イベント/Month.tja/2016年7月結果発表

2016年7月の結果発表です。
なお、点数は評価提出者による点数です。
赤字は講評対象者になります。

席次	曲名	作者	点数	平均	主催コメント
1	Ha Na Bi	G2	10 9 8 8 7 7	8.17	（講評にてコメント）
2	In The Breeze	bubutack	10 9 9 8 8 6	8.33	ばしーたさんのもそうですが、イントロあたりの譜面の妙なズレはやはり曰くつき…？自分で作ったときはそれほど感じませんでしたが。 丁寧に作られており作者の実力が分かる譜面でしたが、「ここはとるのにあそこはとらないの？」みたいな配置が諸所あったのが少し残念です。 全体としては構成がよくなられており、気持ちの良い譜面になっています。24小節目の32分、いいですね。
3	Bounce Bounce Bounce	ドカン	9 8 8 8 7 7	7.83	譜面の構成はよくできていると思います。大音符が掛け声に合わせて入るのは面白いですね。 シンセ音の音取が24分が32分になっていたりと惜しい部分がありますが、それを差し引いても丁寧に作られた良譜面です。
4	Bounce Bounce Bounce	バター	9 8 8 7 7	7.80	音取の精度の良し悪しは置いておくとして、曲になるべく合わせようとしている姿勢は評価できるものがあります。 スクロールを使っていることで扁平になりがちな譜面に少し色を付けられているのがいい点です。
5	In The Breeze	せいてん	8 8 7 7 7 6	7.17	こういう配置をするのかあ、と興味を惹かれる譜面でした。32分で攻めるのもいいですが、もう少し音に準拠してもいいと感じます。 スクロールをふんだんに使って盛り上がりを意識しているのはとても良いことだと思いますが、やや使い過ぎ？ GOGOの演出も相まって、やや表現過多になってしまっているのは惜しい点です。
6	Ha Na Bi	かねかい	8 7 7 7 6	7.00	やや地味ではありますが、丁寧に作ったんだなあということが伝わってくる譜面です。 ですが、やはりこれだけ面白い音のある曲ですからもう少し攻めた配置があっても面白かったかもしれません。 落ち着いた譜面だからというのもり、終盤の盛り上がりはちゃんと盛り上がりがあって良いなあと感じます。
7	Bounce Bounce Bounce	まみむめも	9 7 7 6 6 6	6.83	音をしっかりと取っており、自分なりの配置の工夫が多くありいいなあと思います。 中盤の休憩地帯になる部分がやや残念という点、そして全体的に緩急が薄い点が伸びしろかもしれません。
8	In The Breeze	～かゑで～	9 7 6 5 5 5	6.17	基本的に良譜面だと思うのですが、もう少し全体的に"崩し"て遊んであげてもよいと思います。 また、大音符が必要以上に多かったりピンとこない場所に配置されていたのもやや惜しいかったです。
9	Ha Na Bi	ゑんどろす	8 8 7 6 5	6.80	この曲は違う種類の音がはっきりと分かれている曲です。そういう意味ではもう少し一意的に配置しない工夫があってもよかったかもしれません。 パートごとで急激に音の取り方を変えたりしているため、流れが汲みにくくなってしまっています。 また、これは余談かもしれませんが、もう一段階しっかりとBPM等を合わせてあげるだけでも印象は上がりそうです。
10	In The Breeze	Wedge	7 7 6 6 5	6.20	この譜面は、～かゑで～さんのIn The Breezeとはまさに正反対で、遊び過ぎという点が仇になってしまっています。 やはり取れる部分をたくさん取るわけではなく、ドラム肉付けしていく程度がこの曲では理想なのではないでしょうか。
11	Bounce Bounce Bounce	夜桜ヨッシー	8 6 6 5 5	6.00	表面的な音をさらうだけになってしまっている感じのある譜面ですが、全く悪い譜面ではないと思います。 ただ付点8分のリズムにとらわれ過ぎてしまっているのはやはりくどくなってしまっている一つの理由かもしれません。
12	Bounce Bounce Bounce	黄昏@のんたそ	7 6 5 5 5 4	5.33	大音符は、多少なりとも配慮はされているもののやや見栄えや叩き心地は良くなかったのでしょうか。 全体的にそれほど悪くないとも思いますが、ボーカル合わせがやや目立ってしまったのも惜しい点かもしれません。
13	In The Breeze	ばしーた	6 5 5 5 4	5.00	やはりこれはどうしても無理矢理感が否めませんね。諸所の配置は悪くないのですが…。 どのような意図があったのかなんとなく気になります。ちゃっかり573コンボなのがシュールです。

優秀譜面講評

・Ha Na Bi / G2

まず、この曲でしっかり譜面を作り上げたことに評価できる。
多少の音ズレは残っているものの、しっかりと合わせようとしていることは好印象である。
また、曲で鳴っている三味線の音を最大限に生かし、攻撃的な配置で攻めている点が良い。
音取の面では、もう少しドラム的な部分も加味できているとさらに良くなると感じたが、
展開はなかなかよく表現されているなあという風に思っている。
しかし、正直なところ、完璧な譜面かといえばそうでもなく、まだまだ伸びしろがあるように思える。
ズレはまだまだ直せる余地があり、音取も、例えば、カツから始まるのはやや"抜けて"しまっている印象がある。
そういう意味も含めて、作者の今後に期待がかかる一作だといえる。

総評

今月も多くの方に参加をしていただき感謝です。

3曲ともかなり違う傾向の曲であり、それぞれ難しさがあったと思いますがいかがだったでしょうか。
特にHa Na Biの創作難易度は突出しており難しかったのではないかなと思います。
どの曲もやはり音取が重要であり、かなり多くの譜面に音取のミスがあったかなという印象が残っています。
しかしながら、段々と全体のレベルも上がってきていると感じられました。

では、また9月にお会いしましょう。