J-AC TOP40  2020年8月1日付けチャート

Last-modified: 2020-08-01 (土) 23:53:22

2020年8月1日付けJ-AC TOP40のチャートです。


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ハイライト

 8月1日付けチャートを振り返ります。

 1位はあいみょんの「裸の心」。勢いのある米津玄師を振り切り、今週も1位を獲得。なんとこれで6連覇となりました。これはヒゲダン「I Love...」と並ぶ今年の最多連覇記録になります。来週は記録更新をかけ、V7に挑む格好です。あいみょんは9月にアルバムがリリースされますが、まさかそれまでこの曲が上位をキープする、などということもあるのでしょうか。大変楽しみです。そして一歩及ばず、今週も2位となったのは米津玄師の「感電」。2週連続の2位と足踏みが続いています。米津さんは来週がアルバム「STRAY SHEEP」がリリースされます。強力な後押しを得て、来週は3度目の正直となるでしょうか。そして、3位はOfficial髭男dismの「Laughter」。先週5位から2ランクアップ、エントリー3週目でトップ3に付けています。相変わらず絶好調な髭男で、このまま1位へ...と言いたいところですが、気になるのは本日もう1曲の新曲「HELLO」が14位に初登場してきたことです。この2曲はともに8月5日リリースの「HELLO EP」に収録で、メイン曲は今日入ってきた「HELLO」と言えそうです。同時エントリーということで、ポイントの食い合いが心配されます。来週以降、「Laughter」と「HELLO」はどういった推移をしていくでしょうか。非常に気になるところです。

 先週3位までいったTWICEは1ランクダウンで4位。勢いはありましたが、今週は足踏みとなりました。先週4位のスピッツも同じく1ランクダウンで5位。トップ3入りは厳しくなっています。先週7位のドリカムは2週連続1ランクアップで6位。じわりじわりと上げています。そして7位はC&K。先週トップ10入りを決めましたが、さらに3ランク伸ばして7位。これで5週連続のアップとなり非常に好調です。8位は星野源、10位はGReeeNがダウンするもトップ10を守り、それぞれ5週目、11週目のトップ10入りを決めています。

 トップ10入りは1組。先週17ランクアップで14位まで持ってきたビッケブランカ&松本大の「Little Summer」が勢いそのままにさらに5ランクアップの9位。初のトップ10入りを決めています。ビッケブランカは、これで昨年の「Ca Va?」から5曲連続のトップ10入りです。短期間にリリースをしているにもかかわらず、この結果は素晴らしいです。そしてなんと、恐るべきことに今週は次の新曲「ミラージュ」が早くも12位に初登場。この曲も間違いなくトップ10に入ってくるでしょう。ビッケブランカの勢いは止まらず、非常にわくわくします。ただ、同時エントリーということで、髭男と同様にポイント割れは気になるところです。ビッケブランカの新曲2曲にも来週以降注目していきたいと思います。

 そのほか、全40曲のチャートは上の表をご確認ください。

ニューエントリー

今週のニューエントリーは5曲でした。


38位 溶けない/ マカロニえんぴつ

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 このチャートでは初のランクインでしょうか。神奈川発、2012年結成のロックバンドが初登場を決めました。7月24日リリースの新曲。王道かと思えば、中終盤にかけて突然曲調が変わるトリッキーさが面白いです。公式サイトではこの曲の特設サイトがオープンし、マカロニえんぴつが選ぶ夏の青春ソングのプレイリストが公開されています。


34位 ティーンエイジサンセット/ Hump Back

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2018年に「拝啓、少年よ」がこのチャートで年間5位という素晴らしい偉業を成し遂げたHump Back。待望の新曲が入ってきました。8月19日リリースの3rdシングルで、YouTubeではMVが公開されています。相変わらず突き抜けるようにまっすぐでいいですね。京都チャートは非常に強いHump Back。この曲も早くからエントリーしており、大変期待できます。


32位 P.S. I love you/ 宮本浩次

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今年3曲目のエントリー。7月24日にリリースの新曲です。前曲「ハレルヤ」は16週のロングヒットでした。この曲もそれに続きたいところです。縁起がいいことに、「ハレルヤ」と同じくこちらもドラマ主題歌。「ハレルヤ」はテレ朝のドラマでしたが、こちらはNHKのドラマ10「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」の主題歌となっています。


14位 HELLO/ Official髭男dism

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8月5日リリースの新作「HELLO EP」から「パラボラ」「Laughter」につづく3曲目のエントリー。こちらはめざましテレビのテーマソングです。
そして今週は、なんとその3曲が同時エントリー。「パラボラ」が36位、この曲が初登場14位。「Laughter」は3位。同一作品から3曲同時エントリーというのは、ちょっと記憶にありません。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの髭男。また一つ、凄い記録を打ち立てましたね。


12位 ミラージュ/ ビッケブランカ

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ビッケブランカ、なんと早くも今年「5曲目」となるエントリーです。先月の新曲「Little Summer」が上がってきている中、新曲が早くも飛び込んできました。しかも12位とかなり高い位置からの登場で、非常に勢いを感じます。こちらは関テレ系ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」のOPナンバーとなっている新曲で、リリースは8月19日ですが先行配信が始まっています。今年これまでエントリーした4曲が全てトップ10入りしているビッケブランカ。この曲も、初登場で12位ということで、トップ10入りは間違いないでしょう。


今週のチャートアクション

最も順位を上げた曲
16位 Stay Gold/ BTS ↑10(先週26位)



先週26位に初登場したBTSが、10ランクアップでこの位置。7月15日にリリースした日本4thアルバムが非常に好調です。短期間に次々とアルバムをリリースし、その全てがビルボードで1位を獲得。その勢いには目を見張るものがあります。このチャートではどこまでのばせるでしょうか。


最も順位を下げた曲
30位 IVORY/ クレイジーケンバンド ↓11(先週19位)


10位台を3週間キープしていたクレイジーケンバンドが突然の失速。30位まで下降してしまいました。


最長エントリー
①40位 あなたがいることで/Uru 24週目(2/22~)
②36位  パラボラ/ Official髭男dism 16週目(4/18~)
③23位 DADDY!DADDY!DO!feat.鈴木愛理 /鈴木雅之 15週目(4/25~)


先週38位のUruが見事40位で踏ん張りエントリーを24週に伸ばしました。約半年、素晴らしい成績です。3位に顔を出してきたのは鈴木雅之さん。15週目でまだ23位と好調です。20週も狙えるでしょうか。


トップ10入り
9位 Little Summer/ビッケブランカ&松本大 ↑5 4週目


トップ10落ち
11位 Change the World/ MAN WITH A MISSION ↓2 5週目(トップ10: 3週)


2週目に5位、3週目に3位とすごい勢いで上げてきたマンウィズですが、4週目に6ランクダウンの9位とまさかの失速。今週早くもトップ10落ちし、トップ10は3週にとどまりました。


さよならトップ40

先週40位 サンシャインじゃない?/ ウルフルズ
IN【9】TOP10【0】HIGH【11】



24位で初登場し、順調に上げていきますが4週目の11位でストップ。ここが最高位となりました。トータルも1ケタの9週。トップ10常連の彼らにしては寂しい結果となりました。

先週39位 怪物さんfeat.あいみょん/ 平井堅
IN【17】TOP10【6】HIGH【2】



1位は届かなかったものの、最高2位でトップ10は6週。これだけでも十分立派ですが、トップ10から落ちた後も粘り強く、10位台に5週間とどまりました。非常に内容の濃いチャートアクションで、大物2人が存分に力を見せつけた曲になりました。

先週37位 Time/ 宇多田ヒカル
IN【11】TOP10【5】HIGH【3】



トップ10に5週でトータル11週。普通のアーティストなら万々歳ですが、大御所宇多田さんとしてはやや物足りない結果にも映ります。最高は4週目の3位でした。もう1曲の新曲「誰にも言えない」が同時エントリーしていたことも響いたかもしれません。ちなみに、「誰にも言えない」は全く粘れずわずか5週のエントリーでした。

先週36位 エモめの夏/ Lucky Kilimanjaro
IN【3】TOP10【0】HIGH【29】



もう1曲の新曲「太陽」が入ってきたため、先に入っていたこちらの曲が押し出される格好に。これは仕方ありません。「太陽」は今週も順位を上げ27位。こちらの曲に期待しましょう。

先週34位 RUN AWAYS/ m-flo loves chelmico
IN【6】TOP10【0】HIGH【21】



東京や大阪のチャートでは上位に食い込み非常に好調だったこの曲。しかし京都では伸ばせず、最高は3週目と4週目の21位でした。chelmicoとのコラボがピッタリで最高だったのですが、残念...。