公共交通機関

Last-modified: 2013-06-16 (日) 12:27:59
  • ボストンの主な公共交通機関には、地下鉄、バス、コミュッターレイルがある。
  • コミュッターレイルは、ボストンから遠くにある、コンコードやセーラムに観光に行く時に高いが便利である。
  • 里帰りや国内旅行の安い交通手段も下の方にまとめました。
     

ボストン近郊の公共交通機関

T

ボスト二アンは地下鉄のことをTと呼びます。
Red line, Green line, Orange line, Blue lineがあります。
料金はチャーリーカードがあれば、どこまで乗っても一律$1.7です。
旅行で来た人は、紙製のチャーリーチケットを自販機で買うので$2になります。

 

工事中の区間がある場合には、必ず無料の代替シャトルバスが出ているので、それだけ乗りまくったら得である。

 

基本的には、自転車も運べる。通勤時間帯や祝日など、自転車はダメな条件が決められている。

 

チャーリーカードを持っていれば、ICに記録が残るので、乗り換えも一回まで、たしか二時間以内なら、自動で無料になる(応用例は以下の「チャーリーカード」の項目を参照)。
紙のチャーリーチケットもしくは現金の場合は、最初の乗車時に、料金を支払う前に運転手に乗り継ぎをしたい旨を伝えれば、乗り換え分のチャーリーチケットをあらかじめもらえる。

 

独立記念日や大みそかの夜は乗車賃が無料。それを知らずに、改札が開いてるのを見て驚く人多数 ( ゚д゚)ポカーン

 

ここ一年では、3か月に一度くらいの頻度で脱線や衝突事故を起こしているので注意しましょう。

バス

料金はチャーリーカードがあれば、どこまで乗っても一律$1.25です。
旅行で来た人は、現金または紙製のチャーリーチケットを自販機で買うので$1.5になります。

 

降りる時は、ボタンではなく、黄色い筋を押します。なかなか良い押し心地です。
最初は、バスに乗るのは怖いかも知れませんが、度胸がつけば、バス停がないところでバスを停められます。
回送バスを誤って停めたこともあるが、その時はさすがに辞退した。乗ったらどうなったのだろう。。。

 

バス停では先に待っている人が何分待ったか必ず聞くべし。時間どおりに来ないので、じっと待つしかない。
初めて乗ったバスが、1時間に1本のバスだったが、30分遅れで来た。

 

バス通勤の可能性も加えてお部屋探しをするなら、MBTAのページ
http://www.mbta.com/schedules_and_maps/bus/
で、ページ内で例えば「harvard」などで検索して、詳しいルートを
http://www.mbta.com/about_the_mbta/document_library/?lid=438&name=Bus
で調べれば良い。

 

バスの中でチャーリーカードにチャージする時は、まず白いボタンを押す。
後は液晶画面に従うだけ。たしか、ピッ→金投入→ピッ でチャージできるはず。払いすぎないよう注意。
領収書がもらえないのが唯一の難点。

 

Harvard - MIT - Hynes - Dudleyを結ぶ1番バスは、夜中の4時でも走っており大変便利。

チャーリーカード

関東のスイカ、関西のイコカに相当するICカードである。これを持っていた方が何かと断然得。
チャーリーカードを手に入れる方法:1)Tの駅員に貰う。2)Tの券売機の上に時々乗っています。持ち帰り自由。
アメリカに住んでいるなら、MBTAのサイトからカード代無料で注文できます。

 

チャーリーカードのメリットとしては、
1)料金が安くなる
2)ICに記録が残るので、乗り換えも一回たしか二時間以内なら自動で無料になる。

  • 応用例1) Harvard Square駅から1番バスに$1.25払って乗車し、Hynes駅前のバス停で下車。Trader Joe's で買い物を済ませて、Hynes駅から地下鉄に乗る時に、乗り換え料金として、差分の45セントのみが徴収される。ハーバードで下車すれば、片道料金($1.7)で往復したことになりお得。
  • 応用例2) Harvard Square駅から69番バスで、終点のLechmer駅前で下車。CambridgeSide Galleriaで買い物を済ませて、Lechmereから地下鉄で帰る時には、差額の45セントのみ徴収される。
  • 応用例3) Harvard Square駅から66番バスで、ジャパンビレッジマートの前で下車して買い物。Brookline Village駅から地下鉄グリーンラインDで帰る時には、差額の45セントのみ徴収される。

ただし、いずれの場合も、劇的に早いスピードで買い物を済ませる必要がある。

 

ちなみに、一枚のチャーリーカードを二回使いまわして二人分払ったことがあります。
一人目が改札を開けたらすぐに早業で二人目にカードをバトンタッチすれば良い。

 

Charlieは1950年代にTが値上げの目的で「exit fares」をあちこちで取ってたことがあって、
それに抵抗したフォークソングの中で「exit fares」がなくてループで回るバスから永遠に出られない
チャーリーが歌われました。奥さんが窓からサンドイッチを差し入れて飢えをしのいだが、
なぜ「exit fares」を差し入れなかったのかというのがオチです。

パス

一ヶ月乗り放題の Monthly Pass が$70。定期としても使います(注意しなくてはならないのは、購入した日から一ヶ月となるのではなく、○月分となること。月の途中で買っても、その月が終わると期限が切れてしまうようです。)地下鉄の他、バスも強制的に含まれます。
Weekly Pass($18)は、発行から分単位で正確に七日間乗り放題です。観光者はこれを買って、残った分はボストン居住者に譲りましょう ( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

紙製なので、駅の自販機で適当にポチっと押せば買えます。たしか、一回目の改札の時刻が印字・記録されるので、一分でも遅く使い始めましょう。

 

気を付けないといけないのは、不正使用を防ぐため、改札を通ってから20分以内に別の改札を通ることができない。よくやってしまうのは、誤って反対側のホームに入ってしまうこと。その時は、気長にハンバーガーでも食べて待つか、駅員がいる時は、頼んで通してもらおう。

タクシー

ローガン空港に行くのには、24時間電話OKですので、早朝(3時)でも、当日に電話していました。
よく利用するタクシー会社
Boston Cab 617-536-5010
City Cab(車体にはMetro Cabと書いてあります)617-536-5100
Boston Cabの方が応対は親切な感じがしますが、時々誰も電話に出ないことがあるので、
そのときはCity Cabに電話していました。どちらの会社も空港に乗り入れを許されているので、安心です。
相手が出たら「Would you pick me up at my apartment?」とか切り出すと、
向こうが「住所は?」「電話番号は?」「名前は?」「どこに行きたいのか?」と聞いてきます。
だいたい10分後くらいに着くから、と言われるパターンが多かったです。
来てくれないことは一度もなかったので、大丈夫だと思います。

便利な地図

ボストンに住むなら絶対
「NFT (Not For Tourists Guide to BOSTON)」
というポケット地図がお勧めですっ!
地下鉄に加えてバスの路線図がわかる上、コンパクトで持ち運べます。
MBTAの不親切なサイトと比べて断然便利!


 

ボストンの外に出る時の公共交通機関

一般的には、ホテルや航空券は
Expedia, Orbitz, Hotels.com, Hotwire, Priceline, Travelocity
などからサクッと予約できます。ホテルは google map も豊富で、目的地のすぐそばでも見つかることも。
Kayakを使えば複数サイトで一気に自動検索できます。
人気のニューヨークへはバスが安いので、下に特別に情報をまとめてみました。

日本への里帰り

日本に里帰りする時の航空券は、HISIACEアムネットなど日系の旅行代理店に問い合わせると、
Expediaとかでは出てこない極秘ルート?の格安のものが出てくるようだ。
2008年7月里帰りの例:米系はPricelineが最安で$1983, 日系ならIACEもアムネットも$1404だった。
あいみつをとるのが面倒くさいひとは、たいがい最安値のIACEに丸投げすればよいと思う。
(噂によれば、日系では他人がキャンセルをしたチケットをとるので安くできるのだとか。そのため、出発が近いと日によって値段も変わるし、調べるほど安いのが見つかることもある。電話の先から、カタカタとキーボードで調べてる音が聞こえてきますので、全自動ではなく、根気勝負で調べるみたいです。)
BICの掲示板でマイルの神様に尋ねるという手もある。例1例2例3

 

日本で使うためのレンタル携帯電話としてティーアイフォンというのがあって、安いらしいです。

 

里帰り中にインターネットに接続するサービスとして、WillcomのAIR-EDGEレンタルサービスというのがあるそうです。

アメリカ国内出張

アメリカ国内出張の時は、ニューヨークなど近場ならGreyhound Busなどのバス(下を参照)、
距離があればJetBlueなどの格安航空会社が激安。
JetBlueとかはExpediaで検索しても出てこないので直接JetBlueのウェブに行きましょう。
同じ格安航空会社でもUS Airwaysは出てくるようです。
CheapAir.comCheapoAir.comなどの検索サイトで検索すれば、格安航空会社も出てくるようです。
低コスト航空会社(LCC)の仲間ではサウスウエスト航空が有名であるが、残念ながらボストンへの就航はない。
ボストンに就航しているものは、JetBlue、US Airways、AirTranSpirit Airlines、である。
安いと出発が遅れたりしないかなど心配になるが、例えばJet Blueでは出発遅れが1時間以上なら$25、2時間以上なら$50のクーポン払い戻しなどのルールがある。また、預け荷物は2つ目から有料、スナックと飲み物が1回出るのみなどで、コストを節約しているようだ。
ただし、クーポンをケチってか、Jet Blueは雪の日に、搭乗後8時間乗客を缶詰にした事件が有名。
スナックや飲み物も尽きたそうだ。雪の日に20分待たされた後、機体が動き出した時、機内で拍手が起きた。

旅行保険

英語ではあるが旅行保険の選び方のページがある。
それによると、まず「旅行保険のExpedia」であるSquaremouthに行くと良い。
日本への里帰りでは、そこで出てきたTravel Insured、Medex、MultiNational Underwritersをそれぞれ試したことがありますが、幸い何も請求する必要がありませんでしたので、良い会社なのかどうかわかりません。
Travelex、CSA、Travel Insuredが大手だそうです。

ボストン-ニューヨーク間のバス

Boston の China Town からのバスなら
なんとたったの$15で New York まで行けます(値上げ前は$10!)。
Lucky Star Bus
・Boston Deluxe
Fung Wah Transport Vans, Inc.
ただし、チャイナバスは、Fung Wah Bus の有名な爆発炎上事故など、
Boston Globeなどに度々事故のニュースが載りますので覚悟が必要です。
雪道スリップガードレール衝突、タイヤ突然はずれる、従業員が英語で退避指示を出せないなどの面も違法。
記事1記事2記事3
トラブルを起こすのは常にFungWahBus/風華バスでLuckyStarBusは問題ないらしい。

 

最近は、チャイナ系以外のバスも値下げ競争で安くなっており、
サウスステーションから出ている、Greyhound(Peter Panと同じ)というバスなら
インターネットでチケットを買えば$15-$19のようです。
(http://www.greyhound.com/home/ の eFares)
その際は、必ずインターネット価格の Coupon Code を使ってください。
出発時間を選ばされますが、実は当日ならいつ行っても乗れます。インターネットでなく駅で買ったチケットの場合、確か90日以内ならいつでも有効だったと思います。

 

最近は、事故の影響もあって、チャイナタウンのバスはすいていて、
Greyhoundは混んでいるようです。でも、座席が大きいので十分快適です。
時間は最低4時間半かかりますので、我慢してください。
Greyhoundはマンハッタンに入ってから渋滞に巻き込まれて6時間以上かかることもあります。

 

ただし、チャイナタウンのバスは、マンハッタンを北から横断しないので、
だいたい4時間半で着きます。
なぜ私はチャイナバスを選ぶのか?というページが参考になります。

 

2008年5月30日よりMegabusも参入したようです。
早く申し込めば片道$6くらい、深夜など不便な時刻なら片道$1もあります。
でもGreyhoundと同じくマンハッタンに入ってから長いみたいです。

 

2008年4月よりGreyhound系列のBolt Busも参入しました。
運賃が片道$1~とあるが、通常は$10-20くらい。
ワイヤレスインターネットが使える、出発まで待つ必要がない(予約制)、席が少しだけ広い、新しいのでまだきれい、などのメリットがある。
MegaBusやBoltBusなどの比較記事がここにあります。

 

Limo Liner という$79の Wireless Internet も使える豪華なバスもあります。

 

Amtrak という電車でも特急3時間半($84-)でニューヨークまで行けます。

 

格安航空会社JetBlueなら$100くらいです。待ち時間を考えると、かかる時間は電車とそう変わらない。また、頻繁に飛ぶ路線のため、逆に、預け荷物が次の便に回されて遅れて出てくるケースが非常に多いことで知られる。

New York 行き Greyhound Bus 体験記

サウスステーションから出るバスの乗り方は、目的地がニューヨーク以外でも似たようなものです。

 

southstationoutside.jpg southstation.jpg
バス乗り場のある建物の入り口からは、チャイナタウンの門が見えます。建物の中は結構きれい。
チケットを乗り場で買うこともできますが、インターネットで買う方が安いかもしれません。

 

monitor.jpg busstop.jpg
たくさんバスが出ているので、掲示板が出ています。
混む時間帯は、乗りきれずに、置いてかれます。焦っていたら、5分くらいして増発便がきました。
乗る時にチケットを回収されます。往復のチケットを両面印刷したら、怒られて回収されました。
あとで、出発直前に運転手からこっそり返してもらえました。顔を覚えていてくれたみたいです。
運転手さんは、白人の背が高くてごつい感じの人でした。

 

burgerking.jpg
途中で、バーガーキングに寄ります。行きも帰りも全く同じとこでした。バーガーキングがこんなに混むのは初めて見ました。

 

Framinghamバス停(たぶんNatick Mall内)に途中で寄る便もあります。
到着時刻はまちまちです、何もなければ4時間半、混む時は6時間ぐらいかかります。

 

NYのバスターミナルの近くには、$1ピザGo!Go!Curryなどがあります。

 

NYのバスターミナルで迷っていたら、親切に案内してくれる黒人の方がいたが、最後に俺はホームレスだ金よこせと言われて、$1払いましたが、おかげで、出発一分前にゲートに到着できたので、今でも感謝しています。