J-AC TOP40  2020年10月10日付けチャート

Last-modified: 2020-10-11 (日) 19:13:40

2020年10月10日付けJ-AC TOP40のチャートです。

1位予想クイズ

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 今週は先週を55票も下回るわずか7票の投票数でした。ビッケブランカさんのファンに拡散されなかったら途端にこれですよ。はははっ。まあ、自虐はこのくらいにして、結果を見ていきましょう。Mr. Childrenの「turn over?」が過半数を上回る4票を獲得し人気1位となっています。ついでビッケブランカ、Perfumeが追う展開となっています。1位獲得率が非常に高いミスチルですから、やはりこの曲も1位を獲得すると予想した方が多いようですね。今週もこの3組を中心に激しい1位争いが予想されますが、果たしてどうなっているでしょうか。それでは最新チャートの結果です。


今週のチャート

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ニューエントリー

今週のニューエントリーは曲でした。


38位  One Day / SPYAIR

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11月11日リリース予定の23枚目のシングル。シングルは2018年の「I wanna be...」以来2年4か月ぶりで、おそらくエントリーもそれ以来かと思います。久しぶりの登場ですね。本作は、アニメ「ハイキュー!! TO THE TOP」の第2クールエンディングテーマに起用されている新曲です。「ハイキュー!!」とのコラボはこれで3回目。すっかりおなじみのコラボになりました。10月3日に先行配信が始まっており、このタイミングでのチャートインです。来月11日がシングル発売日ですから、そこに向けて非常にいいタイミングでのチャートインといえます。ここから上げていければ面白い存在となりそうです。



37位 FEARS / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

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 9月30日にリリースされた12枚目のシングル。先週のコメントゲストで登場されていましたが、それが功を奏したのか今週チャートインとなりました。THE RAMPAGEには失礼ですが、私は正直ビックリしました。LDH(EXILE系)は最近ほぼ全くエントリーしていなかったですし、2017年にデビューしたこちらのグループも同じくほぼ(全く?)エントリーしていないはずです。今回はプロモーションの甲斐あって見事チャートインとなりましたね。本作は、オトナの土ドラ「恐怖新聞」の主題歌。スリリングなトラックが印象的な1曲に仕上がっています。



29位 #やっぱもっと / 大原櫻子

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 昨年12月の「Shine On Me」(最高13位、8週)以来のチャートイン。9月30日にリリースされた12枚目のシングルです。作詞は一青窈さん、作曲は丸谷マナブさん(「Shine On Me」などの作曲家)が担当しています。一青窈さんが今の大原櫻子さんのことを思って作った「恋と愛情の間を歌ったラブソング」で、切なさと甘酸っぱさを感じさせるメロディーが歌詞をいっそう引き立てています。今後の晩秋の季節にも合いそうな一曲ですね。このチャートにおける大原櫻子さんですが、トップ10の常連、年間入りの経験もある強豪です。この1曲も10月チャート後半では上位を賑わせるのではないでしょうか。



23位 Love Your Love / 竹内アンナ

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 3月の「RIDE ON WEEKEND」(最高17位、5週)以来約7か月ぶり、今年2曲目のエントリー。10月7日にリリースされた4枚目のEP「at FOUR」(竹内さんはEPのタイトルが数字なので何枚目の作品かすぐ分かりますね。ちなみに「at」には「anna takeuchi」の意味も込められています)に収録されている1曲で、J-WAVE『MUSIC LOVERS ONLY PROJECT』のキャンペーンソング。他局のキャンペーンソングで、MVにもJ-WAVEのロゴが出てきますが、地元京都のα-stationも負けてはおりません。今月のスマッシュブレイクに選出し、猛プッシュしていくようですね。リリース週に早くも23位に初登場ということで、トップ10の有力候補だと思います。デビューEPから「alright」がいきなり年間入りした竹内アンナさん。この曲でいよいよ大ブレイクとなるでしょうか!?



17位 NO MONEY DANCE / ヤバイTシャツ屋さん

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 先週の番組で特集していた最新アルバム「You need the Tank-top」からこちらの曲がエントリー。17位と高い位置から飛び込んできましたね。そして、今回のアルバムでヤバTはシングル・アルバム通じて初の週間1位を達成!本当におめでとうございます!音楽はおっちゃけらけているようでも、すごく堅実に頑張っているバンドですからね。今回、こうやって一つの結果を出したことは本当によかったと思います。1位効果でこちらのチャートも駆け上がっていきたいところですがどうでしょうか。まずはトップ10を目指すことになりそうです。



15位 奏(かなで) / JUJU

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 大ヒットした「STAI'N ALIVE」(最高4位、21週)以来のエントリーとなります。10月10日、JUJUの日にニューエントリーとは演技がいいですね。こちらは今月21日にリリースされるカバーアルバム「俺のRequest」からのリード曲で、先行配信がスタートしています。スキマスイッチの名曲のカバーですね。今回のアルバムは、タイトルどおり男性曲のカバーを揃えたもので、数々の名曲が並んでいます。歌唱力に関しては疑いのないJUJUさんが名曲をカバーするということで「間違いのない」1枚になっているでしょう。一般的に、カバー曲は伸びにくい傾向にありますが、強豪のJUJUさんはどこまで伸ばしていけるでしょうか。

12位 アカシア / BUMP OF CHICKEN

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 先週の予想でも挙げていたBUMPの新曲がさっそく入ってきました。それも12位という非常に高い位置からで驚きました。現在「Gravity」がトップ10圏内に付けているBUMPの次なる新曲で、9月30日に先行配信。その「Gravity」との両A面シングルとして11月14日にリリースされることが決定しています。今作はポケモンのスペシャルミュージックビデオ「GOTCHA!」のテーマソング。週間ダウンロードランキングで1位を獲得するなど非常に好調で、高い位置からの登場となりました。このまま上昇し、さらに来月のシングルセールスが加わればロングヒットになるでしょう。注目の一曲といえます。ただ、いつも書いていますが、「Gravity」とのダブルエントリーでポイントの取り合いが唯一気になるところです。来週以降、2曲はどういった推移をたどるでしょうか。


今週のチャートアクション



THIS WEEK'S No.1

「turn over?」Mr. Children ↑2 V1 3週目



 ミスチルの新曲「turn over?」がエントリー3週目で1位を獲得!先々週、8位と非常に高い位置から初登場し、非常に勢いがありましたので順当な1位だと思います。出す曲出す曲がほぼ1位を獲得するミスチル。本作でも、早々と「低位置」に座った。そんなところでしょうか。よく言われる感想ですが、この曲は「昔のミスチル」らしい感じがあってすごく好きですね。個人的なことを書くと、ミスチルの「End of the day」(2012)という曲がすごく好きで、この曲はそれっぽいところもあるのですぐに好きになりました。

 主題歌となっていたドラマ「おカネの切れ目は恋の始まり」はあっという間に最終回を迎えてしまいましたが、この曲は1位を獲得してさあここからというところでしょう。来週以降、何連覇までいけるか注目です。



WELCOME TO TOP10

5位 「ギガアイシテル」レキシ ↑7 4週目



 レキシの新曲「ギガアイシテル」が先週12位から7ランクアップ!いきなりのトップ5と、勢いよく上がってきました。全国の他のチャートを見ても好成績なので、非常に勢いがあると思います。9月23日にCDがリリースされたので、そのセールスポイントを稼いだ形ですね。いつものキャッチーな曲調に加え、映画「クレヨンしんちゃん」の主題歌という強力なタイアップもあり、ヒットの要素はそろっています。来週はトップ3を狙う週になりそうですが、今回の勢いをみると、トップ3入りは十分にあると思います。メガヒットならぬ、「ギガ」ヒットに向けて突っ走っていけるでしょうか。



最も順位を上げた曲
24位 「生きるをする」マカロニえんぴつ ↑8(先週32位)
27位 「Cheddar Flavor」WANIMA ↑8(先週35位)



 2ケタ以上のアップ曲がなく、最大アップでも8ランクと控えめな週になりました。最大アップを獲得したのは2組。マカロニえんぴつの「生きるをする」は3週目で24位と順調です。9月21日リリースのデジタルシングルでアニメドラクエのOPテーマ。前作「溶けない」も最高13位と初エントリーにしてはなかなかいい位置まで行きました。今作はどこまで行けるでしょうか。相変わらずトリッキーな曲調に惹かれますね。もう一組はWANIMA。緊急リリースされたミニアルバムからリード曲が27位に伸ばしてきました。35位と低い位置からとはいえ、いい伸びをみせました。ミニアルバムということでシングルより勢いは落ちると思われますが、どこまで行けるかこちらも注目です。来週あたりで勢いが分かってくるでしょう。
 


注目曲

21位「自慢になりたい」SUPER BEAVER  ↑5 4週目
22位「灯ル祈リ」コブクロ ↑7 2週目



 注目曲には20位台前半に付けたきた2曲を挙げておきましょう。どちらももうすぐシングルセールスを控えているということで、さらなる上がり目があります。まずはコブクロの「灯ル祈リ」ですが、10月14日がリリース日。次週のチャートはリリース週、その次の週にセールスポイントが入ってきます。早ければ来週、普通なら再来週にはトップ10入りしていると思われます。次にSUPER BEAVERですが、コブクロより1週遅い21日のリリース。メジャー再契約後第2弾ですね。この曲は、シングルセールス前にすでに4週目、21位ということでかなり好調であることが分かると思います。この勢いからみるに、「ひとりで生きていたならば」につづくトップ10入りの可能性は高そうです。2曲とも、今後の伸びが楽しみです。

最も順位を下げた曲
40位「かつて天才だった俺たちへ」Creepy Nuts ↓13 7週目(先週27位)



 Creepy Nutsの一曲が13ランクの急落で崖っぷちの40位。アルバムリリースが8月末だったのでさすがに力尽きてしまった形です。今年は菅田将暉くんとのコラボ曲もエントリーし夏のチャートを盛り上げてくれましたが、最高は12位。もう一伸びが足りなかったですね。今週はその他にも大ダウン曲が多数あり、10ランク以上下げている曲はなんと6曲(!)。先週ダウンが緩やかだったので反動がきてしまいましたね。大ダウンの曲が下位に集中しており、来週も大幅な入れ替わりが予想されます。

最長エントリー

①18位 「裸の心」あいみょん 24週目(↓5)
②25位 「アサトヒカリ」C&K  16週目(↓6)
③16位「SPARK-AGAIN」Aimer 14週目(↓5)
③7位「感電」米津玄師 14週目(↓2)



先週の上位4組がいずれもチャートインを伸ばしました。米津玄師さんが一番安定しており2ランクダウンの7位。その他の3曲は5~6ランクと中程度のダウンになりました。C&Kは2週で13ランクダウン。ちょっと落ちるのが早くなってきたでしょうか。あいみょん、Aimerも来週一気に落とすようだと危なくなります。皆踏ん張りどころを迎えています。

トップ10落ち

11位「はじまっていく たかまっていく」 ↓1 4週目(トップ10:1週)



先週10位とトップ10入りしたサンボマスターがわずか1週でトップ10圏外に弾き出されてしまいました。この曲もまだまだ好調ですが、「ギガアイシテル」に押し出された形でのトップ10圏外ですね。しかし、初登場18位から上位をキープしており、今年エントリーした前の2曲と比べれば非常に好調といえます。


さよならトップ40

先週40位 「Laughter」Official髭男dism  
IN【12】TOP10【5】HIGH【2】



8月にリリースされた「HELLO EP」に収録された新曲のうちの1曲。全4曲入りのEPですが、この曲、「パラボラ」「HELLO」(ランクイン中)の3曲がチャートにエントリーしいずれも好成績です。ただ、この曲は3曲の中では一番控えめで、ヒゲダンにしては伸び悩んだ曲になりました(トップ10に5週で伸び悩んだも何もありませんが)。順調に上昇し、「HELLO」と2曲でトップ5を張っていましたが、ダブルエントリーの影響もあり、7週目に11位と急落。以降は少しずつ順位を落としていきました。年間入りには非常に微妙な成績で、ボーダーライン付近が濃厚です。この曲が年間入りすると、ヒゲダンは年間チャートに4曲(「I LOVE...」「パラボラ」「HELLO」は確定)を送り込むことになりそうが果たしてどうでしょうか。

先週39位 「Fall Out」MONOEYES  
IN【1】TOP10【0】HIGH【39】



9月23日発売のアルバムに収録された新曲。番組で紹介され、翌週にチャートにエントリーしました。番組で特集されているだけに期待を持たせましたが、たった1週でチャートアウト。オンエアポイントでちょっと顔を出したものの、オンエアが伸びなかったというパターンですね。このチャートには「シングルポイント」はありますが「アルバムポイント」はなく、アルバム曲はオンエアが伸びないと低い成績になりやすいです。

先週37位 「夏のせい」RADWIMPS  
IN【8】TOP10【0】HIGH【22】



すっかり肌寒くなったこの頃。夏の面影はもはやなくなってしまい、この曲はさすがに残れません。Apple MusicのCMソングとしてRADWIMPSが手掛けた夏ソングでしたが、低調な結果に終わってしまいました。23位で初登場しますが、3週目にははや下落。9月2日にこの曲も収録された「夏のせい ep」が発売され、セールスにより再浮上を果たしますが、それでも22位までしか上がれませんでした。最後は夏の終わりとともに力尽きてしまいトータルは1ケタの8週。昨年年間3位のRADWIMPSですが、今年は寂しい成績が続きます。

先週36位 「はなうた」FLOWER FLOWER  
IN【6】TOP10【0】HIGH【13】



YUIさん率いる4人組バンド。こちらは8月19日にリリースされた3年ぶりとなる3枚目のシングルでしたが、最高は13位。トップ10に入ることはできず、わずか6週でのチャートアウトになりました。2週目で13位まで上げ、トップ10の期待が高まりましたが、翌3週目も13位。惜しくも涙を飲んでしまいましたね。4週目に11ランクの急落を喫してしまいここまで。爽やかでよい曲だっただけに残念です。

先週34位 「Fanfare」TWICE  
IN【12】TOP10【7】HIGH【3】



あらら。もう1週ほど残るかと思っていました。7月8日にリリースされたTWICE日本6枚目のシングル。セールスを受け、7月18日にいきなり10位で初登場を決めたことは記憶に新しいですね。最高位こそ3位だったものの、非常に安定した成績で、初登場から7週連続でトップ10をキープする素晴らしい成績でした。トータルも12週にまとめ、TWICEにとっては昨年の「HAPPY」「Breakthrough」を上回る好成績になりました。ちなみにTWICE、日本7枚目のシングル「BETTER」のリリースが11月18日に決定しています。こちらもじきに入ってくるでしょう。

先週33位 「白夜の日々」9mm Parabellum Bullet  
IN【3】TOP10【0】HIGH【26】



9月9日にリリースされた11枚目のシングル。9月12日にコメントゲストとして番組に登場すると、翌週19日のチャートに31位で初登場しました。しかし、26位まで伸ばした後に即落。わずか3週のエントリーとなってしまいました。昔から定期的にエントリーしている9mmですがいつも伸ばしきれないといった印象があります。

先週31位 「ROCK ACADEMIA」GLAY  
IN【7】TOP10【2】HIGH【6】



31位からチャートアウト。これは寂しいですね。8月12日に発売された58枚目のシングル「G4 2020」に収録されていた1曲。8月22日に11位と非常に高い位置で初登場し、翌週には9位とトップ10入り。しかし、6位まで下げた後にあっけなく下落してしまい、トップ10はわずか2週に終わりました。その後も早いペースで落としてしまいトータルはわずか7週。11位初登場という滑り出しからは考えられないような低調な成績に終わりました。ただ、新勢力が台頭する中でコンスタントにトップ10入りしている点は素晴らしく、さすがレジェンドバンドと思います。年間に届くような成績が出ていないのでそれが残念ですね。

来週の展望



 来週10月17日付けのチャートを予想していきます。まず1位予想ですが、今週1位を獲得したミスチルの「turn over?」が大本命でしょう。3週目で一気に1位を獲得しており、1週でダウンするイメージが湧きません。V2の可能性は高いと思います。2位のビッケブランカ、3位のPerfumeは今週順位を下げており、来週はトップ3に踏みとどまれるか。下からは宮本浩次さん、レキシ、それにBUMPの「アカシア」が迫ってきそうです。特にレキシは勢いがよく、トップ3の一角を狙えそうですね。
 次にトップ10。入れ替わりは2~3曲になると思います。上がってくる曲ですが、BUMPの「アカシア」は初登場が12位と高かったためほぼ間違いなし。ちなみに、「Gravity」も初登場12位から3位まで上げています。ただし、「Gravity」が6位にいるためポイントの取り合いが気になりますね。どちらがメインになっていくか、来週で分かるでしょう。その他トップ10入りですが、15位に初登場したJUJUは有力。10月21日にアルバムのリリースも控えており好条件です。13位まで上げてきたちゃんみなも気になりますね。私は先週、18位からさらに上げられるかどうかは微妙と書いていましたが、見事13位まで上げてきています。勢いがあるようで、トップ10入りの可能性は十分にあるでしょう。17位のヤバTはアルバム曲のため、そこまで伸びるか微妙ですが、セールス1位効果を発揮したいところです。

 最後に初登場曲予想です。

初登場曲予想(10/17)



「ハニーメモリー」aiko(10月9日先行配信、10月21日リリース)

「化かし HOUR NIGHT」ビッケブランカvs岡崎体育(10月7日先行配信、10月28日リリース)

「ダイアローグ/触れたい 確かめたい」ASIAN KUNG-HU GENERATION(10月7日リリースの両A面シングル)

「風を食む」ヨルシカ(10月7日配信リリース)

「エメラルド」back number(10月12日配信リリース)and more...?

 見てもらえば分かると思いますが、来週は非常に豪華です!back numberの新曲は月曜配信なのでもう1週後の可能性もありますが、その他はほぼ間違いなく入ってくるでしょう。年間上位常連のaikoさんに、α-stationと縁のあるビッケvs岡崎体育のコラボ、アジカンの1年ぶりのシングル、そして今年このチャートでブレイクしたヨルシカの新曲と、まさに盆と正月が一緒に来たようなラインナップ。非常に豪華なので興奮しています笑 今週は下位に大きくダウンした曲が多く、一気に入れ替わりとなりそうな予感がします。来週のチャートは大・大・大注目です!

 それでは、今週もありがとうございました!来週もまたお会いしましょう。