新井英夫(DANCE-LABO KARADAKARA) (あらいひでお (だんすらぼ からだから))

Last-modified: 2022-11-10 (木) 13:07:08

新井英夫 photo
photo:落田伸哉

 

連絡先 / 制作

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略歴
 1966年埼玉県生まれ。87~96年まで、綜合的身体表現グループ「電気曲馬団」を主宰、まちや風景と直接関わる身体表現の可能性を探索、大道芸ダンス・十五夜野外劇・都内廃校小学校体育館ダンス公演・銭湯寄席などをすべて「投げ銭形式」で行う。97年より独学で本格的にダンス活動を開始。現在まで、カナダ・マレーシア・ハンガリー・ドイツ等と国内各所で公演。海外のダンサー・音楽家・美術家・映像作家ら(カナダ・米国・オーストリア)との滞在型共同制作活動も多数。身体技法として89~98年野口体操を創始者野口三千三にその没年まで直接学ぶ機会を得る。動きのみならず、その自然哲学全般に大きな影響を受ける。公演活動と併行して、野口体操とそこから発想した動き・音・空間造形を連関させた身体ワークショップを幼稚園児・小中学生・高校生・大学生・一般市民・老人・障がいをもつ人などを対象に幅広く行っている。06年より山形大学 地域教育文化学部非常勤講師として「身体と芸術」を担当。 
コンセプト

  • ダンスについて:
     1)一期一会の人と場との出会いという一回性、2)演者も観客も生身の身体をもって対峙するというライヴな同時空の身体性、3)言葉によらないダイレクトなコミュニケーションが可能な交感性。この3点をダンス表現の特質として大切にしている。そこから年中行事や民俗儀礼に倣ったサイトスペシフィクなダンス(劇場以外の既存空間での借景ダンス)、データ再生でない生演奏(尺八・琵琶・パイプオルガン等)・ライブペインティング等を不可分な要素としたダンス、異文化間・異世代間・異コミュニティ間の「かけはし」となるダンス、以上のようなプロジェクトを多く手がけている。
  • ワークショップについて:
    従来のダンススキルの概念に囚われない創造可能性の開拓、双方向かつ恊働の創造可能性の開拓、都市化に対する身体性の回復、関係から生まれる「即興」による創造可能性の開拓、以上を主なテーマに「いまダンスに何ができるのか?」を試行する現場として自身のワークシヨップ活動を位置づけている。

今後行いたい公演や活動
 以下、理想と妄想をない交ぜにして…。
 グローバリズムや市場原理から距離をおいたもうひとつのダンス。「○○ができない」というようなことが新たな可能性に変わるダンス。ふだんダンス公演に来ないような人に向けてのダンス。未だダンスが行われていないような場所でのダンス。話の通じない人とも通じ合えるダンス。百年前の人にも百年後の人にも伝わるようなダンス。おいしい食べ物みたいに理屈のいらないダンス。音だけの耳で楽しむダンス。触感だけで楽しむダンス。電気エネルギーに一切頼らないダンス。すべてが出演者ですべてが観客のダンス。ケンカしている人どうしが仲良くなれるようなダンス。病気で困っている人が元気になるようなダンス。貧乏な人もお金待ちの人も観られるダンス。生きている人と死んでしまった人をつなぐためのダンス。動物とおどるダンス。植物とおどるダンス。風景とおどるダンス。宇宙とおどるダンス。
 ひっくるめて言えば自分も他者もみんなが、今ここで生きていて出会えたことを「ことほぐ」ようなダンス。

 

上演可能な作品
作品ダイジェスト動画再生

実施可能なワークショップ・アウトリーチ活動

 

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