J-AC TOP40 　2020年11月7日付けチャート

2020年11月14日付けJ-AC TOP40のチャートです。

1位予想クイズ

今週も「その他」はなしで4択としました。22票の投票をいただきありがとうございます。えーと...お、大変いい感じに競り合っていますね。ビッケブランカvs岡崎体育の「化かし HOUR NIGHT」が59％（13%）の票を獲得し1位。ビッケブランカのファンの皆さんがまた投票してくださったようですね。しかし、ビッケブランカの「ミラージュ」は80％台の圧倒的な得票率でしたから、今回はその他の曲もけっこう頑張っています。なんと、aiko、10-FEET、back numberが同率（14％）で2位となりました。3組とも、年間上位の常連。どの曲も有力ということで、いい感じに票も分散しました。大注目の首位争い、デッドヒートを制したのは一体どのアーティストでしょうか。

今週のチャート

※16位の「突破口」（SUPER BEAVER）は4ランクアップの誤りです。訂正してお詫びします

　

ニューエントリー

今週のニューエントリーは5曲でした。

38位　好き好き大好き / 吉田山田

久しぶりのエントリー。10月28日に配信リリースされた1曲で、「西松屋のトレーナー」CMソングです。サビで「好き」を連呼しています。聞いているこちらが恥ずかしくなるくらいです笑 しかし、最もストレートな表現で勝負したということで、非常に意欲的な楽曲だと思いますね。CMソングとしてもうってつけだと思います。久しぶりのエントリーとなった吉田山田ですが、このチャートでは地味ながらロングランも多い印象。まずは上位を目指していきたいところです。

34位　アイリメンバーU / WANDS

今年3曲目のエントリー。大変活発に活動しているWANDSの1曲です。こちらは、今年J-ACにエントリーした「真っ赤なLip」（※twitterはスペルが間違っています。すみません）「抱き寄せ高まる君の体温と共に」も含む全10曲入りのアルバム「BURN THE SECRET」に収録されている新曲です。新たなボーカル、上原さんを迎えてからは初となる1枚ですね。新生WANDSの魅力がたっぷり詰まった1枚といえそうです。アルバム曲でもエントリーし、エントリー曲数を増やしたのは素晴らしいと思いますね。前の2曲は上位に絡めませんでしたが、この曲はどうなるでしょうか。

33位　mother / マカロニえんぴつ

やはり入ってきましたね。今週「生きるをする」はチャートアウトしてしまいましたが、入れ替わるように今年3曲目のエントリー。ちなみに、マカロニえんぴつは8月1日に「溶けない」がエントリーしてから1週もとぎれることなく連続エントリー（15週）しています。大変素晴らしい活躍ですね。

この曲は、今月4日にリリースされたメジャーデビューEP「愛を知らずに魔法は使えない」に収録されている1曲で、α-stationの11月スマッシュブレイクにも起用されています。じわじわと知名度を上げ、連続エントリーも続いた状態でのスマッシュブレイク。最高の流れでプッシュされたと思いますね。私は、トップ10入りの可能性も十分にあると思っています。躍進の1曲にしたいところです。

30位　青春病 / 藤井風

　今年ブレイクした新人の一人といえるでしょう。前の曲「優しさ」がJ-ACでもいきなりトップ10入りする大ヒットとなった藤井風さん。待望と期待の新曲がリリースされました。こちらは、10月30日にもう一曲「へでもねーよ」と一緒にリリースされた新曲。10月29日に初となる武道館単独公演があり、そこで初披露→リリースとなったんですね。初となる武道館公演も成功させ、非常に勢いがあります。2曲連続のトップ10を狙っていきたいところですね。
　藤井風さんが今年リリースしたアルバム「HELP EVER HURT NEVER」は本当に名盤だと思いますね（個人的には今年トップ3に入ります）。20代前半とは思えないくらい味があって、郷愁を誘うんですね。聴いたことのない方はぜひチェックしてみてください。

15位　振り子　 /　Uru

　まずはすみません。先週の初登場曲予想に入れていませんでした。これは完全に私のミスで、すっかり頭から抜けて落ちていました。大変失礼いたしました。

　というわけで、こちらはUruの9枚目のシングル。10月28日に「Break」との両A面でリリースされた1曲で、映画「罪の声」の主題歌です。エントリーは、J-ACで24週と大大ヒットした「あなたがいることで」以来約9か月ぶりですね。15位とさすがの好位置から入ってきており、来週はトップ10の有力候補です。

　ちなみに、Uruですがもう1曲新曲を発表しています。なんと、現在「炎」が大ヒットしたLiSAさんとのコラボ曲で、タイトルは「再会」。そしてなんとなんと、この曲のプロデュースはこちらもJ-ACで大活躍中、YOASOBIのAyaseさんなんですね。Uru×LiSA×YOASOBIという、現在J-ACにチャートインしている3組による豪華コラボとなりました。Youtubeで公開されているのでぜひチェックしてみてください（鳥肌ものでした）。リリースは今のところ未定のようですが、ここまで豪華なコラボ、リリースされれば必ず入ってくるでしょう。

今週のチャートアクション

★THIS WEEK'S No.1★

aikoさんの「ハニーメモリー」が見事連覇を達成！先週、今週と大激戦の中での連覇はさすがの一言で、おめでとうございます。この曲、普通に年間にも間に合ってきそうな感じですね。
ところで、この曲の歌詞に、「いつも悪いなって思ってたよ」という一節があり、私はそれがすごく刺さるなと思っていたのですが、aikoさんはこのフレーズからこの曲を書き始めたそうです。それを聞いて大変納得しました。こういう「刺さる」言葉選びが本当に上手い。改めて感心しましたね。

1位予想は14％の方が正解ということで、おめでとうございます！2位以下も予想通り大激戦でした。back numberが私の予想に反して2位まで上げており、やはり強いんだなという印象です。来週もデッドヒートは続きそうですね。
　


★WELCOME TO TOP10★

トップ10入りは2組。今週はなかなかドラマチックな展開となりましたね。
まずはJUJU。なんと、トップ10に返り咲き！これは読めませんでした。JUJUをなめていましたね。トップ10への返り咲きは大変珍しい現象ですが、今週見事に返り咲き、通算3週目のトップ10となりました。返り咲きの要因は、カバーアルバム「俺のRequest」が非常に好調なことです。ダウンロードチャートでは初週1位、2週目も2位と好調で、非常によく聞かれているようです。JUJUのカバーということで、絶対にハズレがないですからね。ヒットも頷けます。

そして次。LiSAの「炎」がエントリー2週目で9ランクのアップ！見事初のトップ10を決めています。LiSAはこれまでエントリーがなく、私は先週「未知数」と書いていたのですが、どうやらJ-ACでも定着していきそうですね。劇場版「鬼滅の刃」は歴史的な大ヒット、そして主題歌のこの曲もセールスチャートを席巻しており、トップ10入りは誰もが納得するところでしょう。セールスを考えれば、まだまだ上位に行ってもおかしくありません。来週は、まずはトップ5に入れるか、注目したいと思います。

最も順位を上げた曲

先週初登場32位のセカオワが10ランクアップ！好調な滑り出しで、今週の最大アップを獲得しました。ドラマ「この恋あたためますか」の主題歌になっているクリスマスソングです。
この曲のCDリリースは12月16日で、私の予想ではそこに向けて少しずつ上げていくと思っていたのですが、今週いきなり10ランクのジャンプアップでした。これは、早めのトップ10入りも期待できるかもしれませんね。クリスマスソングということで、むろん12月はオンエアされまくるでしょう。ヒットの可能性は大、大変楽しみな1曲です。

注目曲

　注目曲には2曲をセレクト。まず17位のYOASOBI。ダウンしているのになぜ選んだかというと、年間入りに向け非常に頑張っているからです。この曲のトップ10は3週。普通なら年間には届かないところですが、トップ10圏外に下がった後、13位→15位→15位→17位と非常にいい粘りで、年間入りに向け猛烈に追い上げています。年間入りするためには、もう1～2週、順位を大きく落とさずに頑張りたいところです。YOASOBIは今年を代表するアーティストなので、何とか年間に届いてほしいという思いがありますね。ハラハラドキドキしながら見守りたいと思います。
　21位にはKANA-BOON。初登場から7ランク→8ランクといい伸びです。ボーカル谷口鮪さんの体調不良により活動休止に入っていますが、楽曲の方は好調ですね。この曲、リリースは11月25日となんとリリース前なんですね。リリース前に早くも21位ということで、これは楽しみな有力曲といえそうです。

最も順位を下げた曲

今週は6～7ランクダウンの曲が多く、大崩れはなし。その中で最も下げてしまったのはなんと先日までトップ10にいたあいみょんの「朝陽」でした。8ランクダウンで35位。9ランク→8ランク→8ランクと3週連続の大ダウンで歯止めがかかりません。「裸の心」とのダブルエントリーの影響もあるのかもしれませんが、あまり予想できなかった大崩れですね。この曲はトップ10に6週も入り、年間入りは確実かと思われましたが、ここ数週の大ダウンでかなり怪しくなってしまいました。

　

最長エントリー

　ロングエントリーですが、今週はAimerの「SPARK-AGAIN」が圏外へ。17週でフィニッシュとなりました。本当にお疲れ様でした。その他の3曲は残留です。あいみょん「裸の心」は39位で俵1枚踏みとどまり28週目。しっかりと残してくるあたりはさすがですね。来週は有終の美を飾れるかというところです。40位でも残れたらいいですね。C&Kの「アサトヒカリ」はさすがに再浮上は止まり24位。しかし、たったの1ランクダウンですから非常に安定しています。落ちたのは「感電」より先でしたが、再浮上によりいつの間にか「感電」の上に来ています。これはすごいですね。その「感電」ですが、4ランク下げ25位。2週連続の4ランクダウンで、普通のペースなのでなんともいえません。20週は確実、その後どこまで持つかといったところでしょうか。

トップ10落ち

トップ10落ちは2組。まずは9月・10月の上位争いを盛り上げてくれたビッケブランカ「ミラージュ」がついに圏外へ。「化かし HOUR NIGHT」が上がってきているのでこれは仕方ないでしょう。トップ10は実に12週という大記録でした。内訳をみても、12週のうち7週がトップ3と非常に高水準。初の1位も獲得しましたし、ビッケブランカにとっては大躍進の1曲になりました。この後は年間チャートの順位を上げるために頑張りたいところ。あと何週残れるでしょうか。もう一組、先週トップ10入りした竹内アンナさんの「Love Your Love」は惜しくも1週でトップ10落ちです。先月のスマッシュブレイクで、月が変わってオンエアが激減したことによる影響と思われます。11位ですから、本当に際どいところだったと思います。1週でのダウンは残念です。

さよならトップ40

先週40位「SPARK-AGAIN」Aimer　　
IN【17】TOP10【4】HIGH【3】

この曲には大きな拍手を送りたいと思います。これまで、惜しくも年間に届かないことが多かったAimerさんですが、ついに大きな壁を越えました。この曲は延べ17週にわたってエントリー。うちトップ10が4週、10位台が7週と申し分なく、年間入りが確実です。本当におめでとうございます。トップ10は少なめですが、10位台に7週も入っていることが非常に大きいですね。8月の1ヶ月間、10位台にとどまり、9月にCDがリリースされたタイミングでトップ10入り。理想的な動きでした。年間チャートでも、けっこういい位置で呼ばれるのではないでしょうか。楽しみにしたいと思います。

先週39位「One Day」SPYAIR　　
IN【4】TOP10【0】HIGH【30】

あの、11月11日リリースなんですが...。先行配信で入ったものの、正式リリースまで持たなかったというパターンです。しかし、リリース直前に消えるというのも残酷ですね。リエントリーすることはあるんでしょうか。リエントリーってほとんどないですからね。うーん...。

先週38位「生きるをする」マカロニえんぴつ　　
IN【6】TOP10【0】HIGH【20】

6週目に13ランクの急落。そのまま落ちてしまったわけですが、全く落ち込むことはないでしょう。マカロニえんぴつは今週入れ替わりで「mother」がエントリー。この曲からバトンタッチした形で、連続エントリーも上手くつながりました。11月は、「mother」の初となるトップ10入りを期待したいと思います。

先週36位「Gravity」BUMP OF CHICKEN　　
IN【7】TOP10【3】HIGH【3】

あんまりですよこれは。BUMPが立て続けにリリースした新曲の第1弾。いきなり12位で初登場し、2週目には3位と最高の滑り出し。トップ10で安定していましたが、もう1曲の「アカシア」がエントリーしたことにより急落。15位→24位→36位と真っ逆さまで、わずか7週のチャートインとなってしまいました。11月4日には「アカシア」との両A面でシングルリリースされましたが、この曲は追い出されてしまったため、セールスポイントは「アカシア」に入るんでしょう。私は正直こちらの曲の方が好きなので、この扱いは残念でなりません。文句を言っても仕方ないので来週以降は「アカシア」に期待したいと思いますが、なんというか後ろ髪を引かれる思いです。

先週34位「はじまっていく　たかまっていく」サンボマスター　　
IN【7】TOP10【1】HIGH【10】

今年3曲目のエントリーで、初めてトップ10入りしました。その点は素晴らしかったですが、トップ10は10位の1週のみと本当に一瞬でした。トップ10下落後は急落してしまいトータルはわずか7週。よかったのか悪かったのか、はじまったのかたかまったのか、よく分からない感じの成績になってしまいました。実力のあるバンドですが、なかなか年間レベルの成績には恵まれません。

来週の展望

　
　来週11月14日付けチャートの展開を予想していきます。まず1位ですが、こちらは引き続き大激戦。4位に下がった10-FEETは厳しくなりましたが、aiko、back number、ビッケブランカvs岡崎体育の3組による争いになるでしょう。難解すぎて、非常に予想屋泣かせであります笑。2連覇したaikoですが、シングルセールスポイントも落ち着いてくるころから、来週はズバリ首位交代と予想します。1位はback numberでどうでしょうか。根拠は、この3曲の中で一番ダウンロードが好調なこと、そしてJ-ACでの実績が抜群なことです（根拠が薄い笑）。この3曲、まだ1回も順位を下げていないので非常に難しいですね。対抗にビッケvs体育、3番手にaikoとしたいと思います。他に面白い曲として、6位にのBUMP「アカシア」には来週セールスポイントが入ります。トップ5への返り咲きが濃厚で、どこまで上がられるかというところ。8位とトップ10入りしたLiSAも、圧倒的なセールスを考えればまだまだ上がり目があります。同じくトップ5を狙えるでしょう。

　トップ10の入れ替わりは2～3組を予想します。トップ10入りは、まず今週15位に飛び込んできたUruは最有力。セールスも非常に好調で、すっかり一流アーティストの仲間入りをした感があります。次いで18位のKing Gnuが続きそうです。今週は1ランクしか上がりませんでしたが、1週早く入ってきたことを考えるとまだ勢いはこれから。3番手は12位のヨルシカと16位のSUPER BEAVERです。SUPER BEAVERは思ったよりも伸びず、暗雲がただよってきました。ダブルエントリーの影響も多少はあるのでしょう。来週は「自慢になりたい」がおそらくチャートアウトするので、トップ10入りするならここ、という感じがします。この中ではリリースが最も遅いヨルシカですが、12位まで持ってきたのはさすがの一言。King GnuとSUPER BEAVERが思ったよりも伸ばせていないので、この曲にもトップ10入りの可能性は十分あり、面白くなってきました。

　最後に初登場曲の予想です。

初登場曲予想（11/14）

　◎確実　〇有力　▲微妙
「オフィシャル・スポンサー」ニガミ17才　◎
「Revolution Summer」Tomato Ketchup Boys　〇
「ここにあるもの」平井大　〇
「青のID」東京事変　〇
「スーパースター/ヨクワラエ」ケツメイシ　〇
「賑やかな日々」ハナレグミ　▲
「心音」福山雅治　▲

and more...?

　Uruの初登場も予想できなかった管理人による、ガバガバ初登場予想です。ごゆるりとお楽しみください。来週ですが、まずはマカロニえんぴつと同時にスマッシュブレイクを獲得したニガミ17才。オンエアが大量であり、初エントリーが確実です。もう一組、今月のKPMに起用されたのはTomato Ketchup Boys。パワープレイの新曲、「Revolution Summer」がオンエア好調であり、もうすぐwinterですがエントリーが有力です。続いては今週コメントゲストだった平井大さん。新曲「ここにあるもの」は11月4日リリースで、来週セールスポイントが入ります。コメントゲストはその後エントリーすることが多いため、エントリーが有力でしょう。今年すでに3曲がエントリー、非常に活動が活発な東京事変は新曲「青のID」を6日に配信リリース。今年の実績を考えれば同様にエントリーしてくるでしょう。ただ、東京事変は13日にもリリースを予定しており2週連続のリリース。このあたりがどうなってくるでしょうか。共倒れしないとよいのですが...。
　まだまだあります。ケツメイシは4日に両A面シングルをリリース。2016年の「友よ ～ この先もずっと…」以来となるクレヨンしんちゃんとのコラボですね。ケツメイシのシングルは2年以上ぶりですか。最近入ってこないなと思っていましたが、リリース自体がなかったんですね。エントリーは有力だと思います。
　その他、ハナレグミが映画主題歌を6日に配信リリース。ちょこちょことオンエアがあり、久しぶりのエントリーが期待できそうです。最後はとびきりの大物、福山雅治さん。今年活動30周年を迎え、12月にアルバムをリリースします。このアルバムから、ドラマ『リモラブ』の主題歌に起用されている「心音」が9日から先行配信されます。いずれエントリーするのは間違いありませんが、早ければ来週にも入ってきそうです。
　

　それでは、今週もありがとうございました。来週もまたお会いしましょう！