ニュース/アフラトキシン

Last-modified: 2008-09-23 (火) 03:46:11

アフラトキシン (aflatoxin) とは、
カビ毒(マイコトキシン)の一種。熱帯から亜熱帯地域にかけて生息する
アスペルギルス・フラバス Aspergillus flavus などのカビにより生成される。
1960年にイギリスで七面鳥が大量死した際の分析中に発見された。その際は「ターキーX」と呼ばれていた。
人に対する急性中毒の例としては
1974年にインドで肝炎のために106名という多くの人が死亡した事件や
ケニアでの急性中毒事件などがある。

検疫所の検査や自治体の衛生研究所などのモニタリング調査により監視が行われているが、
食卓に上る料理の食材の多くを輸入に頼る日本では、摂取を避けて通ることができない毒とされる。
なお、これまでアフラトキシンが検出されたものはすべて輸入食品であり、国産品からは検出されていない

 

地上最強の天然発癌物質とされ、
その毒性はダイオキシンの10倍以上といわれる(詳細はIARC発がん性リスク一覧参照)。
主に肝細胞を引き起こす原因物質として知られている。
少なくとも13種類(代表的なものはB1, B2, G1, G2, M1の5種類)に分かれるが
毒性はB1が最も強い

 

引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3