J-AC TOP40  2021年11月6日付けチャート

Last-modified: 2021-11-07 (日) 10:17:57

2021年11月6日付けチャートを振り返っていきます。


今週のチャート

20211106.png




 

ニューエントリー

今週のニューエントリーは6曲でした。
ちなみに、初登場予想が的中した曲は6曲中4曲でした。



40位 泣き地蔵 / Vaundy                   

loading...

初登場予想:×


 
 10月19日にリリースされた配信シングル。Vaundyですが、なんと今年5曲目のエントリーです。昨年まで1曲しかエントリーしたことのなかった彼ですが、今年に入ってラッシュが止まりません。「融解sink」にはじまり、Aimerとのコラボ曲「地球儀」、そして「しわあわせ」「花占い」と来てこの曲ですから5曲。入りに入りまくっています。J-ACリスナーにもすっかり浸透していると思われ、今週はリクエストが2通読まれていましたね。そのリクエストの甲斐もあってか、チャートの最下位40位に滑り込みエントリーとなりました。

 以前からライブでは披露され、ファンの間ではリリースが待ち望まれていた1曲。今まで以上に(いい意味で)攻撃的なロックチューンになっています。MVの監督を務めたMIZUNO CABBAGEさんによると、MVは「人の不幸を娯楽コンテンツとして見ていませんか?」という人々への警告をテーマにしているそう。非常に刺さる指摘ですね。サウンドだけでなく、歌詞やMVも相当に攻めているのでぜひじっくりとご覧ください。

 さて、VaundyにとってはJ-ACでもそろそろ攻めていきたいところ。今年は5曲も入っていますが、残念ながら成績が伴っていません。Aimerとのコラボ曲「地球儀」は10位台まで行きましたが、ソロではほとんどが30位台(最高29位)、最も長く入った「花占い」でもトータル4週という成績に終わっています。ここらで一つ、ソロでもヒット曲が欲しいところですね。最下位40位からのスタートですが、まずは来週のチャートに残ってくれていますようにと祈ります。



37位 Oz. / Yama                   

loading...

初登場予想:×


 
 Vaundyに続いて期待の若手が飛び込んできました。こちらは9月11日の「ランニングアウト」以来2か月ぶり、通算2曲目となるYama。「ランニングアウト」はたった1週で圏外になってしまいましたから、この曲で仕切り直し。今度こそ定着を狙う2曲目になります。短期間で2曲目を送り込んできたのは非常にリズムがよく、期待を持たせますね。

 10月19日リリースの配信シングル。アニメ「王様ランキング」のエンディングテーマに起用されている新曲です。「ひとりぼっちにはさせないでよ」という歌い出しが印象的な、胸に染みるバラード。MVはアニメの映像とのコラボになっています。
 ちなみに、アニメ「王様ランキング」ですが、これでOPとEDの主題歌が両方エントリーすることになりました。OPの主題歌ですが、そう、先週大ジャンプアップを記録したKing Gnuの「BOY」ですね。「BOY」は非常に勢いがよく、大ヒットはほぼ間違いなし(私は1位もあると見ています)。この曲にはぜひ、OPテーマの「BOY」との相乗効果で頑張ってもらいたいですね。前の曲「ランニングアウト」は1週きりでしたから、とりあえず来週チャートに残ってくれればYamaにとっては最高記録。今度こそ、残留を信じましょう。

 それにしても、「王様ランキング」は主題歌が非常に豪華ですね。King GnuとYamaなんて、脂が乗りに乗りまくっている感じです。アニメは見ていなかったのですが、主題歌がJ-ACにダブルエントリーともなればちょっと気になってきました。放送は先月始まったばかりなので、まだまだ十分追いつけそうです。Amazon Primeで見られるようなので、チェックしてみたいと思います!



36位 LIVING IN THE DREAM / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE                   

loading...

初登場予想:〇


 
 4度あることは5度あるんだね

 半信半疑で初登場予想に書いたのですが、本当に入ってきました。最近エントリーが止まらないLDH。...って最近毎週書いてますよね笑 9月25日にエントリーした岩田剛典を皮切りに、GENERATIONS from EXILE TRIBE(10月16日)、φMI(10月23日)、三代目 J SOUL BROTHERS(10月30日)と畳掛けるようにエントリー。10月16日から4週連続ですから、本当に毎週書いているんです。こんなに入ってきてまだ他にいるのか?と思ってしまいますが、なんといるんですね。入ってきたのはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE。昨年10月の「FEARS」(最高35位、3週)以来1年1ヶ月ぶりのエントリー。LDHの追い風に乗り、見事久しぶりのエントリーを果たしました。

 10月27日にリリースされた15枚目のシングル。シングルのエントリーは3作ぶりで、前2作ではエントリーを逃していましたから、大きなカムバックということになります。爽やかでリラックスできる曲になっており、部屋の中でゆったりと聴くのがよさそう。MVは 「THE RAMPAGE史上最も爽やかなミュージックビデオ」と銘打たれており、やはり異色の爽やかな仕上がりになっているようです。

 それにしても、最近のLDHの急進はすごく、一体何が起こっているのかと目を丸くしています。岩ちゃんから始まったこの快進撃、理由はどこにあるのでしょうか?私は先週、スタッフの中に彼らのファンがいるのでは?と書いたのですが、果たして真偽のほどはどうなのでしょうね笑 いずれにせよ、ここまで大量にエントリーしてくるようなら、今後は彼らも「有力候補」ということになってきます。



26位 大空がある / ザ・クロマニヨンズ                   

loading...

初登場予想:〇


 
 第3弾も無事入ってきました。ザ・クロマニヨンズ、五臓六腑にしみわたる怒涛のロック6連続!!“6 ROCK大作戦!”の第3弾として、10月27日にリリースされたシングル。8月25日リリースの第1弾「ドライブGO!」、9月29日リリースの第2弾「光の魔人」に続き、3曲連続のエントリー。6ヶ月連続リリースと知ったときは、正直「無茶しやがって」と思いました笑 しかし、蓋を開けてみればここまでは非常に順調です。出だしの3曲が全てエントリーし、ここまでの2曲はいずれもトップ10入りしているわけですから文句なし。クロマニヨンズの安定した人気と実力の高さを見せつける結果になっています。これでクロマニヨンズは今週トリプルエントリーを達成。YOASOBI、ビッケブランカに続き今年3組目の快挙で、これもまた大きな実績になりました。

 楽曲の方は相も変わらずシンプルで、ほとんど「大丈夫だ」しか言っていません。これだけ連呼されたら、何か大丈夫なのかなという気分になりますね。知らんけど笑 3曲もエントリーして、ポイント割れの影響は大丈夫なのか!?そう思いますが、これだけ「大丈夫だ」と連呼しているなら、まあ大丈夫なのでしょう笑 冗談はさておき、3曲連続のトップ10入りを目指していくことになりそうです。



24位 阿修羅ちゃん / Ado                   

loading...

初登場予想:〇


 
 「踊」「会いたくて」に続く今年3曲目のエントリー。「踊」はいきなり年間レベルを記録し、8月に放送された「夏フェス」では参加アーティストに抜擢されるなど非常に活躍が目覚ましいAdo。今回は、そんなAdoの大活躍を裏付けるような、超大型タイアップの付いた1曲となりました。

 ...なんとなんと、あの大人気ドラマ「ドクターX~外科医 大門未知子~」の主題歌ですね。初めて知ったときには本当に驚きました。ドクターXといえば泣く子も黙る人気ドラマで、今年は第7シーズンが放送。これまでドクターXシリーズの主題歌は、ほとんどのシーズンでSuperflyが務めていました。Superflyのパワフルな歌声と、男性中心の医局を手術の腕一本で渡り歩く大門先生の力強さがガッチリとはまっており、私は非常に気に入っていました。前回のシリーズは、Superflyが朝ドラの主題歌「フレア」を担当していた事情もあってか1回休み(主題歌はP!INK)。今作ではSuperflyが主題歌に復帰かな、と予想していたら、なんと出てきたのがAdoだったというわけです。

 これは本当にビックリしましたが、言われてみれば非常にシンパシーを感じるコンビでもありますね。大門未知子は、手術の腕はピカ一ですが、日常生活はかなり自由奔放で、口の悪いところもある主人公です。そう、Adoの「うっせえわ」とは非常に親和性が高いんです笑 ただ、これだけの人気シリーズの主題歌にAdoを持ってきたというのはかなり攻めた選択だと思います。ドクターXの視聴者は中高年層が多いでしょうから、果たしてAdoが受け入れられるのか?という懸念がありました。いろいろと不安になりながら私もドラマを見たのですが...これがなかなかよかったです。最初の1話こそ、「あれ、Superflyじゃないのか」と思ってしまいましたが、徐々にAdoもハマってきた気がします。痛快で爽快なドラマには実にピッタリな主題歌です。

 10月28日リリースの配信シングル。ジャケットでは、Adoと大門未知子による夢のコラボが描かれていますね。とにかくタイアップが協力なので、これはヒットの可能性大でしょう。



18位 ツバメ(withミドリーズ) / YOASOBI                   

loading...

初登場予想:〇


 
 全アーティスト中最多となる、今年8曲目のエントリーです。今年に入ってから驚異的なハイペースでリリースを続けている彼ら。それがJ-ACにも反映され、すごい数のエントリーになっています。寝ても覚めてもYOASOBI、右を見ても左を見てもYOASOBIといった感じで、正直私はお腹いっぱい。もしこれで「4曲エントリー」になっていたらさすがに怒りが爆発していたかもしれませんが、前までエントリーしていた3曲のうち、「三原色」と「ラブレター」はチャートアウトしました。今週は「大正浪漫」とのダブルエントリーですから、これならまだ理解できる範囲の曲数です。繰り返しますが、「4曲エントリー」ということにならなくて本当によかったです。

 とはいえ、初登場18位というのはこれまた抜群に高い。「大正浪漫」がトップ10にいながらこの位置ですから、驚異的な強さといえます。「三原色」以降は、20位前後の好位置で初登場、そして2週目から3週目には早々とトップ10入りという流れが続いており、どうやらこの曲もそれに続きそう。今年8曲もエントリーしていますが、全部の曲が2ケタエントリーを記録しており、成績が非常に高い水準で安定していることが特徴です。彼らはCDをほとんどリリースせず、ほぼ全てが配信曲。フィジカル重視のJ-ACでこれだけ成長したのは私にとっては全くの予想外でした。

 ...いろいろと書いてしまいましたが、このあたりで曲の話もしておかないといけません。NHKのこども向けSDGs番組シリーズ"ひろがれ!いろとりどり"のテーマソングとして書き下ろされた1曲で、10月25日に配信リリース。フィーチャリングアーティストの「ミドリーズ」とは、かわいい子供たちのユニットであり、MIKIKOさん監修のダンスを踊っています。「NHK」しかも「SDGs」という非常にお堅い旗印を掲げた楽曲ですが、親しみやすく、柔らかい曲に仕上がっていることはさすがだと思います。曲自体は普通に好きです。もう少し、チャートアクションが控えめになってくれればいいのですが。



今週のチャートアクション



THIS WEEK'S No.1

食べた愛aikov25週目


 aikoさんの「食べた愛」が首位を堅持、見事2連覇となりました。今週は2位がback number、3位があいみょん、4位が藤井風、5位がKing Gnuという面子でした。全員1位経験者、それはそれは強い、最強の布陣が相手でしたが、がっちりと首位をキープしたのは見事です。aikoさんの最近の1位を振り返ると、昨年は「青空」がv4、「ハニーメモリー」がv3でした。今年もこの曲でv2以上を確保したわけですから、確実に連覇を決めていることになります。今回は「あたしたち」も入っている状況でどうかと思いましたが、この強さはさすがとしか言いようがありません。



WELCOME TO TOP10

3位ハートあいみょん↑102週目
5位BOYKing Gnu↑63週目



 あいみょんとKing Gnu。予想どおりの2組が飛び込んできました。どちらもいきなりトップ5入りですから、抜群に強い。今後の1位候補になってくる2曲ということになります。
 先週初登場13位、あいみょんの「ハート」は10ランクのジャンプアップ。2週目にして早くもトップ3入りという離れ業をやってのけています。この曲は11月24日リリースのシングルで、セールスの加算は12月の第1週。その1ヶ月前にトップ3に入ってきたわけですからやはり驚異的です。あいみょんはこれで2019年の「ハルノヒ」以来11作連続のトップ10入り。今後は通算7曲目の1位を目指していくことになります。
 こちらも負けじと早い。King Gnuの「BOY」は先週11位から6ランクアップ。エントリー3週目にしてトップ5入りを決めました。こちらはあいみょんより1週後の12月1日にリリース。トップ5まで上げてきたわけですから、こちらも抜群に早く、あいみょんとはすでに火花がバチバチといった感じがします。12月はこの2曲による熱い1位争いを期待したいですね。
 King Gnuのトップ10入りはこれが通算5曲目。今年3月の前作「泡」ではトップ10を逃しましたが、「三文小説」以来2作ぶりのトップ10入りを決めました。この曲は聴いた瞬間に「お!」と思う素晴らしい曲でしたから、この躍進は非常にうれしい。「Teenager Forever」と雰囲気の似た、多幸感に溢れる素晴らしい曲でした。その「Teenager Forever」に続く2曲目の1位をつかみ取ってほしいと思いますね。ライバルはかなり強力そうですが、King Gnuにはぜひ頑張ってもらいたいと思います。



最も順位を上げた曲

3位ハートあいみょん↑102週目



 
最も順位を下げた曲

32位ドライブGO!ザ・クロマニヨンズ↓910週目


最長エントリー

23週目39位Pale Blue米津玄師↓8
17週目25位蒼天のヴァンパイアビッケブランカ↓5
17週目27位Umillennium parade×Belle↓5

 

トップ10落ち

12位光の魔人ザ・クロマニヨンズ↓35週目1週
14位夢醒めSunsetビッケブランカ↓412週目9週

 

チャート詳細



31-40位


順位曲名アーティスト推移IN
31Merry-Go-RoundMAN WITH A MISSION↓510w
32ドライブGO!ザ・クロマニヨンズ↓910w
33光インザファミリーハルカミライ↑42w
34Korekara岩田剛典↓27w
35WonderONE OK ROCK↑42w
36LIVING IN THE DREAMTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEnew1w
37Oz.Yamanew1w
38SMILE~晴れ渡る空のように~桑田佳祐↓816w
39Pale Blue米津玄師↓823w
40泣き地蔵Vaundynew1w



 大ダウンが3曲。まず、米津玄師の「Pale Blue」は8ランクダウンで39位です。トップ10落ち後6週目でこの位置ですから、決して悪くはありませんが粘っているという感じでもない。普通に下げており、今週はついに大ダウンとなりました。大ヒットには違いありませんが、終盤は粘りを発揮できず、半年には届かなさそうです。38位は桑田さんの「SMILE」。実は、米津さんの「Pale Blue」とは同じ週にトップ10落ちしており、今週がトップ10落ち後6週目。同じようなペースで仲良く下げたわけですが、こちらは上位に「Soulコブラツイスト」がいることを考えればむしろ健闘でしょう。32位はザ・クロマニヨンズの「ドライブGO!」。9ランクダウンとなりましたが、新曲が入っているため仕方ありません。6か月連続リリースにより、前の曲が急落してしまうのは仕方ないところ。そんな中、なんだかんだ今週で2ケタの10週目に乗せているわけですから、地力の高さを感じます。
 31位はMAN WITH A MISSIONの「Merry-Go-Round」。5ランクダウンと普通のペースで、これでリエントリー前と合わせて2ケタ10週に到達しました。たった2週でチャートアウトした時はもう終わりかと思いましたが、そこからここまで持ち直したのは見事です。34位は「LDHの追い風」をチャートに運んできた岩田剛典さん。「Korekara」は非常に安定しており、これで7週目のエントリー。初エントリーのアーティストは4~5週辺りで壁にぶつかることが多いので、それを上回り7週というのはかなり頑張っています。
 アップ曲は2曲で、いずれも先週の初登場曲。先週37位のハルカミライは4ランクアップで33位。まずは1週でのチャートアウトを免れ、次は30位台の突破を目指します。先週39位のONE OK ROCK「Wonder」は同じく4ランクアップの35位。順位を上げたものの、最下位付近からの控えめな動きでやや心配ですね。ワンオクは実績十分のバンドですが、来週以降ジャンプアップをつかみ取れるでしょうか。
 

21-30位


順位曲名アーティスト推移IN
21Anniversary平井大↓65w
22おっさん岡崎体育↑22w
23嘘つきあたらよ↓24w
24阿修羅ちゃんAdonew1w
25蒼天のヴァンパイアビッケブランカ↓517w
26大空があるザ・クロマニヨンズnew1w
27Umillennium parade×Belle↓517w
28JSB IN BLACK三代目 J SOUL BROTHERS↑12w
29次のせ~ので!-ON THE GREEN HILL-DCT VERSIONDREAMS COME TRUE↓26w
30あたしたちaiko↓28w



 まずはダウン曲から。1位獲得曲であるmillennium parade×Belleの「U」は5ランクダウンで27位。普通のペースで下げており、これで17週目。なんとか20週の大台に乗せ、大ヒットに花を添えたいところですがどうでしょうか。同じく17週目となっているのはビッケブランカで「蒼天のヴァンパイア」。上位に2曲も入っているため、さすがに落としてきましたが、それでもトリプルエントリーの状況でよく頑張っています。そして、17週目を記録したこの2曲が、今週のロングエントリー2位となりましたね。
 その他のダウン曲です。最高13位でトップ10に肉薄した平井大の「Anniversary」は、ついに力尽きて6ランクダウン。またしてもトップ10には届かなさそうですが、30位台ばかりだった一時期を思えばよくやっています。なんとか粘って、トータル8週くらいには持っていってほしいです。23位は先月10月のスマッシュブレイクだったあたらよの「嘘つき」。エントリー4週目にして初のダウンは痛く、トップ20から遠ざかりました。月が変わり、オンエアが激減するので来週以降は厳しいでしょう。ちなみに、今月11月のスマッシュブレイクは?...それは最後の初登場予想で紹介しますね。ドリカムのシングル「次のせ~ので」とaikoのシングル「あたしたち」はそれぞれ先週から2ランクダウン。ドリカムは6週目で、最高位が20位止まりでは寂しい。aikoは8週目で、両A面のもう片方、「食べた愛」が1位まで獲得しながらこの成績というのは非常に頑張っています。
 アップは2曲で、いずれも先週の初登場曲で、いずれも小幅なアップでした。長い空白期間を経て、久々のエントリーを果たした三代目 J ASOUL BROTHERSの「JSB IN BLACK」は先週28位から1ランクのみの上昇でした。現在のアーティストパワーがどれだけ残っているのか、それが分かるのは来週になりそうです。先週24位初登場、岡崎体育の「おっさん」はじわり2ランクアップ。同じく控えめな上昇ではありますが、こちらはアルバム曲です。初登場が24位と高く、2週目も20位台だったのでアルバム曲にしてはよく頑張っています。来週は10位台が狙えそうです。
 

11-20位


順位曲名アーティスト推移IN
11北斗七星ビッケブランカ↑52w
12光の魔人ザ・クロマニヨンズ↓35w(1)
13Cube星野源↑63w
14夢醒めSunsetビッケブランカ↓412w(9)
15LITMUS緑黄色社会↓311w
16明け星LiSA↑93w
17アポトーシスOfficial髭男dism↓312w
18ツバメ(withミドリーズ)YOASOBInew1w
19月に吠えるヨルシカ↓24w
20Unchained WorldGENERATIONS from EXILE TRIBE↓24w



 トップ10落ちは2曲。いずれも新曲が入ってきたアーティストであり、仕方ないトップ10落ちです。今週新曲「大空がある」が入ったザ・クロマニヨンズは、その反動で前月のシングル「光の魔人」がトップ10落ち。「光の魔人」はたった1週のトップ10になってしまったわけですが、毎月シングルを出すわけですからこれくらいは覚悟しないといけないですね。もう1曲は、ビッケブランカの「夢醒めSunset」がついにトップ10落ち。「ポニーテイル」「蒼天のヴァンパイア」に比べると地味な印象があるこの曲ですが、実はトップ10に9週というかなりのヒットになっています(当然、年間チャートにも入るでしょう)。トップ10内では下位が多かったものの、再浮上もあり粘りが光りました。先週新曲の「北斗七星」がエントリーしたことにより、ついにお役御免という格好です。
 その「北斗七星」ですが、先週16位から5ランクアップの11位。アップはしたものの、トップ10目前で止まったのはかなり意外でした(「夢醒め」と入れ替わりになるものと思っていましたから)。これにより、今週はトップ10にビッケブランカの名前がなくなりました。ビッケブランカは、「ポニーテイル」以来トップ10内に常に1曲または2曲がランクインしていましたが、今週でストップ。ビッケブランカのいないトップ10は、なんと2月20日以来8か月半ぶりです(恐ろしい数字ですね)。
 来週以降のトップ10有力候補を見ていきましょう。今触れたビッケブランカの「北斗七星」は言うまでもなく有力。その他には、星野源とLiSAがエントリー3週目でいいところまで上げてきました。星野源の「Cube」は初登場36位から2週で23ランクという凄まじい上昇で13位。結構攻めたタイプの曲ですが、変わらず上げてくるのはさすがです。LiSAの「明け星」も負けていません。初登場34位から2週連続9ランクアップ。3週目にして16位といい位置に付けてきました。トップ10に「HADASHi NO STEP」が残っている状況でこの状況ですから、どちらかというとこちらの方がすごい。「HADASHi NO STEP」で勢いを付けたところ、「鬼滅」効果も加わり、まさに鬼に金棒といったところでしょうか。
 その他の曲を見ていきます。15位としっかり頑張ったのは緑黄色社会の「LITMUS」。年間当確!と言いたいところですが、今年はレベルが非常に高いためまだそれを断言できません。とはいえ、トップ10の下位や10位台でも頑張っているので、私はきっと大丈夫だと信じています。同じく3ランクダウンで17位はOfficial髭男dismの「アポトーシス」。10位台に落ちてからも安定しており、アルバム曲でこの成績はさすが。緑黄色社会とは似たような成績ですが、こちらも年間入りはほぼ間違いなしという状況です。
 2週目に18位まで急上昇したヨルシカの「月に吠える」は10位台でストップ。今週は初のダウンとなりました。10位台でストップしたのは「又三郎」と同じ。やはり、ヨルシカの配信シングルはこのあたりに壁がありそうです。最後に20位はGENERATIONS from EXILE TRIBE。こちらも先週18位から下げ初のダウンですが、今週もトップ20をキープ。4曲入っているLDHでは筆頭格であり、非常に健闘していると思います。
 

トップ10


順位曲名アーティスト推移IN(うちトップ10)予想結果
1食べた愛aiko5w(4)1
2黄色back number↑16w(4)2
3ハートあいみょん↑102w(1)4
4燃えよ藤井風↓29w(8)3
5BOYKing Gnu↑63w(1)5
6大正浪漫YOASOBI7w(5)7
7テーマソングポルノグラフィティ6w(3)10
8Soulコブラツイスト~魂の悶絶桑田佳祐↓49w(7)6
9HADASHi NO STEPLiSA↓48w(5)8
10水平線back number↓212w(11)×



 あいみょんとKing Gnuがいきなりトップ5に飛び込んできたため、上位が大変活発になりました。back numberの「黄色」は1ランク上昇して再び2位をマーク(3位→2位→3位→2位)。前回2位の際はaikoさんに捲られて1位を逃しましたが、「今度こそ」の思いは強いでしょう。来週は1位の有力候補だと思います。先週2位の藤井風「燃えよ」は2ランクダウンの4位。再び上げてきたback numberと、10ランクも上げてきたあいみょんの後塵を拝した格好です。非常に痛いダウンですが、トップ5をキープして好調なことには違いありません。この曲もトップ10に8週と気付けばもの凄いことになっており、2ケタのトップ10を狙っていくことになりそうです。
 6位から10位は私の予想が全然当たりませんでした。先週のトップ5だった桑田佳祐の「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」、LiSAの「HADASHi NO STEP」がそれぞれ4ランクダウンと急落。8位、9位まで下げてしまっては一気に苦しくなりました。特に桑田さんが崩れたのは意外です(「SMILE」はすでに最下位付近まで下がっており、ダブルエントリーの影響はほとんどないと思いますので)。2連覇を獲得し、特大ヒットも期待されたこの曲でしたが、意外と下げていくのが早い。もしかすると、「SMILE」とそれほど変わらない成績になる可能性もあります(まあ、それでも十分にすごいのですが)。LiSAに関しては、新曲の「明け星」が2週連続9ランクアップと上げているだけにその反動は仕方ありません。「HADASHi NO STEP」はこれまで予想以上に頑張っていました。トップ10に5週目ですから、この先10位台で頑張れば年間入りの可能性も十分にあります。来週以降は「明け星」がさらに伸ばしてくると思われ、年間入りを狙うこの曲は逆境でどこまで粘れるかに注目したいと思います。
 6位、7位はそれぞれ先週からキープ。今週、新曲の「ツバメ」が入ってきたYOASOBIですが、「大正浪漫」は安定の推移で6位をキープ。少しずつ順位を下げてはいるものの、3~6位と高いところでキープしており、やはり抜群の安定感です。ということは、この曲も年間入りの可能性が(はぁ...)。7位はポルノグラフィティの「テーマソング」。今週はあいみょんやKing Gnuが上がってくるため、順位のキープは難しいのかなと予想していました。先週から順位変わらず7位にとどめたのは大健闘で、大御所バンドの力を見せてくれています。
 最後に10位はback numberの「水平線」。私はビッケブランカの「北斗七星」との入れ替わりでトップ10落ちと予想していましたが、なんとこの曲がトップ10をキープしてみせました。ビッケブランカを抑え、11週目のトップ10を記録したのは圧巻で、この曲の粘り強さには舌を巻くしかありません。「黄色」が上がってきてさすがに苦しいかと思いきや、トップ10の下位でこれだけ頑張るとは。やはりback numberはとんでもないバンドです。



 

さよならトップ40




先週40位「この新しい朝に」浜田省吾 
IN【18】TOP10【3】HIGH【8】



 浜田省吾さん41枚目のシングルで、6月23日にリリース。「凱旋門」以来、約2年ぶりのエントリーでした。「凱旋門」はトップ10内の10位で初登場したものの、勢いが続かず急落。悔しい結果でしたが、この曲に関しては本当に素晴らしかったですね。初登場28位から順調に伸ばし、4週目に9位とトップ10入り。トップ10内では地味だったものの、3週にわたってキープし最高8位を記録しています。素晴らしかったのはその後。7週目にトップ10落ちしますが、ほとんど順位を下げず非常に長い間10位台をキープしました。ただ10位台をキープしただけでなく、11位が3回、13位が2回と非常に高い。つまり、トップ10に近い好位置をキープし続けたということになります。最高位は8位なものの、非常に息の長い、そして価値のあるロングランでした。さすが大ベテランという味ですね。
 これだけ10位台が多いわけですから、年間チャートは自信を持って当確です。若いアーティストが次々と現れる中、浜田省吾さんが年間チャートに名を刻む。そう思うと、今から年末が楽しみです。浜田さんの年間入りは一体何年ぶりなんだろう(過去の年間チャートを漁らないと分かりません)。久々の年間カムバックという意味でも、本当に価値のあるヒットでした。浜田さん、本当におめでとうございます。




先週38位「きらり」藤井風 
IN【26】TOP10【17】HIGH【1】



 昨年初エントリーした「優しさ」以来、安定のヒットを続けてきた藤井風。ついに生まれた大ヒット曲ということになりました。トータルはちょうど半年の26週、うちトップ10が17週と非常に多く、初となる1位も獲得。非の打ちどころがないメガヒットで、今年を代表する曲になったことは間違いありません。気になる年間チャートですが、年間トップ10は何があっても確実、トップ5に食い込もうかというレベルのヒットになっています。年間の順位が非常に楽しみですね。
 5月3日にリリースされたデジタルシングル。リリース週にすかさず30位で初登場すると、一気の上昇で3週目には10位とトップ10入り。そこで止まらず、4週目にはさらに3位まで上昇しました。これまで、藤井風はトップ10の下位にしかエントリーしたことがなかったので、10位から3位まで上昇したというのはまさに「ブレイクスルー」であり、殻を破った瞬間でしたね。トップ3に到達した後は、安定した成績で上位をキープ。8週目には悲願となる1位を獲得しました。この1位は残念ながら一週天下に終わるものの、その後も3週連続で2位をキープ。じりじりと順位を下げながらも崩れず、17週目からは3週連続で8位をキープ。どこまでも粘り強く、その結果トップ10は17週という恐るべき数字に到達しました。新曲「燃えよ」が入ってきたことによりようやくトップ10落ちしましたが、その後も大崩れはなく、10月末までチャートを務め上げたのはお見事。トータル26週という長さは、今年4位の好記録。もちろん、藤井風にとっての自己最高記録も大きく更新しました。
 この曲に続き、「燃えよ」も1位を獲得。燃えたぎる勢いはとどまるところを知らず、J-ACを代表する新たなアーティストに成長したことは疑いありません。




先週36位「アイヲトウ」miwa 
IN【5】TOP10【0】HIGH【22】



 miwa29枚目のシングルで、9月22日リリース。10月2日にセールスを受け29位で初登場しました。この時は前のシングル「神無-KANNA-」もエントリーしており、ダブルエントリーでしたね。2週目は7ランクアップで22位。今度こそトップ10間違いなし、「神無-KANNA-」との入れ替わり間違いなしと思っていましたが、3週目からはまさかの下落。その後も下げ続け、全く元気なく5週でチャートアウトするとんでもない展開になりました。結局、ダメだと思われていた「神無-KANNA-」の方が上の成績になるというのは衝撃的で、ここまで大崩れしたことには正直言葉が見つかりません。
 立て続けにCDシングル2枚をリリースしたmiwaでしたが、結果は非常に厳しいものに終わりました。トップ10に食い込むどころか、10位台に入ることさえできていません。この結果は重く、アーティストパワーが減退していると言わざるを得ないでしょう。2019年に「リブート」で年間入りしましたが、その後は全くいいところなし。活躍が随分と遠い話になってしまったのは寂しい限りです。




先週35位「You(Prod.SUGA of BTS)」φMI 
IN【2】TOP10【0】HIGH【35】



 今年2曲目のエントリーだったφMI。LDHのエントリーラッシュの中でエントリーし、BTSのSUGAとのコラボ曲ということで事前の期待は非常に高い曲でした。しかし、蓋を開けてみればトータル2週。2週目に35位に上げてそれっきりと全く振るいませんでした。φMIにとっては、前回のソロ曲「ANSWER...SHADOW」の成績も下回ってしまったわけで、豪華コラボでこの成績というのはさすがに想定外でしょう。LDH系のエントリーが多かったことが災いしたでしょうか。ちょっと埋没してしまった感は拭えません。




先週34位「ラブレター」YOASOBI 
IN【12】TOP10【4】HIGH【6】



 8月14日に25位で初登場。この時YOASOBIは「もう少しだけ」と「三原色」がエントリーしており、この曲によりYOASOBIは初めてトリプルエントリーを達成しました。他に2曲も入っていたにもかかわらず、伸びは非常に順調で、3週目には7位とトップ10入り。ただ、そこからは伸びが鈍くなり、最高位は5週目に記録した6位でした。このあたりは、トリプルエントリーの影響も多少は出ていたのかもしれませんね。
 トップ10は4週で、7週目にトップ10落ち。その後は普通に下げていきます。この間、「もう少しだけ」が先にチャートアウトしてきましたが、すかさず次の新曲「大正浪漫」がエントリー。YOASOBIのトリプルエントリーは、曲を変えて続いていくという史上まれに見る事態となったわけです。この曲はしばらく頑張っていましたが、今週さらなる新曲「ツバメ」が入ってきてはさすがにチャートに残れません。先週34位から圏外となり、トータルは12週でフィニッシュしています。ロングエントリーにはわずかに及びませんでしたが、3曲も入っていた中でこの成績なら万々歳でしょう。
 問題は年間入りの有無ですが、さてどうでしょうか。例年ならギリギリ年間入りできるくらいの成績ですが、今年はいつもよりボーダーラインが高くなりそうという事情があります。ボーダーライン付近にいそうな曲であり、答えが分かるのは今年最後のオンエアの時です。



 


先週33位「エール」FANKY MONKEY BΛBY'S 
IN【5】TOP10【0】HIGH【18】



 2013年2月の「ありがとう」以来なんと8年7か月ぶりのシングルとして9月22日にリリース。J-ACにもそれ以来のエントリーとなり、史上まれに見るロングスパンでのカムバックとなりました。2人体制となったファンモン、感動のカムバックとなりましたが、結果は厳しく、非情なものに終わりました。初登場こそ21位と高かったですが、2週目は18位とそこまで伸びず。なんと、上昇したのはこれっきりで、3週目からは早々と下落していきました。力なく下げ、最後は33位からそのまま圏外。1週だけ10位台に入ったのは救いですが、それ以外には全く存在感を発揮できませんでした。
 音楽界は常に新しいアーティストが生まれ続けており、第一線で活躍し続けることは簡単ではありません。かつてはJ-POPを代表するアーティストだったファンモンですが、8年以上経って変わらず活躍できるほど音楽界はぬるくなかったということでしょうか。荒れ狂う波の中に、残酷にも飲まれてしまった。そういう風に見える成績です。



来週の展望


トップ10予想

順位曲名アーティスト推移TOP10入り
1黄色back number↑1
2食べた愛aiko↓1
3ハートあいみょん
4BOYKing Gnu↑1
5燃えよ藤井風↓1
6北斗七星ビッケブランカ↑5
7Cube星野源↑6
8大正浪漫YOASOBI↓2
9テーマソングポルノグラフィティ↓2
10明け星LiSA↑6

 今週はあいみょんとKing Gnuがトップ10入りしましたが、10位台にはまだまだ有力曲が控えています。しばらく弱いチャートが続いていましたが、現在のメンバーは非常に強い。11月は激戦だと思いますね。
 1位はback numberの「黄色」を予想しました。4週連続でトップ3におり、高い勢いを持続しています。来週はさすがに「水平線」の残留も厳しいでしょうから、このタイミングでの1位とみました。aikoさんの「食べた愛」は惜しくも1ランクダウン、2連覇でストップという予想です。非常に怖いのは、今週3位まで上げてきたあいみょんの「ハート」。この勢いなら、エントリー3週目での1位すら有り得なくもないという状況です。ただ、11月24日リリースであり、来週1位を取ったらさすがに早すぎるでしょう。というわけで、来週はまだback number&aikoが2強をキープ。あいみょんは変わらず3位という予想です。4位の最有力候補は今週5位でトップ10入りしたKing Gnuの「BOY」。こちらも勢い抜群で、藤井風の「燃えよ」をかわしての4位と予想。今後の1位に向けて、しっかりと足固めをしておきたいところです。
 トップ10の入れ替わりは多めに3組を予想します。確定と言えそうなのは2組。まずは今週11位で途中下車したビッケブランカの「北斗七星」。現在、トップ10内にビッケブランカの曲はおりませんので、トップ10入りを妨げるものは何もありません。ビッケブランカはあいみょんやKing Gnuと今後激しく1位を争うと思われ、それを考えると6位くらいまでは上がってもらいたいところです。続いて今週13位の星野源「Cube」。2週で23ランクという驚異的ハイペースで来ており、こちらも止まることはなさそう。配信のみとはいえ、相変わらず強いでしょう。6ランクアップの7位を予想です。
 この2組はほぼ確定といえそうで、残り1組があるとしたら今週8位の桑田佳祐さん「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」との争い。桑田さんの残留も十分にありそうですが、私は景気よく3枚替えとしました。3枠目で最有力なのはLiSAの「明け星」。初登場から2週連続9ランクアップと好調で、前の曲「HADASHi NO STEP」もそろそろトップ10から外れそうなこのタイミングでのトップ10入りを狙います。次いで有力なのは今週18位初登場のYOASOBI「ツバメ」ですが、こちらはトップ10内に「大正浪漫」が残っていることからまだ早いか。途中下車で11~12位を予想です。その「大正浪漫」とポルノグラフティの「テーマソング」はそれぞれ2ランクダウンで8位、9位と予想。何とかトップ10をキープすると見ています。
 
 

初登場曲予想(11/13)


「アルデバラン」AI11/1リリースの配信シングル
「Gifted.」BE:FIRST11/3リリースのデビューシングル 11月のスマッシュブレイク
「YURA YURA」WANDS11/3リリースのCDシングル
「Small World」BUMP OF CHICKEN11/1リリースの配信シングル
「大好物」スピッツ11/3リリースの配信シングル
「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ11/3リリースの配信シングル

 まず最初に書くと、来週は大激戦です。書きたい曲は10曲くらいあります。しかし、ここ2週連続で6曲が入れ替わっており、そんなにたくさん落とせる状況でもない。マックス6曲くらいかなと思っています。ということで、6曲に絞ってめいっぱい紹介します。
 最有力はAIさんの「アルデバラン」。こちらは半年に1回の最強タイアップ、そう、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の主題歌です。作詞作曲は森山直太朗さんで、AIさんが歌い上げる珠玉のバラード。間違いのない名曲に仕上がっています。続いてはBE:FIRST。7人組ダンスボーカルユニットで、デビュー前から楽曲「Shining One」が大ヒット(何だかNiziUみたいですね)。そんな彼らが11月3日にデビューシングルをリリースします。それだけでもかなり強いですが、それに加え、なんとこの曲は今月のスマッシュブレイクです。ただでさえ強そうな曲がスマッシュブレイクということで「鬼に金棒」状態。こちらも期待が持てそうです。
 CDシングルではWANDS。最新曲「YURA YURA」は名探偵コナンのオープニングテーマです。コナンのタイアップは「真っ赤なLip」以来であり、その「真っ赤なLip」はJ-ACにもエントリーしているので久々のエントリーを期待です。
 配信チャートは史上まれに見る激戦。その中から3曲に絞りました。先日まで「なないろ」がエントリーしていたBUMP OF CHICKENは配信シングル「Small world」をリリース。こちらは「すみっコぐらし」の映画主題歌です。同じく先日まで「紫の夜を越えて」がエントリーしていたスピッツもさっそく新曲「大好物」をリリース。劇場版「きのう何食べた?」の主題歌です。最後は今年「はしりがき」がヒットしたマカロニえんぴつ。11月3日に新曲「なんでもないよ、」をリリースしており、こちらもエントリーを狙います。いやあ、有力曲が多すぎる。来週はどうなるんでしょう!?

 
 それでは、今週もありがとうございました。また来週お会いしましょう!