渡航準備

Last-modified: 2013-04-14 (日) 06:25:45

はじめにアメリカに渡ってくる時に必要な情報をここにまとめます。

 

パスポート

お近くのパスポートを発行するところに行ってください。

 

ちなみに、パスポートはかなり大事な身分証です。旅行に不慣れな方で、長崎ハウステンボスパスポートを出発当日の空港に持参した人がいるが、この人は、旅行会社の人に突き放されたようである。
その割には、引っ越ししても住所は書き変えていないが、全く問題ないようだ。まあ、自分で書くだけだけど。

ビザ

3か月以内の観光であれば、アメリカ入国にビザは不要。

 

入国の目的によって必要なビザの種類が違う(学生ならF1、研究者ならJ1などなど)が、
日本にあるアメリカ大使館のページに申請に必要な書類が書いてある。
ウェブ上で面接の予約をして、当日申請書類を持参する。
面接とは名ばかりで、「あなたはこれこれの目的で何日間滞在しますよね?」という質問に
ハイと日本語で答えたら終わりだった。質問が日本語だった人もいる。
観光で入国審査を受ける時ですら、Yes/Noでなく「How long」型の質問なのに、、、甘すぎ(^^;)

 

ビザ発給までのおおよその待ち時間(一時帰国中に取得する人にとっては重要)が、ここでわかります。

 

クレジットカード会社の一つであるVISAカードとは全く別物です。念のため。

安い航空券の取り方(日本で買う時)

Expedia, Skygate, Yahoo Travel, 楽天トラベル, 地球の歩き方.com などで相場を調べる。
上で検索すると様々な旅行会社が出てくるが、あまりにマイナーな所は万が一を考えて避けた方が良いかも。
店舗を持つ、HIS, 阪急交通社などのサイトも調べる。電話しても良い。
JAL, ANAのサイトからの直販でも大して変わらないならそこで買う。
アメリカは、他の未開地域と違って、格安航空券と航空会社からのPEX直販でも大差ないことが多い。
マイルを貯めないなら、米系航空会社のサイトで買うのも手。

 

ちなみに、日本からボストンへの直行便はありませんでしたが、JALで2012年4月から成田ボストン直行便が運行されることになりました。
めでたい。

留学に必要な持ち物

1. パスポート(ビザもちゃんとパスポートにぺたっと貼られてますよね)
2. 航空券
3. 金
4. 元気な自分
あとは何とかなる。

 

出発時間ぎりぎりであわてたために、うっかり空港までの電車にスーツケースを置き忘れてしまい、
実際に上のミニマム装備でフランスのサマースクールで1か月以上過ごした人を知っている。

歯磨き・歯ブラシ・シャンプー・リンス・石鹸・髭剃りなど、すべて現地調達できます。衣類もせいぜい1週間分の着替えを持って行けば十分でしょう。薬もCVSpharmacyなどでほとんど買えます。ノートパソコンは使い慣れたものを1台持参したよいでしょう(通常、変圧器は不要です。要確認)。小型の電気製品(電気シェーバー、ドライアーなど)は変圧器が必要ないものは持って行ってもいいですが、現地調達も可能。
中型以上の家電製品、炊飯器や電気ポットなど、現地調達の方が無難でしょうか。炊飯器はアジア系マーケットに売っています。米などの日本食材も現地で買えます。

お金の持ち込み方

1. トラベラーズチェック
面倒なので嫌いです。
空港で買えます。銀行系の外貨交換所でも買えます。手数料がやや高め。最高額は$50、$100など、最高額は$500。メリットは、万一盗難等にあっても、番号を控えていれば再発行してもらえること。この点は現金よりもはるかに安全です。買ったらすぐに、パスポートのサインと同じサインを書いておきます。実際に使う時に、もう一か所の欄にカウンターサインをします。

 

2. クレジットカード(で買う)
クレジットカードは、最近は、アメリカで銀行口座を開設すれば、デビットカード付きのキャッシュカードがもらえて、それがクレジットカードとほぼ同等に使えるので、あまり必要ありません。ですが、カードの種類によっては使えないこともあるのと、銀行口座と違って電話一本で簡単に解約できるので、余分に持っていても良いかも。VISAカードとMasterカードの両方があればどこでも足りるはず。
また、円建てカードを使うと、為替手数料が1.63%程度かかりますが、例えば、ポイント還元の高いアプティカード(最大1.25%還元)を集中的に使えば、実質為替手数料はかなり抑えられます。
(参考までに、アメリカでドル建クレジットカードを作る場合は、ここここが参考になります。)

クレジット作成について
アメリカでは、信用がないとカードを作れないため、日本からカードを申し込み出来るANA USAかJAL USAで作ることをお勧めします。

  日本から申し込みが出来るカード会社
  ANAUSA
   ・レンタカー損害保険がある。
   ・提携航空会社が多いのでマイルを貯めやすい。(スター アライアンス系列)
   ・申し込み時にキャンペーンコード入力があるため、特典がないか調べておくこと。
  JALUSA  
   ・年会費が20$~で安い。
   ・提携航空会社は少ない 

 

3. 外貨で貯金・引出しできる日本の銀行口座
外貨のままで貯金/引き下ろしできるメジャーな銀行としては、シティバンクやソニーバンクがあります。
ソニーバンクは、為替レートは良いが、半年に一回数千円の手数料がとられるので、そんなに両替しない人には損かも。というわけで、為替手数料1円のシティバンクを使っている人が多い気がします。
もっと裏技もあるようです。野村証券に証券口座を開いて、シティより安い為替手数料で外貨に両替し、無料でシティに外貨で振り込めるそうです。でも高々100万円程度の両替だと、そんなに得しないので、普通にシティバンクだけでいいかも。
*シティバンクの口座は日本の住民票を抜いても維持できます。その際、J-1ビザとかなら、W-8BENという書類を提出するよう言われますが、これを提出すれば、利子の所得をアメリカで確定申告する必要がありませんので楽です。
*シティバンクは海外ATM利用時に$2の手数料(高い!)を徴収するようになりました。(May 11, 2009)

 

4. 銀行の国際キャッシュカード
日本円を預けたままで、アメリカのATMでドルで引き出せる国際キャッシュカードは、新生銀行や、ほとんどのメガバンクで発行できます。新生銀行が発行手数料もかからず、お得な気がします。国際キャッシュカードが得な例としては、(アメリカではなくカナダの話ですが)普通空港でのカナダドルへの両替手数料が10%くらい、往復するだけで20%目減りしますが、新生銀行のキャッシュカードなら、普通に米ドルでおろすのと同じくらいの手数料でした。

 

5. 両替
空港でできます。他には、例えば、Harvard Square駅のAmerican Express Travelなどでもできます。トラベラーズチェックも換金してくれるようです。また、グリーンライン、コープリー駅近くのバンク・オブ・アメリカにも外貨両替専用の窓口があるそうです。場所は駅出口からボイルストンストリートをHynesの方面に向かって行くと右手にあります。

 

実生活上、ほとんどの買い物はクレジットやデビットカードでできます。現金はあまり使わなくて済みます。(たまに現金のみのお店があることはあります)手持ちの現金はせいぜい80ドルぐらいにしておきましょう。

出国/入国審査

観光でも留学でもだいたい次の順。

 

・日本出国
1. 航空会社に荷物を預ける
2. 荷物検査を通過して、搭乗ゲートの方に向かう。
3. 出国審査があるのでパスポートを見せるだけ。
空港には謎の「関所」がいっぱいあるけど、パスポートと旅券を見せとけば大丈夫。と思ってます (^^;)

 

・乗り換え
1. 最近はアメリカでは荷物を自分で載せ換える。つまり、乗り換え地で、X線の荷物チェックを行うようだ。

 

・アメリカ入国
0. 飛行機を降りたら、ダッシュで入国審査へ。他の人を追い越せば、追い越した分だけ早く終わる。
1. 入国審査で指紋を取られる。右手と左手を順にぺたっと置く。最後にカメラに笑顔。
2. 質問「#$%&?」は、1.何日滞在か?,2.入国の目的は?の2つしかたいてい聞かれない。まれに「みなさん家族ですか?」と聞かれることも。ビザ所有の場合は、どんなことをするのか(職種等)細かいことを聞かれる場合があるので、注意
3. あとはターンテーブルで荷物を受け取るだけ、だったはず。

空港からボストン市内までの移動

タクシーが手っ取り早いですが、バスやTを乗り継ぐのも安上がりです。

 

公共交通機関で市内に入る方法は、2通りあります。
1つめは、シルバーラインと呼ばれるバスで、一度サウスステーションまで出るやり方。
Tのレッドラインへは改札を出ずにつながるため、無料で乗り換えできます。
2つめは、まず無料空港シャトルLogan Shuttle の22,33,55番でTのAirport駅まで行くやり方。
違う番号のシャトルに乗ると、変な所につれていかれます。一度間違ってなんかの事務所みたいなところに着いて、そのままシャトルバスで空港に戻って来たことがあります。

 

まれに、怪しいタクシーがいます。タクシー乗り場で、警備員と口論していた運ちゃんがいました。
運悪く並び順で自分の番がそのタクシーに当たりましたが、最後に高い金額を請求されボッたくられました。
今思うと、空港への入場料金を払っていない違法タクシーだったのかもしれません。

安いホテル

ボストンのホテルは宿泊代が異常に高いです。 

 

そんな中で安くてお薦めなのがYWCA Berkeley Residenceです。
個室一泊$60。長期連泊ならさらに安い!おばあさん達が住み着くのもうなずけます。
立地はCopleyに近く最高、ピアノ等あって雰囲気も最高。下の写真は部屋の様子です。

YWCA1small.jpg YWCA2small.jpg

日本人経営のTおばさんの家クインシーハウスも他と比べてかなり安いです。クインシーハウスは普通の一軒家みたいな所でした。息子さんが空港まで迎えに来てくれます。Bathroom共同ですが今振り返ると良い思い出になっています。オーナーさん元気にしてらっしゃるんだろうか。ボストンの宿も日本人経営の上に一泊$60で、ブログもやっています。

 

Tおばさんの家はGreen line B、Boston University West駅の近く。宿泊者はほとんど日本人で、HarvardやMITの留学生や研究者が多いですが、日本人観光客もいます。朝食の無料サービスあり。共用の台所は調理器具・食器がそろい、自由に利用可能で自炊も可能。コインランドリーもあります。短期だけでなく、1箇月以上数か月におよぶ滞在も可能。とにかく便利で、宿泊経験者の評判は上々です。

携帯電話会社の選び方

アメリカの(携帯)電話が必要な理由
こっちで携帯電話を買うことに始めは抵抗があるかもしれませんが、日本の海外対応機種だと、次の問題があります。
1.国際電話になるので、アメリカの人が嫌がってかけてくれない
2.値段が skype と比べるとびっくりするほど高い(100倍以上?)
3.アパート/銀行/大学の事務の登録でも、国際電話ではだめなので、携帯を買って後で連絡するよう言われる
4.ネットでの買物にも国内電話番号の入力が必須(枠が小さい)なことも。
もちろん、とりあえず使うのに便利なので、ホテルの送迎シャトルバスやアパートの大家さんとの交渉に電話するのには便利でした。

 

お薦めの携帯キャリア(電話会社)ランキング
(某ハーバード大学生18才による。4以下はお勧めしないとのこと。)
・1位 - Tmobile:NHなど田舎では繋がりづらい。pay as you go (プリペイド) は10¢/分で最安。
・2位 - Cingular(AT&T):大手だがHarvard(Sq駅の方)ではなぜか入らない。
・3位 - Verizon
・4位 - Sprint
・5位 - Boost:smallなのでボストンを離れると全然使えない。
・番外 - Net10:pay as you go 10¢/分で最安の1つ。
 国際電話も相手が家電話なら15¢/分!ただし交換機が手間。
 故障時のカスタマーサービスが悪いと書き込まれていた。http://www.lowermybills.com
 1回チャージ(最低$15)で30日寿命が延びる。チャージを忘れると番号が使えなくなる。
・番外 - iPhone(AT&T):GPS地図がすごい。パソコンみたいにWebが閲覧でき、日本語の読み書きも自由。Gmailを使えば、PCとメールアカウントを共有できる。TVで行列見ましたが、$400とか高すぎ。お店とかで流れているBGMをiPhoneに「聞かせる」と、誰のどの曲かを教えてくれる。
・番外 - KDDIもリーズナブル。特に日本にかけるのが安い。カスタマーサービスが日本語なので何かある時に楽。
・番外 - HanaCellというのもあるらしいです。
・電波の入り具合はここでチェックできます。
・契約時に数百ドルのデポジットが必要となることもあります。頻繁に電話しない人はプリペイドで十分です。

 

Pay As You Go (プリペイド)携帯を売っている店
・Target, K-martなどのディスカウントストア。Radio Shack, Best Buy などの電気屋。どこも、品数が少なくて偏っていますので注意。透明なプラスチックケースに入って、棚にぶら下げられてます。
・レジでIDを見せろと言われたこともあるし、言われなかったこともある。店員なんていい加減である。もちろんIDを見せなかった場合も、電話はちゃんと使えた。
・AirTime(チャージするカード)はCVSなどでも売ってます。レシートのパスワードだけが大事なので、Radio Shackなどではカードが置いてなくても、レジで頼めば買えます。

 

プリペイドで安くあげる方法
・一分あたりが最安なのは、10¢/分のプラン。Tmobile, Net10, その他。
・ただし、旅行など短期滞在の場合には、本体が無料のものを買った方がトータルで得かも知れない。旅行中の待ち合わせの連絡にしか使わないなら、念のため一回分のAirtimeを買っても$50もいかないはず。
・「電話なんて全然使わない」という人でも、毎月一回は最低料金をチャージする必要があるため、使える通話時間がどんどんたまってしまう。そんな Emergency-Onlyな人は、例えば、Virgin Mobile であれば、最低料金が90日に一回$20なので安あがりになる。T-mobile To Goも最低料金が安い。

 

無料国際電話 Skype
ネットにつながれたパソコン同士なら、Skypeで無料で話せます。

 

Do not call registry
アメリカでは、電話が相手からかかってきて応答する時にもお金がかかる。
迷惑電話がかかってこないようにするには、自分の電話番号を Do not call registry に登録すれば良い。
登録した日から5年間有効。

電気/ガス/水道/電話・ケーブルTV・インターネット開設

まず、おおやさんに聞きましょう。

 

インターネット&ケーブルテレビ会社はComcastとVerizonとRCNとEarthlinkがある。

RCNは1年のディスカウント期間が過ぎると一気に支払が高額になりますが、私の場合、ちょうどディスカウントが終わる時に電話したら、ディスカウントが終わって次の月に電話すれば、一年契約でまたディスカウントをくれるといわれました。つまり、一ヶ月だけ普通料金になるけれども、今までどおりの料金にしてくれるということです。ただ私は引っ越す予定だったので、一年契約はしたくないと伝えると、ローカルオフィスに電話すれば、特別にディスカウントをもらえるかもしれないといわれ電話したところ、契約なしで半年のディスカウントをもらえました。

 

冬の光熱費は半端じゃないので、アパートを借りるなら、光熱費込にした方が良い。

 

ボストン近辺(たぶんアメリカどこでも)では、水道水はそのまま飲めます。
ペットボトル水よりも、歯が丈夫になる上、環境にも財布にも優しいので、絶対Tap Waterを飲みましょう。(古いアパートの場合は、水道水が茶色く、さびが混入している場合があるので、浄水器が必要です。)

アパート探し

自分のように英語の電話が下手だとアパート探しは大変ですが、
BICの掲示板で日本語で見つかると楽です。
掲示板に情報を出す人は、
1.シェアする場合、相手が居ない間の家賃を、今住む人が払わないといけない
2.一年契約なので後釜を見付けないと、一年分払わされる
などが動機となって利用するようです。
まれに、頻繁に書き込んでいる怪しい人もいますので、信用しすぎないようにしましょう。
言葉が通じるということは、微妙なニュアンスを要する詐欺も通じるということです。
日本人はバークリー音楽学校の方が多いみたいですね。
日本人だと、実際に会わないでも借りられるかもしれません。

 

ルームシェアならcraigslistが圧倒的に情報が多いです。
逆に多すぎて、ピンポイントでharvard squareなどで検索しないと絞りきれません。
電話でなくe-mailの連絡先がのっていて、助かったりします。
こちらも審査されるので、自己紹介文を用意しとけば、使いまわせます。
目安として$700も払えば十分良いところに住めると聞きました。
$475の部屋はタバコ臭くて狭かったです。

 

日本にいながら決めたいなら、手数料をとられるが不動産屋も使える。
HP上に掲載されている物件は広告上の便宜的なもので既に売約済み
であることが多く、直接問い合わせないと詳細情報を得られない。
また Coldwell Banker という不動産屋には、見やすい地元の地図が
置いてあるので、支店を見つけたらただで貰うと良い。

 

研究者向けにはDr. Kazuの掲示板やHMJのメーリングリストがあります。
HMJは、お医者さん対象なので、BlooklineなどLongwood側の情報が多く、相場も$1500-1800と高め。

 

このほかに、エイブルなど日本の不動産会社のボストン支社があります。
やや高めの物件を扱っていますし、手数料も取られますが、安心感はあります。

以下、日系不動産屋リスト
エイブル
三笠グローバル不動産
Urban Realty
E-Flat Realty
オリエンタルコネクション(あぱまん情報)

 

(個人的感想)
Urban Realty、E-Flat Realty、オリエンタルコネクション(あぱまん情報)の3社と連絡をとりましたが、
Urban Realty、E-Flat Realtyの2社は対応がとても良かったです。オリエンタルコネクション(あぱまん情報)は、周りで良い評判を聞きません(2013/4)

 

Harvardの方でしたら、大学所有のアパートもあります。
まだIDがないと登録に数日かかります。だいたい月$1250-$2000くらいです。
研究者なら外国人でも許容してくれる大家さんというのが
大学近くにわりといて、家具つき月払いだったりして、交渉も楽です。

 

ボストンには、悪徳な大家さんもちょくちょくいるそうです。
最初に大家さんに対してまとめて払うお金は、家賃3か月分までが限度と法律で定められています。
(入居する月の家賃/最後の月の家賃/一ヶ月分の家賃に匹敵するセキュリティーデポジット)
それ以上の金額を払わされた人は、残念ながらカモられています。
日本でも同じですが、慎重な人は、最初に壊れているところを写真で撮り内容証明郵便で大家さんに送りつけておきます。そうすれば、最後に部屋を出る時に、その壊れた所を理由にセキュリティーデポジットを余分に取られずに済みます。
住み始めてから、大家さんが壊れた部分を頼んだのになかなか修理してくれない場合は、自分で勝手に修理を頼んで、修理代とホテル代を後から大家さんに請求することができ、家賃から引く形にすることも可能です。ただし、ややこしいので弁護士に相談した方が良いかもしれません。
法律に関して、もっと詳しい情報がここにあります。

治安

一般に、南に行くほど危ないといわれています。
場所別に詳しい情報は「ボストンの治安」を見てください。

銀行開設

大学のID(または Form I-20 または DS-2019)とパスポートのみで通常開設できる。
あと、たまに郵便が届くのでアメリカに住所が必要。記入するだけなのでアパートを借りてれば問題ない。

 

大きくて、ボストンを離れても使える、Bank of Americaを勧めます。
最近は、Citi Bankの店舗もボストン界隈に増えつつあるみたいです(口座維持費が高い?)。
また、MA近辺にしか支店がありませんが、口座維持費が無料のCitizens Bankもあります。

 

以下、バンカメを例に説明してみます。

 

開設の際の応対は、とにかく客ですので親切でした。カードがデフォルトでDebit Cardとしても使えるので便利。このバンカメのDebit Cardで日本の郵便局でも引き出せるそうです。

 

家賃をチェックで払ったり、買い物にDebit Cardを使う人は、Checking Accountは必須。
Saving Accountは利子がつきますが、自分のようにいつも数十万しか貯金がない人は、年に百円程度しかつかないので、手間なので無くても良いかも。あと、学生証が無い人はSaving Accountには口座維持費がかかります。未確認ですが、Saving Accountがないと、ネットバンキングができないかも。

 

*研究員でも学生証そっくりのIDを見せたら、バンカメのSaving Accountの維持費は無料になりました。一年たったらそれが切れていて、口座維持費が毎月$3引かれていましたが、それなら口座を閉じると怒鳴りこんだところ、とられた口座維持費2ヶ月分が返ってきました。さらに、新しいIDに印刷された期限が間違っていて(?)異常に長かったため、その5年後の期限まで口座維持費が無料になりました。

 

余談ですが、なるべく家族とのJoint Accountにした方が良いという考えもあります。
万が一本人が死んだ時に、一年半くらいかけて遺産処理しないと、親ですらお金を引き出すことはできません。借金とかがある可能性があるので、クレジットヒストリーとかを調べるのにそのくらいかかるみたいです。ですので、親が訪ねて来たときに、一緒に銀行へ行って、Joint Accountに切り替えておけば、万が一の時の弁護士費用、裁判所費用を節約できます。

 

お金を入金するには、日本のようにATMではなく、テラーで預けるのが普通です。
以下、入金に関する失敗談の投稿です。

先日、初めてチェックで支払いをしました。家賃を払うためにおそるおそる大家さんの名前を書いてサインしました。それは問題ないのですが、、、。

家賃をChecking Accountに入金するためにATMでお金を預けたところ、日本のATMのようにきれいに札束を受け付けてくれませんでした。画面をよく見ると、封筒に入れて預けるようにと表示されていました。自動でお札を数えるのでなく、ATMはただのポスト代わりで、どうやら人が後で回収するようです。ATMで預けると入金完了までに時間がかかる、と口座開設の際に説明されましたが、その意味がようやくわかりました。

 

気がついた時にはすでに$600をどぶに捨てたような状態でした。お札がつまって、ATMの警報がなりましたが、誰も来ず、再び静かになりました。途方に暮れ、受付の人に封筒を使わなかったとたどたどしく伝えたところ、すぐに状況を理解してくれたようでした。

 

まず、カードを出すようにいわれました。あわてていたためか、誤ってCITIBANKのカードを出してしまったところ、「そちらの銀行も立派な銀行でございますね」みたいなコメントをされました。カードを出すと、パソコンで何か調べ始めました。

 

銀行員によれば、2つの場所に分散してあるATMのうち、僕が使ったATMは別の会社に管理を委託してるので、すぐには調べられないが、CashをそのままATMにほおりこんでも、きちんと調べて入金するので問題ないと言われました。”封筒を使わずに預ける人はあなたの他には絶対いないので”、調べれば誰が現金をそのまま放り込んだのかわかるから、大丈夫だと、ほかのお客さんが見つめる中言われました。原始人を見るかのような目つきで周囲の人に見られていたと感じました。結局、応対してくれた人の名刺をもらって帰りました。

 

お札がつまって、Transaction incompleteと表示されてレシートがもらえなかったので、心配でしたが先ほど入金をオンラインで確認できました。普通のDepositでなく変な明細になってました。

 

後日、入金確認の手紙が異例にも届きました。

在留届

日本大使館への在留届はここから電子的に提出できます。
長期間滞在する人は必ず提出しましょう。

SSN(Social Security Number)の取得

SSNは、税金やクレジットスコアなどを管理するためにアメリカ人なら誰でももっている背番号です。
パスポートやビザ関係の書類と、仕事をして給与をもらう証明書等を持ってSocial Security Administration Officeに行けば発行してもらえます。
例えば、ボストン界隈では以下の2か所にあります。

 

Red Line の Davis Square駅にあるオフィス
240 Elm Street, Somerville, MA 02144
Open 9am-4pm

 

Green または Orange Line の North Station駅にあるオフィス
Thomas P.O'Neill Building
10 Causeway st., Room 148, 1st floor, Boston, MA 02222
Open 9am-3:30pm
(2011-1108 3時半まででした。他のオフィスも確認してからお出かけした方が良いと思いました)

 

他のオフィスはここにのっています。