2016年11月の結果発表です。
なお、点数は評価提出者による点数です。
赤字は講評対象者になります。
席次 | 曲名 | 作者 | 点数 | 平均 | 主催コメント |
1 | Never Look Back in Sorrow | 蛇輔 | 9 8 7 7 6 | 7.40 | (講評にてコメント) |
2 | Last Song | G2 | 10 8 8 7 7 | 8.00 | 低速の入りが若干見えにくく惜しい感じがしますが、グッと遅くした低速の雰囲気はゾワゾワくるものがありました。 前半の見た目16分の配置は叩いていて楽しいですが、ときたま入る32分などはいらないかも。加速後はもう少し分かりやすい配置だとよりよいでしょう。 |
3 | Never Look Back in Sorrow | elahen800 | 9 8 8 7 5 | 7.40 | 配置にもこだわっているなあと感じさせる部分があり、全体的にも音合わせを中心として丁寧に作らえている譜面です。 12分が若干物議を醸す印象がありますが、それ以外の細かい工夫である32分などは悪くないと思います。 他の譜面でもそうですが、個人的には64小節目からのパートはもう少し何か欲しいかなあとか。 |
4 | Last Song | バター | 9 8 7 6 | 7.50 | 低速に入る前の譜面はかなりのもので、相当よく作られているなあと感じました。 逆に、加速地帯後の部分はギターに頼りすぎてしまい不安定な譜面に。もう少しドラムに頼ってあげましょう。 イントロももう少しだけとっつきやすくしてあげるとよりよくなると思います。 |
5 | Come Back Alive | かねかい | 7 7 | 7.00 | 丁寧に作られている譜面だと感じます。ドラムを中心にしっかりと取っておりパッとわかるミスも少ないです。 この曲ならばせっかく面白いギターが沢山あるので、そっちの方にもう少し耳を傾けてあげてもよいと思います。 |
6 | Last Song | Sir | 8 7 7 7 6 | 7.00 | 全体として無理をせず要所要所しっかりと作っているため好印象を抱くことができました。 加速地帯や全体的な視覚的要素、配置などにもう一工夫あるとかなり良いものになっていくでしょう。 |
7 | Never Look Back in Sorrow | 夜桜ヨッシー | 7 7 6 6 6 | 6.40 | 非常にシンプルな感じの譜面ですが、押さえる部分はしっかりと押さえている感じがして好印象です。 その反面、もう少し一工夫派手な仕上がりにした方が、この曲らしさが出るんじゃないかなあと思います。 |
8 | Come Back Alive | ばしーた | 7 7 | 7.00 | 大体がよくできているのですがたまによく分からない音符間隔や不要なハネリズムがあるのが玉に瑕といったところ。 あまり無理をしないで曲に忠実にしていく方がいいこともあります。リズムよりも配置で勝負しましょう。 |
9 | Last Song | マジあり | 7 7 6 6 5 | 6.20 | あえて詰めているフィーリングは聴いている分には悪くないような気もしますが、やはり曲的に無理しすぎな部分もあるかなと思います。 加速地帯などはとてもよく表現がなされていると感じました。局所的にきつい配置を減らすだけでも全体の印象がかなり良くなるでしょう。 |
10 | Come Back Alive | ふわふわ | 8 5 5 | 6.00 | 様々な演出や工夫があり面白い譜面ではありますが、もう少しプレイヤー視点に立った譜面でもいいかもしれません。 音取などはそれなりにできており、ハネリズムを駆使した地帯も発想としては悪くないと思います。16分はもう少し減らしてもよいかも。 |
11 | Never Look Back in Sorrow | ちぃ | 7 6 6 5 | 6.00 | 前半や終盤はもう少しドラムやギターなどを取って盛り上げてやった方が中盤との兼ね合いが良くなると思います。 高速で裁かせる地帯は、16分などは悪くないと思うのですが、やはり大音符は無理をしないのが吉です。 |
12 | Last Song | ゑんどろす | 6 6 6 5 4 | 5.40 | 前半はやはり少々流れが悪いような気がします。音符の塊同士の間合いがまちまちで不安定な印象を受けます。 加速地帯ももう一工夫何か欲しいところ。ギター音やドラム音を無理に詰めすぎないことも大事だと思います。 |
13 | Last Song | tomograph | 8 6 5 5 4 | 5.60 | こういう曲で無理に工夫をしようとして音を敢えて外すと違和感が凄いので、まずは曲を意識してしっかりと音合わせを。 加速地帯終了後の一帯がかなりずば抜けて難しい印象ですが、盛り上げたい部分はここだけでしょうか? 一か所だけ突飛な難易度や配置にすると全体的なバランスが崩れやすいというところに注意したいですね。 |
14 | Never Look Back in Sorrow | 夢見霊結 | 6 5 5 5 5 | 5.20 | 無理に音を強調しようとしているためか、大音符を使いすぎてしまっているように思います。 叩き心地に影響が出てしまうレベルなので、ドンカツの小音符だけで音の強弱を表現することを意識しましょう。 |
優秀譜面講評
・Never Look Back in Sorrow / 蛇輔
音取やソフランのような譜面を構成する基本要素を押さえた譜面になっている。
中盤のギター地帯をソフラン&複合的な配置にすることで曲をしっかりと生かした展開に仕上がっているが良い点である。
実際に基本的な点で言えばほぼ欠点のない譜面であると言えよう。
低速前の57小節は222222225~という配置になっているが、これはとてもうまい誤魔化し方で、音を取ってしまうと後半がうまくいきにくいが、
連打にしてしまうことで低速への繋ぎとしても適切な仕上がりになっている。
また、低速に関しては、この譜面以外はほとんどベース音を取るだけに終わってしまっていたが、
この譜面に関しては3連符などを一部配置するなどの工夫が見られるのが良い点である。(個人的にはもう少し密度があってもいいような気もするが)
ギターのチョーキングを24分で表現するのも案外悪くなく、ウィットに富んでいる。
総評
今月はU8等の大会にも被ってしまい多忙ではあったと思いますが、多くの方の参加ありがとうございました。
評価こそ難しかったのでやや少ないですが、参加者がこれだけ集まったのはいいことかなと思います。
今回の曲は全体的にBPMの変化や変拍子などが多く、体裁を整えるだけでも大変かと思いましたが、
その割にはほとんどの譜面がBPMや小節線などをしっかりと設定できていたように感じます。
しかし、ギターとドラムの音取やフィーリングは多くの方にとってやはり課題となっていきそうです。
12月は主催多忙&他大会との兼ね合いも考えてお休みにしたいと思います。
また2017年のmonth.tjaでお会いしましょう。