2021年10月2日付けチャートを振り返っていきます。
今週のチャート
ニューエントリー
今週のニューエントリーは6曲でした。
ちなみに、初登場予想が的中した曲は6曲中4曲でした。
37位 夏音 / 優里
初登場予想:×
通算4曲目、先週まで入っていた「シャッター」との入れ替わりですぐさまエントリーとなりました。9月19日リリースの配信シングルで、Hulu限定配信ドラマ「ドライフラワー-七月の部屋-」主題歌。「ドライフラワー」というタイトルからピンとくる方もいるかもしれませんが、このドラマは優里の大ヒット曲「ドライフラワー」から着想を得て制作されたものです。自らの曲から生まれたドラマに、さらなる新曲を提供ということになりますね。「夏が終わる音がする」という歌い出しが印象的ですね。もう10月ですが、今日などはまだまだ暑さも感じます。夏の残り香を感じながら聴き入りたい楽曲ですね。
通算4曲目と書きましたが、これは全て今年に入ってからエントリーしている楽曲です。1月の「インフィニティ」が初エントリーでしたからね。9ヶ月足らずで4曲ですから、YOASOBIに並ぶくらいのハイペースで曲を送り込んでいることになります。前作「シャッター」では初のトップ10入りも果たし、成長も目覚ましいところがあります。4曲目となるこの楽曲は、飛躍の一曲にできるかどうか注目です。
32位 次のせ~の!で- ON THE GREEN HILL - DCT VERSION / DREAMS COME TRUE
初登場予想:〇
昨年7月の「YES AND NO」(8週、最高6位)以来1年3ヶ月ぶりのエントリー。大御所バンドのドリカムが、久しぶりに新曲を送り込んできました。本作は9月22日リリースのCDシングルで、伊藤園「お~いお茶」とのタイアップソング。お~いお茶らしい、瑞々しい緑が目に浮かぶような楽曲になっています。
そして、実はこの曲、「お~いお茶」意外にもう一つコラボをしていることでも話題です。楽曲のベースになっているのは、かつて中村正人さんがゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」に提供した楽曲「Green Hill Zone」。中村さんがソニックのゲーム曲に新たな命を吹き込み、今回の新曲が生まれたということです。そんなわけで、CDジャケットの裏面にはドリカムとソニックのコラボ画像があしらわれています。これも、ソニックファンを中心に大きな話題を呼んだようですね。言われてみれば、ゲーム音楽っぽいサウンドにも聴こえてくるような...面白い試みですね。
ドリカムのCDシングルということで期待が高まりますが、タイトルが長すぎるのが気になります。タイトルが長い曲は覚えにくく、言いにくいのでヒットが少ない傾向にあるように思います。個人的には、「次のせ~の!で」だけでよかった気がするのですが、あまりこんなことを言うと怒られそうですね。大変ですが、来週からもしっかり打ち込みますよ。「次のせ~の!で-ON THE GREEN HILL-DCT VERSION」。はあ、長い。
29位 アイヲトウ / miwa
初登場予想:〇
先週のコメントゲストだったmiwa。本人から紹介されたこの新曲がさっそくエントリーしてきました。9月22日リリースのCDシングルで、映画「総理の夫」主題歌。8月28日にエントリーした前の曲「神無-KANNA-」からはわずか1か月ほどしかたっておらず、かなりのスピードリリースです。しかも、どちらも映画主題歌というタイアップ付きですから勢いを感じますね。
個人的には、「神無-KANNA-」よりもこういったアグレッシブな楽曲の方がmiwaらしくて好きです。2019年に大ヒット、年間入りもした「リブート」を思い出す曲調ですね。ボーイッシュなmiwaが、ギター片手にこういった曲を歌い上げる姿は様になります。なんとなく、チャート成績もこちらの方が伸びそうな予感がしています。
そんなmiwaですが、実は大ヒットした「リブート」以来これで5作連続でトップ10を逃しています。トップ10の常連アーティストですが、これだけ間が空くとさすがに少し苦しくなってくるところです。この曲ではぜひ面目躍如を果たしてもらいたいですね。コメントゲスト効果もあると思いますし、久々のヒットを期待しています。
28位 黄色 / back number
初登場予想:×
このサイトでも散々取り上げてきたback numberの新曲。9月29日にリリースされたCDシングルで、ABEMAオリジナル『虹とオオカミには騙されない』主題歌。先週は「水平線」がV2を達成しましたが、勢いとどまらずダブルエントリーとなりました。今週はリリース週で、通常より1週早いタイミングでのエントリーとなります。まあ、リリース2日前の27日からは先行配信が始まっていましたし、何より実力抜群の彼らですから妥当なところでしょう。今年は今週も含めあと「13週」。今から上位定着すれば十分年間には間に合いますし、そうなりそうな雰囲気の曲です。
「叶わない恋心」を歌った曲で、タイトルの「黄色」にはどうやら「信号機の黄色」の意味が含まれているようです。ただ、歌詞に登場するのは「青色」の信号だけで、黄色の信号は直接描写されているわけではありません。この「黄色」がどういった意味を持つのか。文学的な解釈を深めるのも非常に面白そうな楽曲になっています。「信号機の黄色」というのは絶妙な色ですよね。進むか、止まるか迷う。もしかしたら行けるじゃないか、そんな思いで突っ切ることもあれば、自重して止まってしまうこともある。揺れる心を表現した実に絶妙なタイトルで、「back numberはやっぱり上手いなあ」と感心しました。二人の女の子が登場する、ストーリー自体のMVも必見です。
CDシングルですから、普通は配信曲の「水平線」より強いです。もともとback numberは冬に強いアーティストで、「瞬き」や「オールドファッション」など、冬の曲は無双する傾向にあります。この曲も抜群の仕上がりですから、そうなっていく気がしますね。最低でも1位は獲得するのではないでしょうか。残り3か月の主役になりそうな1曲です(唯一心配なのは「水平線」とのダブルエントリーの影響ですが、普通は緩やかに入れ替わっていくと思われます)。
24位 テーマソング / ポルノグラフィティ
初登場予想:〇
2019年7月の「VS」以来約2年3ヶ月ぶりのエントリー(だと思います)。ポルノグラフィティ、久しぶりのシングルが入ってきました。9月22日にリリースされたシングルで、その「VS」以来のリリースです。コロナ禍以降では初の新曲となるポルノ。「新始動」と銘打って、この曲のリリースを皮切りに様々な活動が始まっています。2年以上のブランクが空き、音楽界も社会も大きく様変わりしましたが、しっかりとチャートに戻ってきたのはさすがですね!
ポルノグラフィティの最近の活動で特に印象的だったのは、やはりあの「THE FIRST TAKE」のパフォーマンスでしょう。FIRST TAKEでは、あの名曲「サウダージ」を一発撮りで高らかに歌い上げました。格が違う、と言いたくなる圧巻のパフォーマンスでしたね。名曲は色あせないし、岡野さんのボーカルが全く衰えないのだから本当にすごい。やはり「サウダージ」は話題沸騰で、公開1か月ですでに850万回超えの再生数を記録しています。
今回の新曲も同じく「THE FIRST TAKE」バージョンが公開されたので、「サウダージ」からの流れでヒットが期待できるかもしれません。かなり久しぶりのエントリーですが、今のところパワーダウンは全く感じません。むしろ、上り調子で来ている印象を受けますね。伸びやかなボーカルのように、トップ10まで一直線で向かってくれることを期待しましょう。
21位 エール / FUNKY MONKEY BΛBY'S
初登場予想:〇
8年ぶりですよ、8年ぶり。
2013年、メンバーの一人、DJケミカルさんが実家の住職を継ぐために惜しまれつつ解散したFANKY MONKEY BABY'S(ファンモン)。今年の3月11日、東日本大震災の発生した日にケミカルさんが戻って一夜限りの再結成。そして、3月16日からファンキー加藤さんとモン吉さんによる2人体制での再始動となりました(ケミカルさんの後押しも大きかったようです)。こちらは9月22日にリリースされた2人体制となってから初めてのシングル。通算では22枚目であり、なんと2013年2月の「エール」から8年8か月ぶりとなるリリース。もちろん、J-ACでもそれ以来のエントリーと思われます。いやあ、8年ですよ、8年。先程のポルノも2年3ヶ月ぶりで大分久しぶりに感じましたが、こちらとは比べ物になりません。2010年代前半の音楽シーンを彩ったファンモンが8年ぶりに再始動し、またエントリーした。それだけでもう胸がいっぱいになるような出来事です。それにしても8年ですか。そりゃあ私も年を取るもんだ笑
2人体制になったことで、アーティスト名が少しだけ変わっています。FUNKY MONKEY B「Λ」BY'Sです。来週からも間違えないように注意しますね笑 とはいえ、音楽性は全く変わりませんね。まっすぐ心に響く彼らの楽曲は、久しぶりに聴くと何だか胸が熱くなるようでした。CDジャケットに有名人が起用される恒例の出来事も変わりません。今回起用されたのは、千鳥の大悟さん。この曲の泥臭い雰囲気にぴったりということで、満場一致で起用されたようです。MVもぜひご覧ください。
8年以上ぶりのエントリーということで、どれくらいの強さになるのか予想がつきません。ただ、初登場21位とそれなりに高く、今週の名だたるシングル曲の中でも最も高い位置にエントリーしました。トップ10入りの期待は十分に持てると思います。もしトップ10にエントリーできたら、今年の「カムバック賞」は彼らで決まりでしょう。ぜひそんな展開を見たいものです。
今週のチャートアクション
★THIS WEEK'S No.1★
水平線 | back number | → | v3 | 7週目 |
分からんね
今週は桑田さんの「Soulコブラツイスト」が十中八九ナンバーワンだと思っていました。28位にback numberの新曲「黄色」がエントリーした時は、もうこれで決まりだと思いましたね。ポイント割れの影響もあり、「水平線」はさすがに1位を守れないだろうと結論付けました。...それがまさかの1位。いやあ、チャートが分かりません。「黄色」が入ってきて、それでも「水平線」が1位を守れるのか。いやあ...これは読めないなあ。
何はともあれ、back numberは見事な防衛劇でした。3連覇おめでとうございます。
★WELCOME TO TOP10★
8位 | Merry-Go-Round | MAN WITH A MISSION | ↑4 | 5週目(2+3) |
10位 | ドライブGO! | ザ・クロマニヨンズ | ↑4 | 5週目 |
入れ替わりは2組でした。いずれも先週から4ランクアップ、10位台前半からトップ10をつかみ取っています。どちらも「逆転トップ10入り」と呼べそうですね。
まず8位はMAN WITH A MISSIONの「Merry-Go-Round」。この曲は、7月にたった2週のエントリーで圏外へ。それが、中5週も空けて18位に戻ってきました。そこからはセールスも加わり順調な伸びを見せます。その結果、リエントリー3週目、トータル5週目でのトップ10入りとなりました。今年度、リエントリーしたのはこの曲が4曲目ですが、これまでの3曲はいずれもトップ10を逃していました(東京事変、sumika、宮本浩次)。この曲は、4曲目にして初めて「壁」を超えたという見方もできます。マンウィズ自身にとっても、7月の「INTO THE DEEP」に続く2曲連続のトップ10入りとなり、非常にいい流れとなっています。昨年後半は少し落ち込みましたが、やはりマンウィズは強いですね。このチャートアクションはあっぱれです!
10位はザ・クロマニヨンズの「ドライブGO!」。12→12→14位と来ており、やや苦しいかと思われたところで見事な再浮上。エントリー5週目にしてトップ10をつかみ取りました。一度順位を下げてからの上昇のため、こちらも逆転のトップ10入りです。今週は連続シングルリリースの第2弾がリリースされ、来週からはポイント割れも心配されるというタイミングでした。トップ10入りするには「ここしかない!」というタイミングであり、チャンスをものにしたのはさすがだと思います。J-ACのいぶし銀バンドが底力を見せ、見事連続トップ10入りを継続させました。
最も順位を上げた曲
11位 | 大正浪漫 | YOASOBI | ↑8 | 2週目 |
15位 | アカリ | GReeeeN | ↑8 | 10週目 |
最も順位を下げた曲
36位 | うたかた歌 feat.菅田将暉 | RADWIMPS | ↓11 | 8週目 |
最長エントリー
① | 27週目 | 33位 | 紫の夜を越えて | スピッツ | ↓5 |
② | 23週目 | 23位 | 不思議 | 星野源 | ↓2 |
③ | 22週目 | 19位 | きらり | 藤井風 | ↓4 |
③ | 22週目 | 39位 | Cry Baby | Official髭男dism | ↓7 |
トップ10落ち
12位 | Pale Blue | 米津玄師 | ↓4 | 18週目 | 14週 |
14位 | SMILE~晴れ渡る空のように~ | 桑田佳祐 | ↓4 | 11週目 | 9週 |
チャート詳細
31-40位
順位 | 曲名 | アーティスト | 推移 | IN |
---|---|---|---|---|
31 | エンパシー | ASIAN KUNG-FU GENERATION | ↓7 | 8w |
33 | 次のせ~の!で- ON THE GREEN HILL - DCT VERSION | DREAMS COME TRUE | new | 1w |
33 | 紫の夜を越えて | スピッツ | ↓5 | 27w |
34 | なないろ | BUMP OF CHICKEN | ↓8 | 20w |
35 | 君といれば-complete ver.- | Little Glee Monster | ↑2 | 2w |
36 | うたかた歌 feat.菅田将暉 | RADWIMPS | ↓11 | 8w |
37 | 夏音 | 優里 | new | 1w |
38 | Ordinary days | milet | ↓9 | 3w |
39 | Cry baby | Official髭男dism | ↓7 | 22w |
40 | 離れていても | WANIMA | ↓9 | 6w |
今週から10月がスタート。2021年チャートも残り3か月、チャート争いもいよいよ終盤戦です。この季節になると、熾烈な年間争いからますます目が離せなくなってきますね。
大ダウンが4曲もあります。今週は多めの入れ替わりがあり、それに加えて大ダウンも多いので、かなり動きが激しくなっています。チャートの「衣替え」が急速に進んでいるといえそうですね。
WANIMAのシングル「離れていても」は9ランクの大ダウンで40位。途中も全く振るわず、今週は残すだけで精一杯という感じですね。同じく9ランクダウンの急落はmilet。入ってくるのがあまりにも遅かった「Ordinary days」ですが、立ち遅れの影響をもろに受けました。3週目で38位まで下げては目も当てられず、「Who I Am」より前のmiletに逆戻りですね。
長らく10位台で頑張っていたBUMPの「なないろ」もついに8ランクの大ダウン。今週はついに20週の大台に乗せましたが、あまりにも痛い急落となってしまいました。朝ドラ期間中の完走を狙いましたが、一気に厳しい情勢となっています。そして、大ダウンの中で最も下げたのはRADWIMPS feat.菅田将暉の「うたかた歌」。こちらは11ランクのダウン。先週は9ランクのダウンですから、なんと2週で20ランクの急落となりました。「一刻も早くチャートから消してしまいたい」という見えない意志を感じますね。やはり、あんなことがあっては...という感じです。
その他でも、ダウン曲が目立ちます。大ダウンは免れましたが、アジカンの「エンパシー」は7ランクダウンで31位。2ケタエントリーが厳しくなる辛いダウンとなりました。ロングエントリー3位、髭男の「Cry baby」も同じく7ランク。39位まで落ちましたが、何とか踏みとどまって22週目のエントリーとなりました。「アポトーシス」が上位にいることを考えれば十分立派でしょう。その髭男を5週も上回り、今週も最長エントリーを更新したのはスピッツの「紫の夜を越えて」。今週で27週目となりましたが、こちらも5ランクとやや大きく下げました。「ポニーテイル」の30週に並ぶためにはもう後がなくなった状況で、どれだけ頑張れるかというところです。
唯一のアップとなったのはリトグリ。先週コメントとともにエントリーしてきたアルバム曲「君といれば-complete ver.-」が2ランクアップの35位で、じわりと上昇を見せました。アルバム曲ということで、私は正直圏外の心配もしていましたが、順位を上げたのは立派です。先週番組にコメントを寄せてくれた効果もあったのでしょう。ここからの浮上も期待したいものですね。
21-30位
順位 | 曲名 | アーティスト | 推移 | IN |
---|---|---|---|---|
21 | エール | FUNKY MONKEY BΛBY'S | new | 1w |
22 | BAD APPLE | GLAY | ↓2 | 6w |
23 | 不思議 | 星野源 | ↓2 | 23w |
24 | テーマソング | ポルノグラフィティ | new | 1w |
25 | 三原色 | YOASOBI | ↓3 | 13w |
26 | 神無-KANNA- | miwa | ↑1 | 6w |
27 | Korekara | 岩田剛典 | ↑6 | 2w |
28 | 黄色 | back number | new | 1w |
29 | アイヲトウ | miwa | new | 1w |
30 | ガマズミ | オレンジスパイニクラブ | → | 3w |
20位台に初登場が4曲も登場する珍しい週になっています。先週の予想でも書きましたが、9月22日週はCDシングルが非常に強い週でした。有力な楽曲が、ある程度高い順位から次々に入った格好です。
miwaはこのブロックに2曲がエントリー。今週新曲の「アイヲトウ」がエントリーしたところですが、それにもかかわらず「神無-KANNA-」は26位に順位を戻しました(しれっと再浮上です)。正直「神無-KANNA-」は圏外でもおかしくないかと思いましたが、まさか順位を戻すとは。今週は底力をみせたmiwa、見事なダブルエントリーです。
ダウン組では、22位にGLAYの「BAD APPLE」。初登場から5週連続で10位台をキープしていましたが、ついに20位台にダウン。厳しい成績となっています。23位は星野源の「不思議」。こちらは2ランクダウンにとどめ、23週目の23位となりました。19→21→23位と安定期に入っており、これは半年エントリーも十分に狙えそうです。25位にはYOASOBIの「三原色」。トリプルエントリーのうち、この曲が一番順位の低い曲となりましたが、それでも25位。そして先週から3ランクしか下げていないのですから本当に驚異の安定感です。
先週33位に初登場した「岩ちゃん」こと岩田剛典さん。2週目の今週は見事6ランクアップで27位まで上げてきました。個人的には圏外も心配しましたが、20位台まで持ってきたのは見事で、失礼しましたというしかありません。φMIさん(最高26位)に肩を並べるくらいの成績にはなりそうですね。最後に30位はオレンジスパイニクラブ。月が変わって先月のスマッシュブレイクだった「ガマズミ」ですが、順位変わらず30位という結果でした。過去の例から見ると、今週は順位を上げ、ピークを狙いたい週でしたが残念。少しでもチャートに残ってくれることを願いましょう。
11-20位
順位 | 曲名 | アーティスト | 推移 | IN |
---|---|---|---|---|
11 | 大正浪漫 | YOASOBI | ↑8 | 2w |
12 | Pale Blue | 米津玄師 | ↓4 | 18w(14) |
13 | HADASHi NO STEP | LiSA | → | 3w |
14 | SMILE~晴れ渡る空のように~ | 桑田佳祐 | ↓4 | 11w(9) |
15 | アカリ | GReeeeN | ↑8 | 10w |
16 | ラブレター | YOASOBI | ↓5 | 8w |
17 | あたしたち | aiko | ↑1 | 3w |
18 | この新しい朝に | 浜田省吾 | ↓2 | 14w |
19 | きらり | 藤井風 | ↓4 | 22w |
20 | Love Song | Uru | ↓3 | 8w |
トップ10落ちは2曲。まずは14位に桑田佳祐さんの「SMILE」。これは「Soulコブラツイスト」との入れ替わりですから極めて自然です。問題はもう1曲です。米津玄師さんの「Pale Blue」がまさかの4ランクダウンで12位。先週8位から粘れずトップ10落ちとは全くらしくない。今週で18週目、トップ10にも14週ですから最強レベルに強いことには間違いないのですが、年間トップ3入りに関してははっきり厳しくなりました。なんたって、今年は周りが強すぎますからね。
来週以降トップ10を狙いそうな曲を見ておきましょう。先週19位のYOASOBI「大正浪漫」は8ランクアップで11位。大きく上げましたが、トップ10の直前で寸止めされるという結果でした。YOASOBIは、もう1曲の「ラブレター」が16位までダウン。先週、私は「大正浪漫を上げるならラブレターは下げるべき」という要望を強めに書きましたが、今週は要望が叶った形です。いきなり「大正浪漫」がトップ10入りしたら最悪でしたが、今週は11位と一応一歩譲った形になりました。この点も非常によかったです。
13位にはLiSAの「HADASHi NO STEP」がステイ。先週10ランクもアップし、今週はトップ10を狙いましたが及びませんでした。順位が下だったクロマニヨンズに捲られたのは痛く、痛恨のステイと言えそうです。LiSAと言えば、1月の配信シングル「dawn」が15位でストップし、悔しい思いをしていましたね。この曲にはもう1「ステップ」あるでしょうか。来週が大事です。17位はaikoさんの「あたしたち」。今週リリースのシングルでしたが、aikoさんにしてはかなり控えめ、たったの1ランクしか上がりませんでした。なお、今週の放送では両A面の「食べた愛」が間違ってオンエアされていましたね(その後、「あたしたち」もちゃんとオンエアされました)。一瞬、先週18位の「あたしたち」が一気に圏外になって「食べた愛」が入ったのか!?とパニック状態になりましたが、そんなことはなかったです。もし18位から圏外になったらJ-AC史に残る「大事件」ですからね。
10位台の中でも非常に輝いているのはGReeeeNの「アカリ」。この曲、3週前は40位ですからね。セールスポイントが加わり、なんと3週で25ランクのV字回復。ここまで劇的に戻す曲はなかなかなく、これは応援したくなりますね。はっきりとトップ10も狙える位置に付け、いよいよ来週は大勝負。「40位からの逆転トップ10」を懸ける週になります。
18位と19位は粘りの2曲。浜田省吾さんの「この新しい朝に」は今週も2ランクダウンにとどめ18位。これで8週連続の10位台であり、かなり迫力のあるヒットになってきましたね。そして19位は藤井風の「きらり」。新曲「燃えよ」が上がってきている中、こちらも4ランクダウンにとどめ10位台をキープしました。かなり立派ですが、星野源の「不思議」がもっと粘っているため、また2曲の順位が近くなってきました。来週以降、また近いところで競り合うのでしょうか。私はそんな展開が楽しみです笑
最後に20位はUruの「Love Song」。先週17位に再浮上し、逆転のトップ10を狙いましたが、さすがに及びませんでした。ただ、今週で8週目とそれなりに頑張ってはいます。この曲に関してはぜひロングエントリーを目指してもらいたいです。
トップ10
順位 | 曲名 | アーティスト | 推移 | IN(うちトップ10) | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 水平線 | back number | → | 7w(6) | 2 | △ |
2 | Soulコブラツイスト~魂の悶絶 | 桑田佳祐 | ↑3 | 4w(2) | 1 | △ |
3 | アポトーシス | Official髭男dism | → | 7w(5) | 5 | △ |
4 | 燃えよ | 藤井風 | ↑5 | 4w(3) | 7 | △ |
5 | 夢醒めSunset | ビッケブランカ | ↑2 | 7w(5) | 8 | △ |
6 | LITMUS | 緑黄色社会 | → | 6w(4) | 6 | 〇 |
7 | U | millennium parade×Belle | ↓5 | 12w(9) | 3 | △ |
8 | Merry-Go-Round | MAN WITH A MISSION | ↑4 | 5w(1) | 10 | △ |
9 | 蒼天のヴァンパイア | ビッケブランカ | ↓5 | 12w(10) | 4 | △ |
10 | ドライブGO! | ザ・クロマニヨンズ | ↑4 | 5w(1) | 外 | × |
2位は桑田佳祐さんの「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」。今週は「SMILE」がトップ10落ちし、ますますこの曲にポイントが集中しようかというところでした。上にも書いたとおり、私は1位を取ると確信していましたので、2位でオンエアされた時は本当にビックリ。鳩が豆鉄砲を食ったような顔で残りのチャートを聴きました。back numberが予想以上に強く、2位に止められてしまったものの、それでもまだ4週目であり、かなり早いペースであることには違いありません。来週は、まさに満を持してといった感じで1位を狙いにいくでしょう。
髭男の「アポトーシス」は3位をキープ。アルバム曲ながらシングル顔負けの強さで、これでトップ10に5週目となりました。先週も書きましたが、先週8位まで下げて3位に戻したのがあまりにも大きかったですね。これで3回目の3位となり、トップ10内での内容も非常にいいです。このまま大崩れしなければ、「Universe」「Cry baby」に続く3曲目の年間入りも手中に収めることになりそうです。そして、5ランクも上げて4位に付けたのは藤井風の「燃えよ」。「きらり」もあるのであまり伸びないというのが私の予想でしたが、ところがどっこい、あっけなくトップ5の壁を超えてきました。「きらり」がヒットするまで、藤井風はトップ10では安定するものの全て「6位以下」という成績でした。いわばトップ10の「下位専」だったわけですが、「きらり」以降はあっさりとトップ10入りするようになり、最近はすっかり「上位専」のイメージです。非常に驚いたのは7位。なんと先週の2位、millennium parade×Belleの「U」が5ランクダウンも急降下してしまいました。1位復帰どころか7位ですから、これは本当に驚きでした。映画のヒットに支えられ、2位以上を長くキープしていたこの曲も、いつの間にか結構消耗していたのかもしれません。今週でトップ10内は9週目。来週は何とかトップ10を死守し、トップ10を2ケタに乗せてもらいたいところですね。
毎週注目の「ビッケブランカ問題」ですが、今週は大きく、非常に大きく動きました。4位以上を安定してキープしていた「蒼天のヴァンパイア」が、トップ10内10週目にしてついに崩れました。よもやの5ランクダウン、9位まで順位を下げたのは本当にビックリしましたね。そして、それを尻目にもう1曲の「夢醒めSunset」は順位を上げてきました。先週7位からの再浮上で、これまでの最高6位を上回る5位を記録。ここに来て、見事初のトップ5入りを果たしています。この2曲がトップ10で共演するようになってこれで5週ですが、「夢醒め」が「蒼天」を上回ったのはこれが初めてです。このタイミングで突然順位が入れ替わったのはビックリしましたね。仮に、5位が「蒼天」(↓1)、9位が「夢醒め」(↓2)と逆だったら普通の動きでした。そうではなく、「蒼天」が急落したのだから驚きです。「夢醒め」の方が秋らしいメロディーですし、オンエアやプッシュポイントの比率に変化が生じたのかな、などと想像しました。来週以降は「夢醒め」メインかもしれませんね。
最後に6位は緑黄色社会の「LITMUS」。トップ5に返り咲きとはなりませんでしたが、今週は見事にキープして見せました。トップ10は4週目になり、かなり本格的なヒットになってきたのは素晴らしいですね。トップ10に一瞬だけ入るのと、ある程度定着するのでは全く難易度が違います。今回、緑黄色社会は1つの大きな壁を超えたと思いますね。ここからもう1~2週トップ10に残り、さらに10位台でも何週か粘れば、いよいよ初の年間入りも狙える成績になってきます。ただ、ここからが大変で、ここからが本番ともいえるでしょう。この曲には本当に頑張ってほしいものです。
さよならトップ40
先週40位「しょうもな」クリープハイプ
IN【4】TOP10【0】HIGH【28】
以下、「しょうもない成績」は禁止で。
クリープハイプが8月23日にリリースした配信シングルでしたが、2週目に28位に上げたのみ。トータル4週と振るいませんでした。クリープハイプは4月にエントリーした配信シングル「四季」もトータル5週と振るいませんでしたが、それをさらに下回る成績とは寂しい限りです。配信シングルなので仕方ない面もありますが、いずれも最高28位で上位に全く絡んでいないのは寂しい限りです。次作では「愛す」以来3作ぶりとなるトップ10復帰を目指します。CDシングルが出ればまた上げていくような気がします。
先週39位「老人と海」ヨルシカ
IN【4】TOP10【0】HIGH【33】
残念ながら、ヨルシカ史上最低成績です。昨年「花に亡霊」で初エントリーしたヨルシカ。この曲は通算7曲目となるエントリーで、前作「又三郎」に続く文学作品シリーズでした。しかし、蓋を開けてみれば大惨敗に終わってしまいました。トータル4週はこれまで最低だった「思想犯」の7週を3週も下回る最低記録で、最高位の33位も同じく最低記録です。これまでは少なくとも10位台前半までは行っていたヨルシカですが、初めて「オール30位台」という苦杯を喫することになってしまいました。
今思えば、1週遅くエントリーし、しかも36位と非常に低かった点で最初から勢いに欠けていた曲でした。嫌な予感はしていましたが、その通りになってしまったのは非常に残念。出遅れが最後まで響いてしまった格好です。
先週38位「小さな幸せ」ケツメイシ
IN【1】TOP10【0】HIGH【38】
これも、嫌な予感が当たってしまいました。先週38位でエントリーしたケツメイシの配信シングルですが、翌週のチャートにその名前はありませんでした。先週は、有力なCDシングルがなく、初登場が非常に弱い週でした。38位に入ったこの曲は、弱い週のチャートに滑り込んだ感じがして、もしかして1週で圏外になるのではないかと心配していました。残念ながら懸念どおり。ほとんどポイントがなく、先週は運よく顔を出すことができたのでしょう。
それにしても、ひどい。ケツメイシにとっては、前作「サンシャインガール」(3週、最高25位)すらも下回る成績で、ついにこれ以上ないというところまで成績を下げてしまいました。配信シングルだから、という言い訳もできそうですが、先程紹介したクリープハイプは4~5週はチャートに入っている訳ですから、ケツメイシはさらにその下と言わざるを得ません。かつての年間常連アーティストがここまで下げてしまうものなのか...。時代の流れというのは時に残酷です。
先週36位「シャッター」優里
IN【11】TOP10【2】HIGH【8】
通算3曲目のエントリーだった優里。この曲ではついにブレイクを果たしましたね!31位に初登場すると、翌週は22位にジャンプアップ。しかし、3週目には早くも順位を下げ24位でした。これまでの2曲が20位台で止まっていたため、「この曲も同じか...」と思っていたら、そこから突然の大躍進をしました。4週目に突如15位まで上げて自己最高位を更新すると、その勢いで翌週は8位とトップ10入り。自身3曲目にして初のトップ10入りを果たし、トップ10には2週ランクインしました。その後もそれなりに粘ったことで、トータルは11週。これも自身初の2ケタとなっています。今週はチャートアウトしたわけですが、ジャストタイミングで新曲の「夏音」がエントリーしたため、連続エントリーも継続。優里にとっては言うことなし、といった感じの理想的なチャートアクションで、非常に流れが良くなっています。
先週35位「名前を呼ぶよ」SUPER BEAVER
IN【13】TOP10【2】HIGH【9】
優里の「シャッター」と全く同じ期間にトップ10入りしていた曲で、こちらは「シャッター」以上のヒットとなりました。7月7日にリリースされたシングルで映画主題歌。リリース前から早々と初登場し、3週目には15ランクも上げて13位に付けました。これはすごいヒットになると思わせましたが、そこからは停滞。13→11→13→11位とトップ10の目前で足踏みを続けてしまいました。さすがにトップ10は無理かとあきらめかけましたが、7週目に9位とトップ10入り!一度順位を下げたところからの巻き返しは立派で、SUPER BEAVERにとっては「ひとりで生きていたならば」以来4作ぶりのトップ10復帰となりました。トップ10は2週の9位と地味でしたが、その後も頑張りもあり、トータルを13週のロングヒットになりました。ビーバーのロングエントリーとなると、さらにさかのぼり、2017年の「ひなた」以来実に7作ぶりとなります。安定した印象のある彼らですが、実はロングヒットはかなり久しぶり。一度は無理と思われたトップ10に食い込み、しかもロングエントリーまで達成したことは非常に価値があります。昨年メジャー再デビューをした彼らですが、良質な作品を作り続けてきたことがいい形で実を結びましたね。
先週34位「のびしろ」Creepy Nuts
IN【4】TOP10【0】HIGH【29】
以下、「のびしろがなかった」は禁止で。
CReepy Nutsが9月1日にリリースしたフルアルバム「Case」からのリード曲。アルバムからエントリーするのは立派でしたし、昨年と同じく、J-ACでは「ALBUM LISTENING STATION」で特集されました。スタッフからの期待は相当高いものと思われますが、残念ながらそれを成績に結び付けることができていません。2週目に9ランク上げて30位に付けましたが、見どころはこれだけといってよいでしょう。すぐさま順位を下げ、トータルはわずか4週。アルバム曲とすれば平均的な成績ですが、やはり事前の期待値が高かったので期待外れの感は否めません。
2年連続でアルバム特集されるのだから、番組から期待されていないはずがありません。ただ、アルバム曲や配信シングルばかりなので、チャートでは伸びにくいというところにぶつかっているのでしょう。大きなタイアップ曲や、あるいはCDシングルが発売されれば、J-ACでのブレイクの日も近いと思います。
来週の展望
トップ10予想
順位 | 曲名 | アーティスト | 推移 | TOP10入り |
---|---|---|---|---|
1 | Soulコブラツイスト~魂の悶絶 | 桑田佳祐 | ↑1 | |
2 | 水平線 | back number | ↓1 | |
3 | 燃えよ | 藤井風 | ↑1 | |
4 | アポトーシス | Official髭男dism | ↓1 | |
5 | 夢醒めSunset | ビッケブランカ | → | |
6 | 大正浪漫 | YOASOBI | ↑3 | ★ |
7 | LITMUS | 緑黄色社会 | ↓1 | |
8 | Merry-Go-Round | MAN WITH A MISSION | → | |
9 | あたしたち | aiko | ↑8 | ★ |
10 | U | millennium parade×Belle | ↓3 |
1位はさすがに桑田佳祐さんと予想します。今週の出来事があって正直かなり動揺していますが、back numberは来週は「黄色」が大きく順位を上げてくるでしょうから、さすがに「水平線」は守り切れないはず。1位桑田さん、2位back numberという予想です。トップ5その他は「無風」と予想します。藤井風の「燃えよ」が「アポトーシス」をかわして2曲連続のトップ3入り、「アポトーシス」は安定しつつの4位、そしてビッケブランカの「夢醒めSunset」は5位をキープという予想にしました。トップ10を1組も入れ替えなかった理由は、下から一気に上がってきそうな曲が見当たらなかったからです。
トップ10入りは2組を予想。今週17位のaikoさん「あたしたち」にはいよいよ来週セールスポイントが加算されます。今週は1ランクと実に控えめな上昇でしたが、セールスポイントとなれば話は別で、トップ10入りは堅いと思います。そんなaikoさんより上の順位に来そうなのは、今週11位だったYOASOBIの「大正浪漫」です。私は辛口に書いていますが、初登場19位→11位なので客観的に見れば強いことは間違いない。前の曲「ラブレター」もしっかり順位を下げそうですし、そうなればトップ10入りは約束されるでしょう。今週10位とトップ10入りしたザ・クロマニヨンズですが、29日に次なる新曲が発売されるためポイント割れが心配されます。私は厳しめにトップ10落ちを予想しましたが、新曲が入らなければトップ10内で順位を上げることも十分にありそうです。
最後にトップ10残留組の動きを予想します。緑黄色社会の「LITMUS」は1ランクダウンの7位。もう1~2週トップ10で頑張って年間に届いてほしいという私の願望が反映されています笑 MAN WITH A MISSIONの「Merry-Go-Round」は逆転でのトップ10入り曲。前作「INTO THE DEEP」はトップ10内では8→7→10位という動きでした。恐らく今作も同じくらいではないかというのが私の予想です。最後に10位はmillennium parade×Belleの「U」が踏みとどまると予想。今週5ランクも下げたため立場的にはかなり厳しいところですが、何とか10週目のトップ10に届いてほしいところです。
ここには書きませんでしたが、今週は有力アーティストが多く入ってきたため、再来週以降がかなり面白くなりそうです。back numberの「黄色」は100%トップ10入りします。その他にも、ポルノグラフィティの「テーマソング」はかなり有力で、そこに久々のトップ10入りを狙うmiwaと、久々どころではないトップ10入りを狙うファンモンが絡んでいく展開だと思います。恐らく、来週の10位台はかなり熱いことになりそうです!
初登場曲予想(10/9)
「UNITE」 | B'z | 10/1リリースの配信シングル |
「光の魔人」 | ザ・クロマニヨンズ | 9/29リリースのCDシングル(6か月連続リリースの第2弾) |
「東京協奏曲」 | 宮本浩次×桜井和寿 | 9/29リリースのアルバムより |
「FOREVER」 | L'Arc~en~Ciel | 9/29リリースのCDシングル |
「Tokimeki」 | Vaundy | 9/22リリースの配信シングル |
「食べた愛」 | aiko | 9/29リリースのCDシングル 「あたしたち」との両A面 |
B'zが配信シングル「UNITE」を10月1日にリリースしました。CDではありませんが、泣く子も黙る大物アーティストですから相当強そうです。
その他には、本文中でも触れた、ザ・クロマニヨンズの連続リリース第2弾「光の魔人」がリリースです。「ドライブGO!」との兼ね合いが非常に気になるところですね。全部で6曲もリリースするわけですから、今後どういう流れになるのか見極めるためにも大注目です。その他、L'Arc~en~Cielもシングルをリリース。8月のシングルはエントリーを逃しており、ラルクにとってはここが正念場です。
アルバム曲では、今週特集されたBank Bandのアルバムからの1曲「東京協奏曲」は相当強そう。J-ACで非常に強い宮本浩次さんと桜井和寿さんのコラボですから、これはアルバム曲とはいえ入る可能性がありそうです。配信シングルではVaundy。今年に入ってからエントリーが止まらないことは皆さんご存じのとおりです。最新曲「Tokimeki」は今週エントリーを逃しましたが、理由はCDシングルが多すぎたから。来週はまだチャンスがありそうです。最後の1曲は完全に大穴ですね。普通そんなことはないと思いますが、今週のオンエアを聴いて「もしかして...」と思った次第。
それでは、今週もありがとうございました。また来週お会いしましょう!