Obby(オビー)は、Robloxのゲームジャンルの一つ。「Obstacle Course」の略で、日本語に直せば障害物レース、わかりやすく言うとアスレチック。
概要
Robloxがサービス開始した2006年から存在している古参ジャンルで、内容は非常に簡素なアスレチックコース(例えば、宙に浮いた足場に飛び乗って反対側のチェックポイントに移るなど)であるが、そのシンプルさとコース自体が他のTycoonなどよりも作りやすく、ルール説明も簡単なことから、現在では大量のコースが発表されている。ObbyのプレイヤーはObbyistと呼ばれる。
その歴史の古さから、タイプにも色々と種類があり細かい。その中でも巨大なのが脱出型である(後述)。
Obbyの種類
シンプル型
最もシンプルで、最も古くから存在するObby。ただ単にクリアしていくだけで、非常に作りやすいため、よく量産される。「Easy Obby」のようなタイトルがよく見られ、コース数はとても多い(基本的に100以上。多いものでは1000を超える)。
Obbyをクリアするとなんらかの報酬があり、主にスピードコイル(手に持つと走るスピードが上がるアイテム)や重力コイル(手に持つとジャンプ力が上がるアイテム)などが配られる。
脱出型
2008年頃から流行し始め、2010年代に入ってから黄金期に入ったジャンル。なにかしらの場所*1から脱出するタイプで、製作者やそのコースの数は非常に多いものの、大抵はその建物の中で最も階級が高い人物(学校なら校長、おばあちゃんの家ならおばあちゃん)から逃れるために脱出を図るというものである。その後の展開も一致しているものが多く、大体は誰かに一度捕まってしまう。そのまま体内に入りこみ、体内から脱出するというものである。
ただし、2021年に「Escape Papa Pizza's Pizzeria」が発表されて以降はホラー系のマップが流行り始め、前述の展開とは一部一致しないものも多くなった。内容は、後半の体内のパートがなくなり、主人公が敵に追いかけ回されるというものに変更されている。捕まるとジャンプスケアが発生してゲームオーバーとなる。
また、これまでのクリア時間は大体10分程度であったが、2018年秋に「Rob the Mr Rich's Mansion Obby」が発表されてからはクリア時間が30分から1時間などの長編Obbyも多くなった。
Obby自体は他のものと同じであるが、やはり障害物がそのステージに合ったものになっている(学校なら鉛筆など)。またチェックポイントには味方キャラがいて今の状況を説明してくれる、というものも多い。
タワー型
2010年代後半に「Juke's Towers of Hell(旧名:「Kiddie's Towers of Hell」)」が発表されたのが始まりで、「Tower of Hell」が発表されて大ヒットしたことで流行り始めた。内容はObbyを縦型にしてタワー型にしたもので、落下すると運が悪ければ最下層まで落ちてしまう。これらのゲームには大抵チェックポイントが存在しない。基本的にはプレイヤーを落下させることでプレイヤーへイライラを溜めることを目的としているが、単に難しいだけのObbyや、ギミックに溶岩(触れると即死)が設置されているものもある。
Juke's Towers of Hell
「Robloxの中で最も難しいゲームの1つ」を謳っており、実際難しい。ゲーム内には数々の「タワー」があり、それぞれをクリアしていくことでエネルギーが溜まっていく。エネルギーを溜めることで他のエリアが解放される。
ティア型
進んでいくごとにだんだん難易度が上がっていく、タワー型の派生。
スピードラン型
速くクリアしなければならないObby。「Flood Escape 2」が有名で、それは速くクリアしていかないとどんどんマップ内に水が溜まっていってしまうものである。
難易度上昇型
「ティア型」の元となったとも考えられる、進んでいくうちにどんどん難易度が上がっていくObby。タワーではなく横の普通のObbyである。
難易度はほとんど「Juke's~」に沿っているが、独自の難易度を追加したものも多い。
その他のObby
「1回しかジャンプできない」「そもそもジャンプができない」などの制約を課す「制約型」や、クリアしていくごとに管理者権限(アドミン)を与えていく「権限型」、Obbyを作成できる「作成型」もある。