J-AC TOP40  2020年9月19日付けチャート

Last-modified: 2020-09-26 (土) 14:17:52

2020年9月19日付けJ-AC TOP40のチャートです。

1位予想クイズ

 今回から始まった新企画です。Twitterのアンケート機能を活用して、1位予想クイズを実施してみることにしました。皆様、ぜひ気軽に投票をお願いいたします。
 記念すべき第1回。フォロワーもまだまだ少ないし(24名)、10票くらい入ればいいかなと思っていたら、なんと80票も投票していただきました。とてもうれしかったです。投票いただいた皆さん、ありがとうございました。そして、気になる結果ですが、以下のようになっています。

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 ビッケブランカの「ミラージュ」が81.3%(65票)の圧倒的な票を集め堂々の一番人気となりました。どうやら、ビッケさんのファンの方からたくさんの投票をいただいたようです。コメントもたくさんいただきました。ファンの方の熱い想いを感じましたね。先週1位の米津玄師さん「感電」が15%(12%)で続いています。果たして今週のチャートはどうなっているのでしょうか。それでは、今週のチャートをご覧ください。


今週のチャート

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ニューエントリー

今週のニューエントリーは8曲でした。
※今週はツイッターはお休みしました。ご了承ください


40位 ギガアイシテル / レキシ

 初っ端40位に、いきなり有力アーティストが飛び込んできました。9月23日リリース、4枚目のシングル。リリース前の登場ですから、期待の持てる1曲ということが分かります。そして、映画『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』の主題歌に起用されている1曲でもあります。大きなタイアップもあり、秋のチャートでは上位を賑わす1曲になるでしょう。いつも歴史にまつわる楽曲で楽しませるレキシ。今回はギガ(戯画)ですか。相変わらず面白いですね。サウンドもレキシらしい王道のラインといった感じで、そういった意味でもヒットの可能性大だと思います。



38位 自慢になりたい / SUPER BEAVER

 「ハイライト」「ひとりで生きていたならば」につづく今年3曲目のエントリー。前の2曲はまだまだ記憶に新しいですね。特に「ひとりで…」は最高4位、11週のヒットでした。こちらはメジャー再契約第2弾となるシングル。10月リリースですが、9月16日に先行配信が始まり、さっそくエントリーしています。40位のレキシにつづき、早いタイミングのチャートインです。同じく有力曲になるでしょう。インディーズ時代からこのチャートではそこそこ強かった彼らですが、メジャー契約でさらに成長していくのでしょうか。この曲の成績が未来を占うこととなりそうです。



36位 Angel / ちゃんみな

 98年生まれのラッパー、ちゃんみな。日本人の父と韓国人の母の間で生まれました。日本語、英語、韓国語を使いこなすトリリンガルです。こちらは9月9日に発売のニューシングルで、見事J-ACチャートへの登場を果たしています。正直これまであまり聴いたことがありませんでしたが、ラジオから流れてきてビビッとくるサウンドでした。どこまでの成績を残せるか、注目して見守りたいと思います。



31位 白夜の日々 / 9mm Parabellum Bullet

 こちらはJ-ACの常連組、9mmの新曲が入ってきました。先週コメントゲストに登場していましたが、翌週のチャートでさっそくエントリーしてきましたね。9月9日リリースで、11枚目のシングルとなっています。いつも10位台までは行くイメージ。今回はどうでしょうか。そろそろ突き抜けるようなヒット曲を見てみたい気がします。



29位 HEY! / 片平里菜

 この方は常連中の常連でしょう。片平里菜さんの新曲が入ってきました。このチャートでは非常に安定しており、トップ10は少ないものの、10位台で非常に長くエントリーするイメージがあります。前曲「冬の魔法」も、最高は14位なものの、トータル14週という息の長いヒットでした。この曲は9月26日発売のEPからの新曲です(リリース前のチャートインなので期待大です)。サビの「トゥルルッル」がかわいくて一聴き惚れしました。今作もロングヒットを期待したいと思います。



18位 はじまっていく たかまっていく / サンボマスター

今年3曲目のエントリー。「忘れないで 忘れないで」以来約3か月ぶりのチャートインとなります。出だしだけで、もっといえば楽曲のタイトルだけでサンボマスターと分かるような「らしい」ナンバー。王道を行くようなポジティブソングです。9月9日リリースのEPとなっています。前の2曲は8週、4週とふるわない成績でしたが、この曲は18位と高い位置から来ました。上位進出を期待しましょう。



14位 DAITAN! / miwa

 今週は初登場曲が非常に多いですね。これで7曲目になりました。最後の2組は年間レベルの大物アーティスト。大物は、やはり高い位置から入ってきていますね。
 まずは14位はmiwaさんの新曲。このチャートでは非常に強く、年間チャートは常連です。昨年も「リブート」が年間18位の好成績でした。今年は3曲目、「who I am」以来約4か月ぶりのエントリーとなります。小芝風花さん主演ドラマ「妖怪シェアハウス」(テレ朝系)の主題歌で、9月9日リリース。妖怪チックで大胆なサウンドになっていますね。かなり攻めた1曲ですが、上位を攻略できるでしょうか。まずは14位という好位置からトップ10を狙いました。



12位 Gravity / BUMP OF CHICKEN

 今週エントリーの新曲の中でも、本命中の本命と予想していました。やはり12位と高い位置から入ってきましたね。BUMP OF CHICKENが9月10日に配信リリースした新曲で、アニメーション映画「思い、思われ、ふり、ふられ」の主題歌です。12位と非常にいい位置から入っており、高い実力を見せつけた格好になりました。まずは来週のトップ10入りは当確といってよいでしょう。サウンドもやはりBUMPの王道(今日は王道が多いですね)をいくようなセンチメンタルなバラードで、心に染み入ります。新しいバンドが次々と出てくる中で、レジェンドの変わらぬ活躍はうれしいですね。



今週のチャートアクション



THIS WEEK'S No.1

「感電」米津玄師 → V4(1+3) 11週目

 1位は米津玄師さんの「感電」でした。15%の皆さん、1位的中おめでとうございます!いったん1位から下がるものの、返り咲いた後抜群の安定感で3連覇。首位街道をひた走っていますね。エントリー11週目で、トップ10も2ケタの10週にのせています。来週は5度目のナンバー1に挑みます。ちなみに、来週も1位だと9月のチャートを完全制覇となります。完全制覇となるか、大注目です!



WELCOME TO TOP10

5位 「きらきらにひかる」いきものがかり ↑9 3週目

 トップ10入りは1組。8月31日にリリースされたいきものがかりの新曲がエントリー3週目でトップ10入りを決めています。出す曲がほぼ全てトップ10入りする、抜群の安定感を誇るいきものがかり。この曲でもしっかりとトップ10を決めています。主題歌となっていたドラマ「未解決の女」は先週が最終回でした。最高潮の盛り上がりを迎えたところで、上昇気流をつかみましたね。トップ10入りは間違いないと思っていましたが、5位と高い位置まで上げてきました。来週はトップ3入りも期待できるのではないでしょうか。

最も順位を上げた曲
27位 「Time Warp」Perfume  ↑12(先週39位)



今月マンスリーピックアップとなっているPerfume。16日にリリースされた新曲がまずは12ランクのジャンプアップで27位まで持ってきています。来週はシングルのセールスが加算されますので、2週連続のジャンプアップが予想されます。今週と同じく12ランクアップしても驚きません。それだと15位ですが、あるいはもっと上かもしれませんね。

注目曲

3位 「SPARK AGAIN」Aimer  ↑5 11週目
15位 「群青」YOASOBI ↑11 3週目
16位 「足跡」Little Glee Monster ↑7 6週目
17位 「センチメートル」the peggies ↑8 3週目 



 注目曲には4曲をあげます。まずはAimerの「SPARK AGAIN」。エントリー11週目でさらに順位を伸ばし、ついにトップ3入りを果たしました。少しずつ上昇し、ついにつかんだトップ3。非常に応援したくなるアクションです。この曲のロングエントリーで、Aimerは初の年間入りも見えてきました。来週もトップ10に残るようならほぼ「当確」といえるでしょう。過去には、「One」で1位を獲得したものの年間には入れなかったAimer。この曲は、ぜひ年間まで届いてほしいです。15位にはYOASOBIの新曲「群青」がエントリー。先週まで10位台にいた「たぶん」と入れ替わるような動きになりました。「たぶん」は10位台で安定していましたがトップ10には届きませんでした。この曲ではぜひトップ10入りを目指したいところです。全国のチャートをみても非常に好調ですし、私は十分に「ある」と思っています。16位にはリトグリの「足跡」。Nコンの課題曲(の予定だった曲)ですね。どうしてこの曲に注目したかというと、リトグリはこれまでエントリーしてもほとんどが30位台で、全く振るわなかったからです。この曲も30位台で低迷していましたが、先週から急に伸ばしてきましたね。この番組でも定着してきたのでしょうか。さらなる上位で聴けることを期待したいと思います。最後に17位にはthe peggies。エントリー3週目、いい伸びで17時台入り(17位以上)を決めています。来週さらに上げてくるようなら面白くなるでしょう。

最も順位を下げた曲
30位 「たぶん」 YOASOBI   ↓14(先週16位)
35位 「夏を生きる」緑黄色社会 ↓14(先週21位)


最長エントリー
①7位 「裸の心」あいみょん  21週目(↓2)
②39位 「星影のエール」GReeeeN 19週目(↓10)
③11位 「アサトヒカリ」C&K    13週目(↓2)



「星影のエール」は痛すぎる10ランクダウン。20週を目指したいところでしたが一気に厳しくなりました。「裸の心」「アサトヒカリ」はまだまだ元気です。しかしこの2曲はなんと8週差。というわけで、しばらくは「裸の心」の独走態勢が続きそうです。

トップ10落ち
11位 「アサトヒカリ」C&K  ↓2 13週目(トップ10:8週)



上でも紹介していた「アサトヒカリ」。トップ10内で非常に安定していましたが今週はついに押し出されてしまいました。とはいえ、トップ10は8週というかなりの好記録で、まだまだ11位に付けています。この曲は18位で初登場して以来、なんと13週間18位以上をキープしています。これだけ上位が長いので、ポイントは非常に高くなっており、年間チャートに注目です。


さよならトップ40

先週40位 IDENTITY / 雨のパレード  
IN【1】TOP10【0】HIGH【40】



先週40位初登場から圏外。わずか1週のエントリーでした。40位の1週のみ。最も低い成績となってしまいました。前曲「BORDERLESS」の4週をさらに下回る成績に終わっています。先週滑り込みでエントリーしただけまだよかったのでしょうか...。

先週38位 HIGH WAY / 小山田壮平  
IN【3】TOP10【0】HIGH【38】



こちらも大変寂しいたった3週のエントリー。39位、38位、38位と伸ばせませんでした。8月26日に発売されたソロアルバムからのタイトルトラックとなっている新曲です。残念ながらチャートアウトとなった小山田さんですが、αステーションで22日に放送されるホリデー・スペシャル・プログラムに登場します。放送は20時からの1時間です。4連休の最後にいかがでしょうか。

先週37位 XXKK / 倖田來未  
IN【1】TOP10【0】HIGH【37】



雨のパレードにつづき、こちらも1週きりのチャートイン。今週は、先週の初登場曲が2曲も姿を消す波乱の展開となりました。久しぶりのチャートインとなった倖田來未さんですが、20周年に花を添えるようなチャートアクションとはなりませんでした。

先週36位 Breakdown feat. Daichi Yamamoto / Michael Kaneko  
IN【5】TOP10【0】HIGH【22】



先月のスマッシュブレイク。クールに熟成された素晴らしい1曲だったと思います。35位で初登場すると、順調に上げ、3週目には8ランクアップの22位。さらなる上位も期待されましたが、ここが最高点となりました。5週目に12ランクの大ダウンを喫してしまいここまで。スマッシュブレイクとしては平均よりやや低めの成績になってしまいました。

先週35位 Stay Gold / BTS  
IN【8】TOP10【1】HIGH【10】



飛ぶ鳥を落とす勢いのBTS。ただこのチャートでは、トップ10に少し入るくらいという強さで、この曲もまさにその成績となりました。3週目に10位とトップ10入りを果たしますが、翌週は惜しくも11位。トップ10入りは1週のみとなりました。とはいえ、昨年の「Lights」につづくトップ10入りで、安定したトップ10入りは立派です。そういえば、全米チャートで1位をとった「Dynamite」はまだランクインしていませんね(キヨピーさんは、もうすぐランクインするでしょうと言っておられましたが、どうなんでしょう。日本語詞ではないので入ってこないのかも...?)「Dynamite」が今後エントリーしてくるかには注目したいと思います。

先週34位 Little Summer / ビッケブランカ&松本大  
IN【10】TOP10【2】HIGH【9】



J-ACで大活躍のビッケさんですが、こちらの曲はお役御免となりました。「ミラージュ」が上位にいますし、夏ソングですから仕方がないでしょう。とはいえ、トータルは2ケタの10週、うちトップ10が2週(いずれも9位)と健闘しました。正直、「ミラージュ」の発売がすぐ後に控えていますし、季節ものだし、コラボナンバーだし、この曲は5週くらいかなと思っていました(すみません)私の予想を上回る活躍で、ビッケブランカさんが力を付けたことを実感した1曲となりました。来週以降は「ミラージュ」に期待しましょう。

先週31位 Be My Love / 阿部真央  
IN【3】TOP10【0】HIGH【23】



あらら...。先月発売の阿部真央さんの新曲ですが、トータル3週と散々な結果に終わってしまいました。入ってくるタイミングが1週遅かったんですよね。それでいて、30位と低めの位置からの登場でした。こういう登場の仕方だと低空飛行になることが多いのですが、残念ながらその通りとなりました。トップ10も常連の阿部真央さんですが今作は全く絡めず。

先週30位 Updraft / 山崎まさよし  
IN【2】TOP10【0】HIGH【30】



32位→30位と上げたところで突然のチャートアウト。大御所にも容赦のないJ-ACチャートです。そして、アニバーサリーイヤーのアーティストにも容赦ない。マンウィズ、高橋優さん、そして今日同じくチャートアウトした倖田來未さん。皆アニバーサリーイヤーなのですが、エントリーした曲が散々な成績に終わっています。今年25周年を迎えた山崎まさよしさんも、残念ながらそこに仲間入りとなりました。

来週の展望

 最後に来週の展望です。まず1位ですが、本命はやはり米津さんでしょう。5度目の1位に向け視界は良好。そこにビッケブランカとAimer、さらにはいきものがかりが挑む展開となりそうです。今週12位のBUMP OF CHICKENはトップ10入りが確実。一気に上げ、1位争いに絡んでくるようだと面白くなります。一体どこまで上げてくるでしょうか。トップ10の入れ替わりは2~3曲を予想します。今述べたバンプはほぼ確実、あとの枠を、miwaやYOASOBIらが争う構図となりそうですね。個人的には、世間的にも大人気のYOASOBIのトップ10入りを見てみたいです。最後に来週の新曲予想。これはなんといってもMr.Childrenでしょう。新曲「turn over?」が9月16日にリリースされています。来週の初登場は確実です。ミスチルのことですから、やはり上位からの登場となるでしょうか。「Birthday」も大ヒットしましたし、秋チャートの中心となっていきそうな1曲ですね。

 それでは、今週もありがとうございました!来週もまたお会いしましょう。