていますね。
これはイスラム教勢力としてははじめてのことじゃないでしょうかね。
そして東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルも包囲されました。
2000年続いた名門も、今や風前の灯ですね。

さあオスマン帝国ジハードを続けます、親衛隊イェニチェリの奏でる恐怖の音色。
ここでセルビアがやられた。ハンガリー王ジギスムント、連合十字軍を結成も太刀打ちできず!
だがここで、軍事の天才ティムールが動いた。突如、オスマン帝国の背後を狙ってきた!
アンカラの戦い、世界ランク最上位対決、オスマン帝国のバヤジット1世敗れて捕虜となりました。
これは東欧諸国、そして東ローマ帝国も奇跡的に命拾いですね!

いやー、これは鳥肌が立ちました。まさに神への祈りが通じたのかもしれません。
私も神を信じようと思います。オスマン帝国は滅亡寸前になってしまいました。

さあ一方、明では永楽帝が帝位を奪う。
北方に逃れたモンゴル完全に後退だ。なんと5回にわたるモンゴルへの親征!
そしてイスラム教徒・鄭和の大艦隊がアジアを巡る、築き上げた広大なる朝貢世界。

はい、この大艦隊を見たらどの国も、明には頭を下げておこうとなりますね。
明はまさに東アジアの中華、伝統的な漢民族の王朝の復活を印象付けていますね。

東欧ではリトアニアポーランド王国、そして北欧ではカルマル同盟といった大国も出現しています。
ここで、皇帝ジギスムントがコンスタンツ公会議!ようやく教会大分裂を収集だ。
だが教会の腐敗に立ち向かってきた、英雄フスを火あぶりに!
激怒するプラハ市民、燃え上がるチェック人の自立心、フス戦争の勃発だ!

 

そして百年戦争にも注目です。相変わらずイングランド、大陸へと攻勢をかけているが
ここでフランス、天才ジュニア女子選手ジャンヌダルクがオルレアンの地に現れた!
フランス危機的な状況から奇跡の逆転、大陸からイギリスを追い返していく。これは何者なんでしょうか?

いやー、17歳にして監督に就任したと思えば、神に導かれるままに
あっというまにオルレアンを解放してしまいました。やはり神はいるのでしょうね。
しかしあまりの天才っぷりに警戒されています。魔女として処刑されてしまいました。
これでますます、彼女とはいったい何だったのか、人々の議論が尽きませんね。

ここで東方では、モンゴル部族長エセンハンが明の正統帝を捕えているぞ。明は大丈夫なのか。
そして、いつの間にか中東のオスマン帝国、滅亡寸前から一転、勢いを取り戻している。
メフメト2世が呟いた、あの街をください。その目の先には、1000年の都コンスタンティノープル!
ついに神も見放した!崩れ落ちる城壁、今ローマ帝国2000年の歴史が幕を閉じました!

今度は意外とあっけなかったですね。やはり神を信じるのはやめておきます。

さあヨーロッパは新しい動き。モスクワ大公イヴァン3世、タタールのくびきを終わらせた。
イベリア半島ではアラゴンとカスティリャが合併、ここにスペインの成立だ。
そしてイスラム勢の都グラナダを攻める、レコンキスタの達成はもう間近ですね!

はい、700年以上にわたって苦しめられてきたイスラム勢力をついに打ち破ることになりそうです。
長き戦いでしたね。彼らのキリスト教布教への情熱には今後も注目ですよ。

そしてイギリスフランスは長き戦争で封建領主が没落。
王様の権威が上がっていく、絶対王政へと向かうのか。
一方ルネサンスの動きが北イタリアを中心に今や全盛期、人間の解放だ!
レオナルドダビンチ、ミケランジェロ、万能のスーパースターたちが躍動する!

いやー、北イタリアの都市の発展はめざましいですね。
東方との貿易マネーで多くのスーパースターを獲得して、文化の中心になりました。
古代ギリシャやローマの人々を見習って、もはや神中心でなく、人間中心の
生き生きとした文化が花開いていますよ!

さあ、そんな豊かなイタリアに目をつけ、フランス王シャルル8世が攻め入った!
神聖ローマ皇帝とローマ教皇は神聖同盟で対抗、君主たちの壮大なバトルが始まろうとしています!

 

さらにラバーさん、コロンブスなどが発見した、新たな大陸が目の前に広がっていますね!
バスコダガマもアフリカの喜望峰を回ってインドに到達。大航海時代だ!
一歩抜け出したポルトガル、アジア各地に拠点を築く。香辛料貿易を独占だ。

ヨーロッパの人から見たら新大陸ですが、アメリカ大陸にも前後半通して高度な文明はありましたよ。
ただ彼らは銃や鉄を知らず、ヨーロッパ人が持つ病原菌の抗体も持っていないので、少し先行きが思いやられます。

なるほど、この先の展開が気になる処ですが、ここでいったんCMです。

 

この番組は なんで私がメディチ家に!? 怒涛の芸術教育 プラトンアカデミーの提供でお送りします

 

 

さあイスラム神秘主義教団から現れたイスマーイール1世、サファヴィー朝ペルシャがイランを統一だ。
すさまじい勢い!だがオスマン帝国セリム1世、その攻撃を食い止めた。さらにマムルーク朝もノックアウト!
聖地メッカ・メディナの保護者として君臨します。

 

そして、ヨーロッパではオーストリアのハプスブルク家の全盛期へ。チームスローガンは汝、結婚せよ。
戦争より婚姻で領土を広げていく。カルロスはスペイン王と神聖ローマ皇帝を兼任、ネーデルラントも支配している。
囲まれたのはフランスのフランソワ、なんとオスマン帝国のスレイマン大帝と同盟だ!各地で非難の声。

これは驚きました。まさかイスラム教の国オスマン帝国と結ぶとは、ブーイングも仕方ありません。
でも、もはや強力な主権を握るようになった国王たちにとって、宗教は二の次です。
いかに国を生き残らせるか、少しでも繁栄を広げられるか。ビッグネームたちの壮大なパワーゲームです。

そして神聖ローマ帝国では、マルティンルターの宗教改革だ!
ローマ教会の免罪符ビジネスに激高、焼き捨てた教皇の破門状。
と同時に東からはスレイマン大帝の姿が見える!ウィーンを包囲した。
激震するキリスト教世界!さあスペイン王で皇帝のカルロス、カトリック世界を守ることはできるのでしょうか!?

いやー神聖ローマ帝国としては、西にはフランソワ、東にはスレイマンと囲まれたところ、
国内では宗教改革ですか。確かにローマ教会の腐敗は目に余るところがありましたからねー。
カルロスはあくまでローマカトリックを守る姿勢を鮮明にしていますが
ドイツの諸侯の中にはルターを支持する人も多いです。深刻な内乱状態ですよこれは。

だがここで、アメリカ大陸では征服者コンキスタドールたちが躍動する、
アステカもインカは無残にも破壊されました。スペイン領が広がっていく、ここでは絶好調だ。
そしてヨーロッパでも、イエズス会の結成、対抗宗教改革!カトリック世界が盛り返す!

イエズス会は軍隊的な厳しい規律で熱心な活動を行っています。
特にアジアへの布教活動には目を見張るものがありますね。カトリックが世界宗教になっていきますよ。

しかし今度は、イギリスが衝撃のローマカトリック離脱!イギリス国教会の成立だ!
ラバーさん、ヘンリ8世もローマ教会の腐敗に怒っていたんですね?

いや、これは宗教的な情熱は関係ないようです。
ただ単に、奥さんのキャサリンとの離婚をローマ教皇が認めてくれないから
ヘソを曲げてカトリックから離脱しました。でもこれを機に修道院の領地を没収して
地主に売ってるので、結構、地主たちからの支持はあるようですね。

なるほど。ヘンリ8世、そこまでして離婚したいのか!
そして、スレイマン傘下の海賊バルバロスが迫る、プレヴェザの海戦!
スペインとヴェネツィアが守りに出たが、稚拙な連携、あっさり突破されました。
そして、ドイツではルター派諸侯が再び結束し襲いかかる、シュマルカルデン戦争だ。
ついにカルロスの心が折れた、アウクスブルクの和議、ルター派を公認だ。

これでキリスト教世界は、旧教カトリックと新教プロテスタントへの
分裂が決まってしまいましたね。しかもルターの影響を受けて、
他にも宗教改革を目論む活動家が続々と現れているようですよ。

ここで東方の明、陸ではタタールのアルタンハンの侵攻、
海では倭寇が暴れまわる。まさに北虜南倭、衰退は明らかだ。

 

さあスペインではハプスブルク家のフェリペ2世が即位。イギリスのメアリと結婚、カトリックへと引き戻す。
さらに、フランスとの長きイタリア戦争も終わらせた。南イタリアをゲット。
アメリカ大陸の経営も順調だ、先住民インディオやアフリカ系奴隷を酷使していく。
タダ同然の労働力、生み出される大量の銀とサトウキビ。

インディオは病気で人口を減らし、代わりの労働力としてアフリカから黒人奴隷を連れてきていますね。
これはキリスト教の倫理からするとどうなんでしょうか。ラス・カサスは激しく抗議していますね。

だがまたしてもカトリック世界に衝撃、今度はカルヴァン派の急成長、商工業者に信者が急増。
おさえにかかるカトリック勢、フランスで内乱ユグノー戦争が勃発だ!
そしてスペイン領ネーデルラントでも、カルヴァン派の反乱が始まっている!スペインがピンチですね?

はい、カトリック世界の復権を願うフェリペとしては、自分の領地のカルヴァン派は許せなかったんですね。
しかし抑圧に対し、特にネーデルラント北部は必死の抵抗です。これは新興国オランダの誕生も近いでしょうね。

とはいえ、スペインの勢いは止まらない。レパントの海戦でついにオスマン帝国を撃破!
そしてポルトガルまで併合、アメリカからアジアまで、世界中に輝くスペインの旗、まさに太陽の沈まぬ帝国だ!

まさにスペインは黄金時代。オスマン帝国まで破るとは、まさに無敵艦隊ですね。
ただ、王室は莫大な財産を、ぜいたくと戦争に浪費しているように見えます。
これを続けていては、経済発展著しいオランダやイギリスに追い抜かれるのも時間の問題かもしれませんよ。

さあここでいったん東を見ていきますと、モスクワのイヴァン4世恐怖政治でロシア国家の基礎を確立だ。
オスマン帝国はついに連勝ストップ、とはいえいまだ地中海の制海権は失わず、優位な状態に変わりはありません。
サファヴィー朝ペルシャではアッバース1世が全盛期を築く。都イスファハーンは世界の半分だ!
インドではイスラム教を奉ずる過去最強のムガル帝国。アクバル帝北部インドを統一だ。
そして柔軟な宗教融和政策。ヒンドゥー教徒たちを巧みに懐柔しているぞ。

 

東南アジアでも貿易が栄えている。そこにポルトガルやスペインの船がさかんに参入しています。
日本では戦国時代を終わらせた豊臣秀吉、今度は大陸征服をもくろんでいる。
しかし成果なく失敗だ、一方で明や朝鮮にも大ダメージ!

いやー、明は先ほど、張居正の改革で持ち直したんですが、後が続きませんでしたね。
彼の死後は万暦帝も浪費が止まりませんし、もはや滅亡の時は近いかもしれませんね。

そしてヨーロッパでは、イギリスのエリザベス女王(かっこ独身)、じわじわとスペインのフェリペを苦しめる。
イギリス国教会を復活、そして海賊たちを味方につけて、ついにスペイン無敵艦隊アルマダを撃破!
イギリスやオランダといった新興勢力、遅ればせながらアジアやアメリカ大陸に進出だ!
特にオランダの勢いがすごい。アジア貿易を独占へ。一気に世界ランク1位の座を伺っている!
ラバーさん、オランダは小国ですが、あっという間に登り詰めましたね。

はい、商工業者の多さと良質な港、世界一の造船技術をうまく活かしましていますね。
もはやアジア貿易の利益も圧倒的です。ヨーロッパの中ではまさに一人勝ちと言ってよいでしょう。

さあこの間に、ボヘミアで新教徒反乱だ。ここにプロテスタント諸国が次々乗り込んでくる。
迎え撃つ神聖ローマ、3連続のボス戦だ。親衛隊長ヴァレンシュタイン、まずはデンマークを倒した。
そしてスウェーデンのグスタフアドルフも戦死、だが今度はラスボス・フランスが参戦だ!
いやー、フランスはカトリックの国のはずですが…?

はい、もう宗教対立がメインの戦争は終わりを告げたということですね。
これは近代的な主権国家間の勢力争いです。フランスのブルボン家が、
神聖ローマのハプスブルク家から覇権を奪おうとしていますよ。

そして中国でも異変!北方であの女真族の金が復活だ!
一方、明は農民反乱であっけなく壊滅。女真族が堂々北京に入城、いざ中国制覇!

いやー女真族、400年ぶりの輝きですね。ここで満州族の清と名前を変えたようですが
中国は再び異民族による征服王朝の時代になりましたね。どうやってこの広い国土を治めていくんでしょうか。

そして海外の混乱をよそに、日本では江戸幕府が鎖国体制を完成、太平の眠りについた。
さあ欧州はウェストファリア条約。ようやく戦争は終わったが、神聖ローマは実質的に解体だ。
そしてイギリスでは、抑圧されたピューリタンことカルヴァン派が立ち上がる。
なんと絶対王政を敷く国王チャールズにレッドカード!共和政の宣言だ!
ラバーさん、とんでもないことが起こりましたね。

うーん、伝統的に議会の力が強いイギリスですから、絶対王政は馴染まなかったですね。
それにしても国王が処刑とは衝撃の結末です。しかし、ピューリタンのリーダー・クロムウェルは
結局独裁に走っていますよ。マジメすぎる禁欲的政策に民衆は愛想をつかしつつあるようです。

なるほど。おーそして、今度は王政に逆戻り!混乱していますね。
そんな中、フランスのブルボン家が他を圧倒する。太陽王ルイ14世が絶対王政を完成させてまさに全盛期!
コルベールの重商主義、各地にしかける侵略戦争、壮齢なるヴェルサイユ宮殿の建設だ!朕は国家なり!

いやー、ヴェルサイユ宮殿、豪華にもほどがあります。まさにヨーロッパ中の君主の憧れ、スーパースターですね。
ただ相次ぐ戦争の負担は国民に押し付けられています。さらにユグノーを禁止したので
商工業者が海外に流出しています。これは失策ですよ、全盛期はいつまで持つかといったところでしょう。

さあ東に目を向けますと、オスマン帝国はウィーン包囲に失敗。衰退は明らかだ。
サファヴィー朝も中央の統制が緩みつつあるか。
そしてムガル帝国に現れた、厳格なるムスリム、アウラングゼーブだ!
妥協を知らない男、日夜異教徒との戦争に明け暮れ、国家は疲弊していく。
一方中国では、康熙帝が三藩の乱を鎮圧して清の全盛期に突入だ。

康熙帝は本当に勤勉な皇帝ですね。満州族と漢民族の力を結合して安定した統治を作り上げています。
文化への理解も深いですよ。一方で満州族のヘアースタイルをチーム全体に強制しています。
さらに監督への批判も絶対に許しません。まるで強豪の野球部ですね。
 

さあこの間にイングランドでは名誉革命だ、今度は血を流さずして立憲君主制を実現。
国王は君臨すれども統治せず、主役はあくまで議会だ!
また、ドイツではバラバラな状態から2大国が成長してきた。プロイセンが富国強兵政策でのしあがる。
ハプスブルク家の国オーストリアも、多民族をまとめあげ領土を拡大。
なんとオスマン帝国から領土を奪ったカルロヴィッツ条約!

 

一方ルイ14世、今度はスペインで暴れているが苦戦、大きく得をしたのはイギリスだ。
フランスの財政は明らかに傾いているぞ!そしてロシアのピョートル大帝は積極的な西欧化政策だ。
北方戦争ではスウェーデンを圧倒、東方シベリアにも進出、これは主要国の仲間入りですね?

はい。ピョートル大帝、西欧から学ぶために使節団を派遣して、自らお忍びで参加するという
素晴らしい行動力です。そしてスウェーデンからバルト海の港を奪ったのも大きいですね。
新しい都・ペテルブルクが大きな可能性を持っていると思いますよ。

一方、西アジアではついにサファヴィー朝が滅びた。ナーディルシャー怒涛の進撃だ。
中国の清では雍正帝ついで乾隆帝が繁栄を持続させている!いやー清は全盛期が長いですね?

清では3人連続で歴史的な名君が出ましたね。無敵のクリーンナップです。
もはやチベットやウイグルも完全に支配、東南アジア諸国も長貢しています。
世界最強国と言っても過言ではないかもしれませんよ。

さあここで、オーストリアのハプスブルク家はマリアテレジア、異例となる女性の相続だ!
つけこんだプロイセンのフリードリヒ、工業地帯シュレジエンを奪う。
諦めないマリア、赤ん坊を抱きながらハンガリー議会で涙を流す。

いやーマリアテレジア、シュレジエンを失ったとはいえ、ハプスブルク家の相続は認められたようですね。
多民族国家オーストリアをよくまとめあげていると思います。そして復讐の機会をうかがっていますよー

ここでマリアテレジア、ロシアと、さらに宿敵フランスと同盟!外交革命だ。
追いつめられたフリードリヒ大王、しかしイギリスの支援で反撃に出る。
ここでロシアの皇帝に就任したのはピョートル3世、フリードリヒ大王のファンクラブ会長!
さっそく戦線離脱し講和を結ぶ。これはマリア無念、シュレジエン奪回はならず、七年目で戦争は終結!

いやー、プロイセンは命拾いしました。フリードリヒ大王の人気が功を奏しましたね。
彼は富国強兵政策を継続しながらも学問や芸術を愛し、「君主は国家第一のしもべ」と宣言しました。
つまり専制君主といえど法律には従い、国民の人権を尊重しています。時代の先をいっていますね。

そして七年戦争をきっかけに、イギリスとフランスの対立が世界規模で爆発する。
アメリカ大陸、そしてインドでも激しい植民地争奪戦。結果はイギリスの完全勝利!
さらには産業革命だ、工業生産の爆発的な拡大。
イギリス、あっという間に世界ランク1位の座を奪回だ。
彼らの強さの秘訣はどこにありますか?

やはり世界に先駆けての2回の革命で、議会政治が確立したのが大きいでしょう。
産業資本家たちの意向が政治に反映されて、産業革命も背景に、世界中へと
イギリスの優れた製品が輸出されていきますよ。また軍事力でも世界最先端をいっています。

非常に面白くなってきたところですが、ここで再びCMです。

 

この番組は マシーンをぶっこわす! 機械性工業から国民を守る 手工業組合ラダイトの提供でお送りします