玉田憲勲

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回答

Ｑ１.タックスヘイブンのどのような点が問題だとおもいますか？または問題がないと思いますか？
租税の役割である、財源の確保、所得の再分配機能、どちらの観点からも問題が大きい。特にグローバル化した社会においての格差拡大の中で、後者の租税の機能の持つ意味は大きく、租税に対する民主主義観点からも、平等の観点からも放置できない問題である。

Ｑ２.「腐敗の防止に関する国際連合条約（ＵＮＣＡＣ）」の批准を進めたいと思いますか？
思うが、道険し。

Ｑ３.タックスヘイブンを世界で統一して規制することは必要だと思いますか？
何とかして進めてゆく必要があるし、方法論としても世界全体で統一してゆくことしかない。

Ｑ４.タックスヘイブンの規制がなされれば税収は増えると思いますか？
税収の増加の程度は不明だが、税収が増えるかどうかという問題より、先に述べた租税の持つ民主主義的、平等的観点からの正当性の確保という観点が最も重要である。

Ｑ５.富裕層からの税収が上がれば消費税の減税は可能だと思いますか？
消費税の減税は社会保障費などとの関連性による。減税目的ではなく、所得の再分配機能はあくまで間接税である消費税にあるのではなく、直接税たる所得税などによるものであり、要は優先順位の問題であり、格差社会の中、その徴収額ではなく正当性のために先ずは、富裕層に対する課税強化であると思う。

Ｑ６.上記の件について、是正に向けて取り組む意思があるか教えてください。
当然である。