ホルスタイン
ふぅ、また失敗…
でも、あきらめませんよ~
ホルスタイン
絶対に、ニホンカワウソさんが
元気になるような牛乳を作るんです!
ヤク
ふふ、楽しそうね
オーロックス
ああ いつものホルスタインだ
オーロックス
心配する必要は、もう無さそうだな
ヤク
…んんっ うーん
オーロックス
ふぁ~ しまった、寝ちまったか…
ホルスタイン
おふたりともおはようございます!
ホルスタイン
朝一番の牛乳はいかがですか?
ヤク
ありがとう、いただくね
オーロックス
そうだな これを飲んだら、
また牛乳づくりの続きをしようぜ!
オーロックス&ヤク
ゴクッ…ゴクッ…
オーロックス&ヤク
!!!!
オーロックス
な、なんだこの牛乳は…!
いや、本当にこれは牛乳なのか!?
オーロックス
口に含んだときに広がる自然な甘さ…
同時に膨らむフワッとしたまろやかさ…
ヤク
飲み込んだ後に鼻から抜けていくのは
高原の香り…………
ヤク
目を閉じれば草海原が見えるようで、
思わず駆け出してしまいたくなるわ
オーロックス
そうなんだよ なんかこう、まるで体の中から
お日様がグーンと上ってくるみたいで…
オーロックス
うおぉ───っ!
サンラーイズ!
ヤク
ホルスタイン!
まさか、この牛乳──
ホルスタイン
はい、完成しました!
ホルスタイン
新年MAXサンライズ牛乳です!